45 史島の村−BR−
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村の設定が「ダミー1d襲撃」のため、初日から投票が開始されます。
眠っていた生徒達は、無人島内の廃校の一室に五十音順に座らされて、首には爆破装置となっている首輪がはめられていた。
異様さはそれだけに留まらない。教室の扉には、武装した大人が並んで睨みを利かせている。
『今日は皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます。騒ぐと、首輪を爆発しますので静粛に』
まもなく現れた男は、事務的に説明を始めた。
『これは“プログラム”と呼ばれる、国による殺人ゲームで、担任の先生は抵抗したので、排除させていただきました。
この島が無人になったのは3年程前のことで、運がよければ家屋の中に有用な何かがあるかもしれませんね。何をどのように使っても構いません。
6時間で1ラウンド、1ラウンドごとに最低1人が死ぬことが定められています。
概要はテレビのニュースで見たことがあるでしょうし、詳細はこれからお配りするルールブックに記載されているので随時確認が可能です』
村人が2人、占い師が1人、霊能者が1人、狂信者が1人、智狼が1人、ピクシーが1人いるらしい。
教室の大きな時計は9時少し前を示している。外は真っ暗なので、21時ということになるだろう。
五十音順で杏から出発するよう指示が出されたが、少女は歩き出すことをせずに何かを呟いた。
教壇に立っていた男は、胸元から取り出した携帯電話を操作して杏の首輪を爆破させた。無表情に、テレビのチャンネルを変えるような調子で。
『不審な動きを見せ場合、このようになります。勝者だけが生きて帰ることが出来ますので、頑張って下さい』
【ラウンド1:21時〜】
残っているのは学生 シンヤ、学生 ギンスイ、清海 ナオ、二木繭(ふたつきまゆ) ニキ、学生 ヨシアキ、学生 ムカイ の 6 人。
頭いてぇ……二日酔いか。
[ぼそりと呟いたが、耳に入る言葉も、居並ぶ男たちも冗談ではなさそうだった]
杏!?
[動揺したが、反応する間もなく、男たちに袋をひとつ渡され、追いやられる]
ま……。
[反論しようとしたが、男が再びボタンに手をかけるのを見て、黙って従った]
(0) 2009/04/21(火) 00:06:39
[皆が起き始め――完全に起きてからも、机の上の枕に右頬を埋め、ぐっすりと眠り込んでいたが、説明が始まる前。
武装した男が一人近付き、枕を引き抜いたので、頭を机にがんとぶつけ]
ふんぎゃ!!
[飛び起きて頭を押さえる。それから枕を抱き締め、眠そうに事務的な説明を聞いていた]
(1) 2009/04/21(火) 00:10:24
─屋外─
本気かよ……くそ……そんな場合じゃないだろ! 殺し合いとか、冗談じゃない。
[袋をがさりと開く]
水に、懐中電灯に、携帯……これなんだ?
[暗闇の中、懐中電灯を慣れない手つきで点灯する。浮かび上がるのは[発煙筒]]
(2) 2009/04/21(火) 00:11:35
清海 ナオが接続メモを更新しました。(04/21 00:14)
殺し合い? 何それ。
僕は寝たいんだけど……
[そんな事を呟いた頃、丁度呼ばれたアンが何かを呟き――その首輪が、爆発した]
……
[散る赤と首輪の破片、アンの破片。倒れゆく姿を少しだけ見開いた目で見、それからじっと順番を待った。...が呼ばれるのは、終盤なはずで]
(3) 2009/04/21(火) 00:15:42
チロルじゃなくて、アポロ〜……
[寝言。起床。異変]
へっ?
[やっと覚醒したのは、杏がすぐ近くで爆発してから。
血に汚れた眼鏡のレンズを指で拭う。
急かす男の下に近づいて荷物を受け取ると、懐中電灯と[メガホン]がぶつかる音が響いた]
(4) 2009/04/21(火) 00:17:08[廃校内]
発炎筒。
殺しあえ……ってこれでどうしろと。全部ネタか、コントか。
[軽く突っ込むが唇は青い]
でもまぁ……変な武器じゃなくてよかった。時限爆弾とか恐ろしすぎる。
[ぽけっとに手紙があるのを確認して、すこしだけ表情を緩める]
これはある……か。
携帯電話……ん? メールとかできるのか、お。みんなのアドレス入ってる。
名前の横のボタン……投票による処刑……とんでもない人気投票だな。オイ。
(5) 2009/04/21(火) 00:18:01
清海 ナオは、荷物を胸に抱いて廊下を進んで行く。
2009/04/21(火) 00:18:02
50音順だと……オレ次は清海 奈緒……か?
[ぼそりと呟くと、そっと入り口を伺う]
(6) 2009/04/21(火) 00:22:12[屋外]
―廊下―
すみません、トイレ寄ってもいいですか?
[明かりが漏れる一室に気付き紫煙が充満した部屋を覗き込んだ。
面倒そうに電話をかける男や、暇そうに書類を捲る人の向こう、無造作に投げ捨てられた形のものに気付いて]
……ネギヤ先生?
[ハッと顔を上げると、場の空気を察知して駆け出した]
すみませんっ! 何も見てません!!
い、いってきますっ!!
(7) 2009/04/21(火) 00:23:16[廃校内]
清海 ナオは、わーわー言いながら外へ駆け出した。
2009/04/21(火) 00:24:24
清海! 清海! ──ナオ!
[出てくる彼女を見て、声を掛ける]
(8) 2009/04/21(火) 00:25:41[屋外]
そ、そうだ、なんだっけ、何か入ってるって言ってたよね。
ええええええ!?
[中から出てきたのはメガホン。
混乱しながらも首から下げて口元に当ててみた。
と、何やら物音>>8に気付いて]
ぎゃあぁぁぁぁぁ!?
(9) 2009/04/21(火) 00:26:57[屋外]
学生 ヨシアキは、清海 ナオの口をとっさにふさごうとした。
2009/04/21(火) 00:28:13
…何だ。
息苦しい…
[目覚めてすぐに違和感を感じ、首に手をやった]
…首輪?
[どうも気になるのか、説明の間も弄っていたが]
ッ、…!
[杏の首が爆破されるのを前に、ぱっと手を離した]
(10) 2009/04/21(火) 00:28:58
>>9 ナオ
な……!?
叫ぶな! 落ち着いてくれ頼むから!
[動揺]
あいつらがまだ見てるかもしれない……。
[未だ自分を殺すかもしれないという相手は、黒服の大人たちと考えている]
(11) 2009/04/21(火) 00:29:49[屋外]
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