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そうそうそう…
ヒナが卵を産む。
ヒナが卵を産むとは、此れ如何に…
ぷっ、くすくすくす
[まるで何処かのオヤジの様に、
寒い事を良い、くすくすと手を口に当て笑っている]
[かめはめ波が出せちゃったルリもどきを見て]
うわっ…!
[仰天]
す、すごいわ…
凄いけど、一日一回になさい?
あまりやりすぎると長生き出来ないって云うし
[まがお]
[相手はあながち間違っていない気がした]
いいですねー。
私にもそういう相手出来ないかなー。
[[役者 ソラ]を頭に浮かんだが、実際にやったのは[小箱を拾った。]]
そんあ、私なんてまだまだですよっ。
卵が生めるヒナさんに比べたら……あ。
ヒナさん、どうせだったら世界びっくり人間大賞から
ブレイクを狙うっていうのはどうですか?
おバカがアイドルになるこの御時世、いけるかもしれませんよ!
ルリちゃん……あなた凄いわ!
かめはめ波が打てたら、モッフル作り放題じゃない!
[感動のまなざし]
これでやーい[智狼]だなんてバカにされたり
することもなくなるわよ!
[ビセの言葉を笑顔で聞いていたが]
…え?
[最後らへんを聞いて笑顔のまま固まる]
………え?
[二度問い掛けて]
ごめん、最後の方が聴こえなかったの。
もう一度、云ってくれる?
[にこにこと問い掛ける]
え?
おバカがアイドルになるこのご時世だったら、
卵が生めるアイドルもアリなんじゃないですか?
[この上なくしれっと言った]
え……。
えへへへ。
[血のりをふき取ってにっこり]
褒められるとルリ照れちゃうよ。
と、ところでぇ……智狼って……バカにされちゃうの?
[微妙にひきつった笑み]
[しれっと云われ、俯いて]
――。
[ぶるぶると震えていたが]
いいわよ!!
[唐突な大声と共にその場に蹲り。
地面に亀の様に丸くなると]
いいわよ、いいわよ!!
もうこうなったら卵でもなんでも産みまくってやる!
おとーさーん!おかーさーん!!
[号泣しながら、
うぅん、うぅん、とやけっぱちに唸り始めた。]
ヒ、ヒナおねえちゃん……!
[心配そうに蹲るヒナの肩に手を置く]
いきむときは、ひっひっふーだよ!
ひっひっふー。
ひっひっふー!
[なぜか一緒にひっひっふーしている]
[恋には今は興味が無いのか、何故か落ちている小箱を拾う]
きっとこの中に私の運命の人を見つける鍵が
……えいっ
[しかし[天袋]に小箱を投げた]
あっ、まーいいか。
何か上のほうでは智狼がどーのこーの言ってたからねえ。
そういう位置に置かれてたのかも。
きっと[結社員]が一番偉いとか言って、[役者 ソラ]が決めたんだろうね。
[ルr……もとい、ダンケに諭すように言って]
[ヒナにはその気持ちも知らず応援しながら]
そうそう、その調子ですよ!
これだったら[餅肌 ネギヤ]も[参観者]もかなわないです!
[囁き狂人]が100回[マヨラーになった。]したところで
ヒナさんには勝てませんよ!
…痛い。
[天袋で寝ていたら、何かが飛んできた。]
小箱か?どれどれ?
[らぶみん部 ロッカ]は[狂人]
なんだってぇ〜!?
[焦って、天袋から転がりおちた。]
[ルリはモジモジしている着ぐるみソラを、[トイレ]から[宇宙の秘密を知ってしまった。]りしながら眺めている。]
鮭おにぎりおいしー…。
ひっひっふー!
ひっひっふー!
[ダンケの手の温もりを感じ、
涙ながらに必死で呼吸している]
頑張るわ!
たとえ、ネギヤさんだろうが、参観者だろうが。
卵を産んでしまえばこっちのもんよ!
[ノリノリだが、ふと気付く。
本当は卵が産めません、どうしよう、と。
卵に変わる何かを産もうと]
ひっひっふー!
[呼吸しながら考えている]
結社員が一番偉い世界なんて、ルリ、許せない……!
ソラさんなんて、[丁寧語でしか話せなくなった。]になるといいんだわ!
[エプロンの裾を握り締める]
あ! こういう時こそあれだよね!
家政婦は見た状態になった役が似合うのよね! 大変大変! オーディションにも受かる為に、どんな小さなチャンスでも物にしなくっちゃ!
[といってポーズを決めるが、実際ルリが行ったポーズは[電話ボックス]で[しりとりでしか会話が出来なくなった。]だった。しかも[バブル時代]から。]
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