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なんとびっくりなことに
願いをまだ考え付いていない……
人形動かして お化けみたいなーとか考えたんだけど
願いのかけ方が難しいし、なにより発展しようはないかな……って思って。
いやでも、いいかしらん。いいかな。いっか。
人形が動くかどうか はまた別の話 だけど も
おっとさァん――――
海の人でね、そりゃもう、すぐには会えないのさ。
あたしと結婚した月だってェ、もう、半分以上は海の上だったねェ
その上ね、 無口な上に女心の判らん人でェ
好きの一言も言わないくらいなんだよう。
記念日だってなんにもなしさ……まったく、嫌になるでしょ。
おっとさんは、お仕事だから。
あんたの発表会いかれないって。
泣ァかない、泣かない。
ほゥら、スカート新調してやっから。
立派な布使ってさ。
あたしがあんたのピアノ聞きに行くよ。
あっ こら、待ちなさい――
[全身麻酔により少女の意識は途切れ、二度と目覚めることはない―――はずだった]
……あれ?
[目を覚ませば、全身を走る痛みと共に、薄暗い集中治療室にいるはずだった。それなのに]
ラウンジ……?
…おかしいな
[首をひねりながら、空を見上げた。夕暮れ時、風は強かったけれど、不思議とそこまで寒くなかった]
変なの、制服着ちゃって…変なの
おっとさんおっとさん。
あの子ァ、子供産まれたってよう。
手紙来てらァ――……あンら、あの子によく似てェ
おっとさん今度会いに行きましょうよ……
会いに行きましょうよ……
会いに行きましょうよ
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