113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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―二階・クレストの部屋―
[閉じた侭のドアを通り抜ける。
人間の身体を貫通して通る事も勿論できるんだろうが、
なんとなく気持ち悪いなと思いながら。]
おう、なんだ此処に居たか。
[>>+12クレストの姿を目に留め、片手を上げる。
生前となんら変わらない態度。]
(+15) 2013/06/17(月) 20:45:26[雨の街]
役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/17 20:46)
[部屋にはミハイルの姿もなく、ため息ひとつ。
それならば何処に居るのだろう。
いない――なんて事は、無いと思いたいのだけれど。]
[>>+15 諦めて別の場所を探そうと振り返った瞬間、
聞き覚えのある、声が、]
………ミハイル?
[今まで見てきた格好と、違うから。
彼が居た事に安堵しつつも、問う声は不思議そう。]
(+16) 2013/06/17(月) 20:49:48[コテージ・元自室]
―大広間―
>>+13
お褒めにあずかり光栄です。
[自分を死に追いやったミハイルの淡々とした口調に、皮肉とも本気ともとれる表情で、言葉を返す。
何の未練があって、と訊ねられた直後、スープの出汁にはなってなかったと言われ、>>+14一瞬何のことかわからなかったが、すぐにその意味を理解する。]
ええ、おかげさまで。
その点についてだけは感謝しますよ。
[そのままの表情で答えた。]
何のためにこんなことを?
[その問いに答えは返って来るのだろうか。]
(+17) 2013/06/17(月) 20:52:22[大部屋]
ああ、 ……他の誰に見えるんだ?
[>>+16疑問を顔に出したクレストを見遣り。
振り返れば、小花の刺繍のされたスカートがひらつく。
パーカーを着た所で無意味だよなあ、と思いながら。]
湖の中、探しちまった。
[これじゃあ酒を飲む事も出来ない。
死ぬ前に飲んでおいて正解だったようで。]
(+18) 2013/06/17(月) 20:54:04[クレストの部屋]
―回想・相棒との出会いE―
[次の日も、次の日も、その白蛇は現れた。
初日のこともあり、近づくのは避けていたので、噛みつかれることはなかったが、トゥーリッキに一定の距離まで近づき、じっと見つめ、時間が経つと去ってゆく。
その赤い目は、何かを訴えているように感じた。
しかし、何を訴えているのか。
それに気づいたのは、「その時」が訪れた、後のことだった。]
(+19) 2013/06/17(月) 20:54:41[大部屋]
―少し前・大広間―
[>>+17その左胸には空洞は無く。
また己の脇腹にも、穴はない。]
蛇より蛙の肉のが好きだなあ。
マムシの酒はそれなりに旨いが。
肉を食べるなら、蛙だな。
[鶏肉と大差ない味と触感を思い出し。
ユノラフに任せたので、酒に浸かる事もないか。]
何のため?
さぁ、…誰が決めたんだろうね。
[首を捻るだけ。
誰かに水の中へと誘えと言われた事はない。
多分、]
(+20) 2013/06/17(月) 21:00:39[クレストの部屋]
人間への憎悪だったんじゃねえかな、最初は。
[家族の飢餓。その原因。
村八分にした人間共を皆殺しに。
しかし、百年経てば飽きる。]
あとは、わからん。
[寂しそうな瞳をしている者に聲をかければ。
彼女らは、簡単に水の中へと落ちる。
ドロテアもそう。]
(+21) 2013/06/17(月) 21:01:48[クレストの部屋]
[>>+18 上から下まで、ミハイルをじっと見て。]
………格好が変わってたから、驚いた。
[自分のこれも、
ズボンに変わってくれれば良かったのに。
物に触れられぬ今、毛布で隠す事だってできない。]
俺だって、お前が――…!
[側に居ないから焦った――と、
口から飛び出そうになった言葉を飲み込む。
そんなことを言ったら笑われそうだと。
それに、素直に言葉にしてしまうのは、すこし悔しい。]
(+22) 2013/06/17(月) 21:04:03[コテージ・元自室]
[>>*0連れてゆきたくなる。
その少女めいた願いに、僅かに微笑んだ。
クソ長生きなババァの癖して。
女神とも扱われる名をくれてやった時には、
それは嬉しそうにしていた。]
[ そうしな ]
[雨はいつだって、やさしい。*]
(+23) 2013/06/17(月) 21:05:14[クレストの部屋]
[>>+22此方を見据えるクレストの視線の意味に気付き。
そういえば、この格好はないよなあと思いながら。
せめてまともな衣服を着てる幽霊にしてくれたらいいのに。
そんな事を言えば、目の前の青年が怒り出しそうだが。]
置いていくと思ったか?
