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私が今こうしているのも、誰かの為なんかじゃない。
そうしたいと思ったからそうしているだけ。
話し合いで、譲り合える、ことならばそうしていた。
[本人が選ぼうとしてたのはほとんど脅しだったが]
だけど、話し合いで済まないなら……痛みを感じなければ分からないなら、それを使うまで。
っ!
[背中を突き飛ばされて、前のめりに思い切り転んだ]
[膝を軽く擦って、痛みに顔を顰める]
……、老先生。
[教授の笑みが脳裏に過ぎる。
あの人は優しいから、きっと悲しむだろう。でも、]
私のこの体は、いつか消えなきゃいけないから。
……ううん、消えるんじゃない。戻るの。
“あやかし”がただの蛍に戻るだけ。
[起きたことはどうにもならない。
そう分かっていても、考えてしまうことがある。
例えば、声が聞こえることを、ここの世界があることを、もっと早く伝えていれば。
光野が、ネギヤが呼ばれていることを、伝えていれば。
今、石木先生と空彦が確信のないまま刃を握ることは無かったのかもしれない。
こちらの世界の言葉、神様の望むことを、ちゃんと聞いて伝えていたら、神様は、こちらの世界に皆を引き込まないでも、済んだだろうか。]
神様は、空彦くんのこと消えて欲しいなんて思ってないよ。
[神の使いなんて嘘だけれど。
神様の答えは聞いていないけれど、そう言った。]
神隠し、とよばれたモノは
どこまでそれを続けるつもりか・・・
忘れられる事がなくなるだけ?
寂しさが埋まるだけ?
時の流れから・・・
村すべて 包み込んで消すつもりなのか
……一体何のつもりなんだろ。
暴力で全部片をつけようだなんて……
野蛮だし、そんなの時代遅れじゃない。
[嘆息。
自分が消えてなければどこまで介入できたのだろうか]
神隠しは、消してしまうことじゃなくて、ここに居て欲しいから、起きるんだよ。
[木刀を握る空彦の手を引きながら、必死に話す。
帰れないかもなぁとふと思った。
子供の頃、神隠しにあった時、一緒に居た父親は戻ってこなかった。
何故かは覚えていない。]
――――――…。
[近づいて足を止める。]
なんなの…コレ…。
意味分かんない。
なんで先生が攻撃して、攻撃されてんの…?
[少し離れたところで呆然と見る。]
[多くの声がする方に向かうと、そこには緊迫した空気があった。消えた者の姿も幾つかあった。来たばかりで詳しい事情はわからなかったが、「あちら」にいる者が攻撃し合う様子に]
……皆、あまり怪我をしないと良いのだが。
[呟く。どこか場違いなものだったかもしれない]
[こちらの世界とあちらの世界、二つの世界で別々に交わされる声を聞いて、ふわりと音もなく地面に降り立った]
消えて欲しい、と望む人はいないよ。
[戻れなくても、まあいい。
家族や、安子、白銀、ここに居た皆は見えなくても自分のことを忘れないだろう。
光野なら、自分の声を聞いてくれるかもしれない。
降り始めた雨の音と、握った手に気をとられていたから、光野もまた、同じことを口にしてるとは気がつかず。
鬼面に落ちた雨粒を拭うように、触れた手を上へと伸ばした。]
立木?
[ニキの声が聞こえて振り返る。]
こんなところ お前来るなよ・・・どっか 遠くに
[そういって]
なんで こんな事になってるんだか 俺もよく理解できないけど・・
人とそうでない物はどちらも幸せに共存はできないらしい・・・
[ぎゅうと拳を握る]
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