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ふわり 雪の舞い落ちてくこの街
一人彷徨い歩く
今は迷うだけでもそう いつかは
たどり着いてみせるさ
そう どんなに険しい道でも
立ち止まりはしない
前に進むだけしかできない
それが自分だからさ
[歌うだけ歌い切って。
いつもより多い拍手に面食らっていたら、その主は]
……つか、冬木さん、持ち上げすぎっす。
[いつか、あの街で出会ったひとの一人。
思わず突っ込み飛ばした後の頼まれ事に、きょとん、と瞬いた]
……あー……時間、取れそうならいいですけど。
んでも、俺ので構わないんですかー?
[こてり、と首を傾げて問う。
本とはあんまり縁がない自分ではあったけれど。
偶然、同居人の本棚に冬木の作品を見つけて。
借りて読んだ後、自分でも買った、というのは幾つ目かの余談]
あ、そーだ。
今度、ライブやるんですよ。
よかったら、聴きに来てくださいねー。
勿論、七咲さんも一緒に。
[にぱ、と笑って宣伝一つ。
もし冬木が来たら、同居人は違う意味で舞い上がるだろうなー、なんて。
ちょっと思いながらの笑みは、悪戯っ子のそれだった。*]
よしゃ、んじゃ、ますます気合入れてやんないとなっ!
[あの街で関わりを持った人に聴いてもらえるのは、家族や親戚に聴いてもらえるのとはまた違った嬉しさがある。
だから、それはそれでいい……のだが]
(……つか、すっかりリア充だよなあ)
[傍らの紅葉に話しかける様子に、つい、こんな思考が過ったのは赦されろ。
なんて過るのは止められなかった。**]
[それからまた、色々あって。
色々曰くのあるメンバーで結成されたバンドでの初ライブの日がやって来る]
……えーっと。
それで、次の一曲行く前に。
[不意打ち的に始めた一曲目のあと。
一通り挨拶やらなんやらを終えた所で、表情を改めた]
俺、こうやって歌えるようになる前、色々ヤバってて。
……一歩間違ったら、人生終わってたかも知んないんだよね。
そんなぎりぎりの状態ん時、引っ張ってくれた人がいた。
俺がここにこうやって立ててるのは、ある意味その人のおかげで……。
[とつとつと語る。
あの時、雪色の街にいた面々であれば、話しているのが誰の事かは察しがつくだろう]
……だから。
この一歩を踏み出させてくれた感謝を、ここで叫んどきたい。
[直接届かないのはわかってるけど、言わずにはいられないから]
……随原さん、ありがとーございましたっ!
[全力で叫んで、深々頭下げて。
上げると同時に、次の曲の最初のフレーズを掻き鳴らす]
……ってぇわけで!
今夜はいろんな人への感謝、全力で込めて歌い倒すからっ!
最後まで、お付き合い、よろしくっ!
[宣言に重なるのは、仲間たちの織りなすおと。
そこに、自分の音を重ねて、紡ぎ合わせる。
始めたばっかりの頃、ひたすら楽しかった記憶。
それとよく似た、でも、それとは違う感覚に浸りつつ。
望む先への改めての一歩目を踏み出した。**]
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