人狼物語 執事国


59 アポトーシス-雪解けの合図-

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書生 ハーヴェイ

─階上─

[階上の廊下で、23時の時を聞く。

揺らぐ気配。馴染みの気配。
──魂の、消える気配だ。]


──…な、に…?

[悲鳴に、目を覆う手がびくりと震える。>>2
目から手を下ろし、怯えたように階下を見遣った。]

(3) 2010/03/21(日) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

─階上・現在─

──… ……!

[狂ったような哄笑が、階上まで響いてくる。>>4
痛ましい花嫁姿に、思わず足が出た。]


 … キャロ……ッ…

[名を呼ぶ声は、やはり途中で止まる。
周囲に散った白い花弁は、死者を悼む雪のよう。>>2

(15) 2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ

………。

[ヒューバートの遺した、作業台に歩み寄る。

華やかな春の花をあしらった、一枚の布。
きっと彼の愛娘のためのものだろう。
それを手に、ステラの元へと歩み寄った。]

(16) 2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ

…、これを。
かけて、…あげて。

そのままじゃ、── こごえてしまうだろ。

[短く、そう告げる。]

(17) 2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ

───…。

[墓守が、陰鬱な声で消えた男へと語りかける。

そちらを見ようともせず、ましてや、
ギルバートの消えた方を見ることもない。]

(18) 2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ


ありがとう、…ステラ。

[シスター、ではなく。
名で呼びかけた小さな声は、聞こえたか。
それ以上を言うことはなく、彼女たちが暖炉へと歩み寄る様子を見守った。

白いドレス。
僅かに歪んだ表情を、俯いて隠す。]

(21) 2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ

──…。

[暖炉へと向かう背中を、ただ視線だけが追いかける。>>23
やつれて見える白いドレスの姿に、痛みを堪えるように眉根が寄った。

行方の曖昧なステラの言葉には、沈黙が返る。
ただ、こちらを見るのならば視線を*逸らしはしないつもりで*]

(28) 2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/03/22(月) (眠る時間)

書生 ハーヴェイ

…、…

[ステラの言葉に、びくりと怯えたような足が止まる。>>29
一度。二度と首を振り、もう一度二人を見た。

そうして、足を踏み出す。]

… ……。

[暫くの間。黙って耳を傾けたのは、やさしい子守唄。
そうして、嘆きに沈む純白の花嫁を見つめていた。]

(30) 2010/03/22(月) (起きている時間)

書生 ハーヴェイ


 (…かみさま)

[口の形だけが、そう紡ぐ。]

(31) 2010/03/22(月) (起きている時間)

書生 ハーヴェイ


  (──…かみさま)

[音なき音。
小さな囁きに押されるようにして、躊躇いがちな手を伸ばす。

そっと触れたのは、乱れた長い髪。
それを整えるように、指で撫で梳く。

怯えたように、悼むように、

  ──いつか、遠い日に微笑んでそうしたように。]

(32) 2010/03/22(月) (起きている時間)

書生 ハーヴェイ


 …キャロル…?


[呼びかけたのは、ちいさなこえ。
指に触れたスノウドロップに、僅かに目を*伏せた*]

(33) 2010/03/22(月) (起きている時間)

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/03/22(月) (起きている時間)

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/03/22(月) (働く時間)

書生 ハーヴェイ

……っ…

[一瞬。
髪を撫で梳く手が止まる。>>37

ぼんやりと、無邪気な瞳と視線が合うと
僅かに口元が震えた。]

(39) 2010/03/22(月) (働く時間)

書生 ハーヴェイ



──…僕は…、

[言葉の端が消え去る。
床には、無残に千切れた白い花が散らばっていた。]

(40) 2010/03/22(月) (働く時間)

書生 ハーヴェイ

…… ………。

[何度か開きかけた口は、言葉を紡げずに震えて閉じる。
抱き寄せるように一瞬伸びかけた手の先が、中途で拳に握られて止まった。]

[そのまま力なく落ちた拳の先だけが、白い。]

(41) 2010/03/22(月) (働く時間)

書生 ハーヴェイ


 ……キャロル。

うん。
僕の─…一番大切なひとの、名前なんだ。

[幼子に言うように告げて、微かに笑った。>>38**]

(42) 2010/03/22(月) (働く時間)

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/03/22(月) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2010/03/22(月) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

─集会場暖炉前・少し前─

………。

[ステラの寂しげな微笑に、僅かに視線を落とす。>>50
それでも、穏やかな音色に誘われるように傍に添えば、
懐かしくも感じられる空気に、少しだけ肩の力が抜けた。]


…ありがとう、ステラ。

[もう一度小さく繰り返す。
呼びかけは、遠い日の名のままに。]

(63) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

─集会場暖炉前・現在─

あ、ああ…。
ありがとう、コーネリアス。


[差し出されるココアを受け取る。
後ろに続くユージーンとの空気に僅かに眉を顰めて、二人を見遣った。]

…キャロル?

[ステラが勧める>>56ココアを口に出来るだろうかと、
いとけない少女のように微笑む姿を、僅かに覗き込む。]

(64) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

…………。

[ココアに、自らを覗き込む。
久しぶりに口にした「兄」の名前に、苦みを帯びた表情が一瞬過ぎった。

そうして、長い話を聴く。]

…、そう。

[死後の話に口を差し挟むことはしない。
ただ、墓守の言葉に少し視線を、辺りに彷徨わせた。>>66

(69) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

ココアはいらないの?…きみ。

[むずかる様に、ココアを取り除けるステラからカップを受取り──]


……あっ

[がちゃん!
急に腕を振り払ったキャロルに、カップが振り払われた。]

(72) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

────…ッ!!

[叫び。>>70

悲鳴のようなその叫びに、暴れるのも構わずに傍に駆け寄る。
拒絶も構わずに、白と──血のまだらのようになったドレス姿を抱き締めた。]


 ─────……… ……。

[音にしないのは、資格のない謝罪の言葉。]

(73) 2010/03/22(月) (夜食の時間)

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生存者 (3)

書生 ハーヴェイ
177回 残1998pt
修道女 ステラ
33回 残4766pt
墓守 ユージーン
120回 残2074pt

犠牲者 (4)

自警団長 アーヴァイン(2d)
8回 残5751pt
学生 メイ(3d)
69回 残4112pt
流され者 ギルバート(4d)
31回 残4888pt
吟遊詩人 コーネリアス(5d)
118回 残2597pt

処刑者 (3)

語り部 デボラ(3d)
7回 残5819pt
仕立て屋 ヒューバート(4d)
87回 残3696pt
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい キャロル(5d)
33回 残5199pt

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