[数歩歩み寄り、スカートの裾に手を伸ばす。
霊体同士なら接触は可能のようで。
捲れば当然男物の下着が露呈する。]
……色気もクソもねえ……
[寧ろ女性下着を履いていたら大変な事だけど。
平手が飛んでくる前に、ついと離れようとする。]
(+24) 2013/06/17(月) 21:10:57[クレストの部屋]
なっ…、 別にっ、思ってねーよ!!
[>>+24 嘘。すこしだけ、思った。
泣きそうになったのだって秘密だ。
こちらに歩み寄り、伸ばされるミハイルの手は、
さて、どこへ向かっていたか。
司書が気づいたときには、既に遅く。]
は………、ふざけんなクソったれ!禿げろ!!
[大声を上げながら、ミハイルへと飛ぶのは握り拳。
頬は紅潮し、翡翠色の瞳には薄らと水の膜。
とても大きな声だったから、もしかしたら、
マティアスの耳にまで届いたかもしれない。]
(+25) 2013/06/17(月) 21:24:10[コテージ・元自室]
―昨夜―
[>>3:278 湖の方向にちらりと光が見えた気がした。
目を凝らそうと思ったらすぐに消えてしまったけれど、
それを見て湖に行くとき光る蝶に道案内されていたのを思い出した。
あのときは全く不思議に思っていなかったが、今思えばおかしい。おかしすぎる。
あの蝶こそが、ナッキの本体だったのだろうか?*]
(+26) 2013/06/17(月) 21:26:04[――]
―現在―
[横殴りの雨がコテージの窓を叩く。
時折雷鳴も轟く。
まるで何かを嘆いているかのように。]
これは、逝ったのかな?
それにしてもこの荒れ模様……
[ひょっとするとナッキは一人? じゃなかったのかしら、とどこか怪訝げな様子で呟いた。
どうやら、話し合いの内容をあまり覚えていないらしい*]
(+27) 2013/06/17(月) 21:26:55[――]
―大広間―
>>+20
憎悪…ですか。
[自分は人を殺すほどの憎しみの感情を抱いたことがあっただろうか。
自分を捨てた親には、会いたいと思ったことがない代わりに、憎いと思ったこともない。
物心ついたころに、自分を奴隷のように働かせていた主人は、殺すことよりも逃げだすことを選んだ。]
あなたとは…わかり合えそうにありませんね。
(+28) 2013/06/17(月) 21:28:21[大部屋]
ふん、顔に書いてあるぜ。
[>>+25尤も今のクレストには其れは無いが。
男に気付く前の顔は、何処か陰りを秘めていた。
泣きそうになったか否かまでは知らないが。]
ハゲねーよ。
会った時からふさふさしてんだろ。
[服に触れるのなら、と。
身を翻す前にクレストの頬に手を伸ばしたが。
腹部に強烈な一撃を食らう事に。]
お……、
[痛みもあるらしい。
寒さや冷たさは感じない癖に。]
(+29) 2013/06/17(月) 21:30:19[クレストの部屋]
[>>+25どこか遠くで喧嘩する声を聞いた気がして]
うるさい、な……
[思わず耳をふさいだ。]
(+30) 2013/06/17(月) 21:33:51[大部屋]
少なくとも、この世の全てに怨恨を抱く程度には
恨みがあったんだよ。
[>>+28解らないと告げる旅人に、
己の過去を打ち明ける気にもならず。
只、もうどうでも良い事だと嗤うだけ。]
ドロテアとイルマは?
居ねぇのか?
マティアスが聲を聞いたのはあんただけじゃねえんだろ?
(+31) 2013/06/17(月) 21:35:13[クレストの部屋]
村娘 イルマが接続メモを更新しました。(06/17 21:36)
書いてねぇ、し。
[>>+29 図星を突かれ、うぐ、一度詰まる。
これ以上何かを言ったら墓穴を掘りそうだ、
話題を変えようとして――。
ミハイルへ拳が飛ぶことになったのは、その時。]
俺が全部引っこ抜いてやるから大人しくしてろ!
[拳は、何故か避けなかったミハイルの腹へ。
ふふん、得意げな表情の裏に、
すこしだけ、心配の色が見え隠れ。]
(+32) 2013/06/17(月) 21:43:50[コテージ・元自室]
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