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魔女、霊媒の次は呪いの鑑か。
[ニーナを抱えて外へ向かいだす。
ドアでまごまごしたのち、退室間際にシャーロットへ視線を向けた]
ニーナのしたことと、シャーロットのしたこと、何が違うのかな?
[言って、倉庫を後にする]
―― 自宅・診療室 ――
[まだぬくもりのある身体から流れ出る血が点々と倉庫と医院の間を繋いだ。
田舎の小さな医院で出来ることなどたかが知れている]
君は、どうして僕を咎めなかった?
[ベッドに横たわらせたニーナの手を握る。
こわばった指先を開いて、手のひらで包み込んだ]
殺すなんて出来るわけないって知っていたんじゃないか。
[そうして、祈るようにニーナの名を呼ぶ。
答える声も、自分を呼ぶ声も聞けぬまま、翌朝目覚めたときに目にするのは、大切だった看護婦の*なきがら*]
[庭で詰んだ花を手に握らせたニーナから離れ、玄関へ向かう。
寝不足の顔でヒューバートを出迎えた]
やあ。
昨日は戻らずにすまなかった。
……ニーナは助からなかったよ。
[自嘲する様に言って、壁に*もたれかかった*]
『私が死んだら解決するのか?』と、ニーナは言っていたよ。
僕には今でもわからない。
どうしたら解決するのか。
ただ僕は思っている。
容疑者の中に本当に犯人がいるのなら……
[鈍く光るペーパーナイフから目を離し、戸棚からメスと包帯を取り出し、ぐるぐると刃先に布を巻きつけてから内ポケットに仕舞う]
皆殺しにすれば解決する。
あなたのナイフは、誰に向けられるのでしょう。
大事なものは、その腕に抱きしめて離さない方がいいと思いますよ?
[ヒューバートの傍らに居ない、小さな双子の少女の名は口にしないままのアドバイス*]
悲しいことに、ニーナが何を望んでいたのか、僕にはこれっぽっちもわからないしね。
[メスを取り出さぬままに薄く笑う]
この世界は色を失ってしまった。
僕が詩人だったら、そんなことを言っていたかもしれない。
[ウェンディが死んだ。
ヒューバートの言葉にわずかに目を見張る]
ああ、僕が殺したんだ。
[怒りか悲しみか、それとも別の何かなのか、目前の男の感情は測り知れなかった。
ナイフを持つヒューバートの手首を握り締めて、自分の頚動脈へ刃先を当てさせる]
そう言えれば、君はもしかしたら少しすくわれたのかもしれないね。
ウェンディがWolFにやられたのなら、今の君の様子から考えるにヒューバートはWolFではないね。
そして、ニーナもWolFではないということになる。
[緩んだ表情を見せてから、審判を待つかのように一度目を閉じた]
仇討ちの最短ルートは僕を飛ばすことだ。
ローズマリーとシャーロット、僕らが一人ずつやったらいいんじゃないかな。
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