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[イマリの『残す』という言葉に、娘のことを思う]
そこにあるだけだ。
生も死も、そこにあるだけだ。
[深く吸い込んで吐き出す息は細く白い]
神様はそこまで暇人じゃない。
[ライデンに視線を向けて静かに笑う]
そう、生きる意味など自分でしか見つけられない。
そして、死んでめぐる。
[短くなった最後の一本を灰皿に押し付けた]
[エビコの声に、振り向いた。優しく声をかけて頭を撫でてくれるその人を、不思議そうに眺める。自分が泣いている事にも気づいてない風で]
怖くなんか、ないよ?
だって。
何も感じないんだよ。
[そう口にすると、ようやく表情が歪んで。ぎゅうと、エビコにしがみつく]
何も、感じない……?
[小学校を出たばかりの少女には、この状況は過酷だ。
何も感じないことによって、彼女はその身を守っているのかもしれない。
しがみついて来た少女の、光に透ける髪を撫でた。]
ちーちゃんも、何か思い出したの……?
難しいですなあ。
[ふっと笑い、煙草を灰皿に押し付けるのを見て]
ああ、先生。
もしよければ火、貸してもらえませんかい。
アタシもやるんだが、こっちくるとき
マッチ箱持ってくんの忘れちまってね。
昨日ならいっぱいあったんだがなあ。火。
[自分の立場に確信を持ったような声音で言う]
それならば、ひととき俺がここにいるのは何故だろう。
ネギヤ君を初めとした三名がここにいたのに消えたのは何故か?
そして、何故未だに彼らはいるのか?
[一連の会話に眩暈を覚える]
…誰も置いていっていない…。
俺たちは元からいなかった?
でも、島の皆は、つい数日前まで普通に一緒に話して、
、、たよな?あれ…?
[記憶が途切れがちに]
手紙を出すはずの曜日だったんだ。
[わずかに目を細めてから、胸ポケットから取り出したライターを鳴らす]
寿命かな。
そのまま捨ててくれて構わないよ。
[飲み屋の名前がプリントされたライターをライデンに放り投げた]
[調理室に向かおうとして、足を止める]
…やめておこうか。
また消えた奴が俺の作ったのを喰ってるとか、嫌だからな?
空のカルメ焼きを取ろうとしていなくなったとか、嫌だからな。
[いなくなった人を探し、いつしか海の前。対岸に目を凝らすと、陸地の姿がぼんやりと浮かんでいる。]
…みぇる
[とてとてと歩いて近づく猫。背中をよじ登って肩の上へ。]
[『何か思い出したの?』と問われて、考えてみるけれど。つなげ合わせる事を拒否するかのように、記憶は断片的で]
お母さんとね、手を繋いでたんだよ。
ちゃんと繋いでいたんだよ……。
……なのに、どうして。
あれは……。ねぇ。
危ないよ!行かないで。
……あぁ。
[ぼんやりと、とりとめのない言葉を紡いでいるばかり]
まぁ…
いるかいないかは、取りあえず「いる」でいいんじゃないか?だって俺らは「いる」だろ。お互いに見えるだろ。
あっち側から見えなかったとしてもここにいるんだよ。俺たちは。
そうだろ先生?生物学的に、は置いといて。
どうも。
[放り投げられたライターを受け取ると、
慣れない手つきで火をつけようとする]
[カチカチという音が何度かした後、
やっと火がつくが、なかなか紙巻に火はつかない]
ちっ、しけちまったかね。
[やっと火がつくと、イマリのほうを見て
「すまんね」と言ってから窓辺で紙巻を吸い始める。
薬草煙草の独特のにおいが、鼻につく]
[しばらく聞いた話を考えていた]
そこにあるだけ…せんせーは難しいこというなぁ。
うち、馬鹿やからよーわからんけど。
[ライデンが「すまんな」というのを聞いて]
あ、別にかまわへんで。
…兄さんもタバコすうんやなぁ。
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