神社の奥から漏れ聞こえるお囃子は、
仄かな灯りを守りささやく如き遠さ。
人出は、肩が触れ合わない程度の雑踏。
広い参道の両脇と、
左手の小道へ立つ縁日が賑わいを見せる。
「よーってらっしゃい、見てらっしゃい
福引、ふくびき、
福を引いてお行きなさい
テキ屋のネギヤおじさんが、
今夜は特別賞を用意したよお」
もぎゅもぎゅと、隣屋台のイカ焼きを齧る
福引屋が客引きの口上をつるつる呼ばわる。
「ほーら、銘刀國宗だ。
そこの坊っちゃん、宝物殿は見たかい?
見ていきなよ、なんたって国宝だ。
伝家の宝刀 抜かぬが華よ
オモチャの刀と知れはせぬってねぇ、
へっへ…」
どこにでもある玩具刀を掲げながら、
調子のいい福引屋はもちもちと笑う。
祭り心地につられて話し込むことがあるならば、
地元訛りのある福引屋はいかにも秘密ぶって
"思い出屋"のうわさを語り聞かせるはずで**
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[思い出屋村の一日目]
現在、定時更新が【07/08 23:00】になっております。
このまま進めるか、
ログのキリよいところで今夜更新するか、
一言メモにてご希望をお聞かせください。
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>>#5の件、髪結いさんのご意見をお待ちしています。
本日正午までにご反応がなければ時間を進める予定。
なお、2日目冒頭に天声アナウンスはありません。
各自ストーリーラインに沿った
状況把握RPをお願いいたします。
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