人狼物語 執事国


187 雪色街のたからさがし

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派遣社員 モミジ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2015/12/27(日) 00:15:55

派遣社員 モミジ



───…結人くん…


[結人の声に、吐息を漏らす。>>10

はっきりしない意識は記憶の海を沈んだり浮かんだり。
いくつもの鍵を得て動き出そうとした時計は、その鍵をまた失って。

けれど、埋もれてもいいと思っているのに、心とは裏腹。
熱は奪われる体温を補おうと足掻いて、身体中を駆け巡っている矛盾。]

(19) 2015/12/27(日) 10:58:15[児童公園]

派遣社員 モミジ



……、「たからもの」…が、仕舞っている記憶なら…、
無理に取り出そうとするのって、辛いよね…




[そう息も絶え絶えに告げるのは、同情でも気遣いでもなく、嘘偽りのない素直な気持ち。

自分が見たあの夢は、探そうとして見つけたのではない。
仕舞っていたのはきっと、思い出して支えにするには生きていくには苦しかったから。
夜の海に映る月が、どんなに手を伸ばしても掴むことが出来ないように。
もう二度と、得られないものだから。]

(20) 2015/12/27(日) 11:00:07[児童公園]

派遣社員 モミジ


 [ ───なのに。 ]

  

(21) 2015/12/27(日) 11:00:49[児童公園]

派遣社員 モミジ


 
   『モミジちゃん....!』





[なぜ、胸の奥。
水面に拡がる波紋。

夢だと、幻だと、仕舞おうとした記憶が何かに共鳴するように。
心の雪を溶かして、響く。**]

(22) 2015/12/27(日) 11:03:09[児童公園]

派遣社員 モミジが接続メモを更新しました。(12/27 11:43)

派遣社員 モミジ

 
……見つかった…


[止まった雪の代わりなのかどうなのか。
空から振ってきた兎の調子は最初と何も変わらない。

熱で長く目を開けて居られなかったから、雪が止んだことは知らず聞こえた言葉を確認するように呟いた。]


───…じゃ、あ…


[兎の言うことが本当なら、これでみんな。
元居た場所に戻れるということ。

回らない頭でもそれくらいは理解できて。
けれど、霞が、肝心な元居た場所を曖昧に揺らがせる。]

(34) 2015/12/27(日) 15:04:26[バス停]

派遣社員 モミジ



( ───……じゃあ、
    
         夢は、どこから……? )




[時計の鐘が鳴っている。
頬に当たる光の感触。

子供の頃と同じよう。
境界線がわからない。]

(35) 2015/12/27(日) 15:08:27[バス停]

派遣社員 モミジ



……ユキ…


[雪に隠した記憶の呼び名。>>32
呼ばれて、再び瞼を明ければ、視界に映るのは記憶とは違う。
けれど、記憶と同じ、"誰か"の姿。]


…覚めたらまた、消えるの…?


[寂しげに笑う。

わからなくて、自信がなくて。
"誰か"が誰かなんてもう、判っているのに。

だから余計に怖かった。*]

(36) 2015/12/27(日) 15:09:51[バス停]

派遣社員 モミジ



「消えないよ。」



[子供ではない、相応の。
意志の見える、はっきりとした声が聞こえる。
もう一度、"私"の名を呼ばれて。

近く届けられるその音は、どの鍵よりもしっかりと。
心に、響いて。]


………夢じゃない…


[漸く、やっと。
止まっていた時計が、螺子が。
記憶の針が、動き出したような、そんな気がした。]

(39) 2015/12/27(日) 20:42:40[バス停]

派遣社員 モミジ



───…


[つめたさが頬を覆う。
記憶よりも大きな手。
あの時は背だって、私の方が高かったのに。]


……大きく、なったね……


[片手で鞄を抱えたまま。
存在を確かめるように、手を伸ばす。

耳に届く言葉に、忘れていた笑みが、
自然に溢れて、*零れた*]

(40) 2015/12/27(日) 20:47:38[バス停]

派遣社員 モミジが接続メモを更新しました。(12/27 20:54)

派遣社員 モミジ


…そう、なの?


[まだ、頼りないという冬木に笑う。>>41
伸ばした手が取られて、確かに感じる命の温もり。

忘れないと告げる、その顔を見つめて。]


─────うん…



[短く、それだけを。
そっと、目を閉じる。

何も言葉にならない。
何を言っても、足りない。]

(69) 2015/12/28(月) 00:45:07[バス停]

派遣社員 モミジ

[そうして、暫くして。
届いた随原の声に、視線を送る。
咄嗟に感謝を伝える冬木とは違って、私が口を開いた時にはもう。
彼の姿はなくて。]


……うん。


[帰ろうという冬木に頷く。

でも、やっぱり少し、怖くて。
世界が変わるその瞬間、無意識に。
重ねた手に力を込めてしまったこと、冬木は気付いただろうか。]

(70) 2015/12/28(月) 00:49:03[バス停]

派遣社員 モミジ

-病院-

[戻った場所は、最初に居た通りではなく、人気の無いバス停のベンチ。
冬木の付き添いの元、タクシーで病院に向かった。

診察後、医師より念の為今夜一晩、入院することを勧められる。
その間の、看護師さんと冬木やりとりは知らず、心配気にこちらを見つめる彼に、大丈夫、と笑って、その日は別れて。

でも、きっと、あの時。
私が無理して笑っていたから。]




─────…走って来たの?


[朝一番、こんなに息を切らせて、会いにきてくれたのだと思う。]

(71) 2015/12/28(月) 00:54:42[バス停]

派遣社員 モミジ



…おはよう。



[零れるように笑いかける。

窓から差しこむ朝日。
小鳥の鳴き声。
目に映る何もかもが、綺麗で、優しかった。**]

(72) 2015/12/28(月) 00:58:09[バス停]

派遣社員 モミジが接続メモを更新しました。(12/28 13:24)

派遣社員 モミジ

-昨夜-


……あの時みたい。


[窓に映る自分を見て、呟いた。
淡い桜色の寝衣。
雪にすっかり濡れてしまった洋服はクリーニングに出している。

病院の消灯時間は早い。
眠って、起きたら朝だったら良かったのだけれど。
点滴と薬が効いたのだろう。]

(73) 2015/12/28(月) 14:43:00[病院]

派遣社員 モミジ


───…

[夜の街。
深夜だというのに、ちらほら灯りが見える。
ガラスの向こうの音は何も、聞こえない。]


…うそつき…


[大丈夫だなんて、相変わらずお姉さん気取り。
子供の頃と何にも変わってなくて、呆れてしまう。]

(74) 2015/12/28(月) 14:44:09[病院]

派遣社員 モミジ

[ずっと、平気だったのに。
別れて未だ、数時間しか経って居ないのに。

考えなきゃいけないことは他にも沢山、あるのに。]


……逢いたい…


[抑えられない感情が雫になる。
仕舞っていた色んなことが、堰を切ったように思い出されて、声を押し殺して泣いて。

気が弱くなってるにも程がある。]

(75) 2015/12/28(月) 14:49:13[病院]

派遣社員 モミジ

[でも。だから。


凄く、嬉しかったの。

肩で息をしながらも、おはようって。
名前を詠んで。
笑いかけてくれた。

そのことが、とても。**]

(76) 2015/12/28(月) 14:57:11[病院]

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