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[配達先は空き地にそれなりに近い場所にある町工場。
量も多かったが気合と根性で素早く終わらせ、空き地に向かう
空き地はさすがに近付けない雰囲気ではあったが
遠目で新しい「もの」があるのは確認できた]
……この調子だと、そのうち……。
[全身揃いそう、という言葉は飲み込んだ]
[駐在所の前、写真を見ながら歩いたら危ないよと声をかけてきたのは、昨日の白髪の警部さん]
うん、ばあちゃんの写真ね、ほらばあちゃん若いときの映ってるの。これ変な写真。
[ぺらぺらめくって見せる写真、空き地、自宅、公園、骨董屋、駐在所、いろいろな景色]
あ!
[変、と示された写真を見せられながら、そう言えば昨日言っていた……と切り出そうとした警部だったが]
昨日の鉄砲、教えてー 作って?
[つい、割り箸鉄砲のことかい? と答えてしまった。
少女はいたくよろこんで、材料集めてくるねと走って行く*]
っかし、この調子で全身揃ったとして、だ。
……一体、何が起きるってんだ?
[煙草一本吸い終えて、吸殻は携帯灰皿へぽい、と放り込む]
まーさか、合体して復活ー、とか。
……ねぇ…………よなぁ。
[寒さに身を震わせながら、“発掘現場”から大分離れた空き地の隅で、業者が別の小さな穴を掘っていた。
昨日よりもくたびれたスーツの男はそれを見ながら]
掘れたら、植えといてください。
地主の許可はあるから。
時期的には、ちょっと早いけど。
[言って、かじかんだ手に息を吹きかけた]
[全身揃った、の言葉に心を読まれたような気がして
ぎくりと声がした方を向く。
そこには、しばしば弁当を買ってくれる作家の姿>>48]
……合体しても、骨格標本ぐらいしか
できそうもないですけどね。
あえて言うなら……呪いの完成なんでしょうか。
[子供警部が歩いているのを目を細めて見ていると、造園業者が男に話かけてくる。
骨に関する様々な噂。殺人、死体遺棄、怪談――]
……。広めてんじゃねー。
たぶん、骨自体に事件性は余りないですよ。
放っておいても、全部出てくることに賭けます。
[良いから早く植えてくっさいよ、と淡白に返す]
[フユキの迷惑、という言葉>>52に頷いて]
……正直、失踪者と無関係とはもう思えないんですよね。
骨が見つかって、人がいなくなって。
仮にこれが呪いでなかったとしても。
その場合、捨ててる人が何のために
失踪者を出しているのか分からないですけどね。
[思いだしたように、造園屋の若い衆の名を呼んで]
それより君。このへん地元だよね。
昔ここにあったっていう社の神について来歴知ってる?
[『知らないす。
地元新聞なら当時記事になってませんか?』
そんな返事を貰って、眉をしかめ]
かけても埒が開かないんだよね。
何でも担当者は作家の追いこみと弁当の注文に忙しいらしい。
どういう意味かわからんので嫌がらせにその新聞社を名乗ってクロスチョップハンバーグ弁当を死ぬほど頼んでおいたよ。
ややぁフユキ先生じゃありませんか奇遇ですねぇぇぇ。
私? 私はほら新聞のチェックですよ。先生は何月生まれでしたか。
当たりますよフローレンス優姫の占い。
[さも今気づいたかのように顔を上げた]
腕の……
[デンゴの事だ。
そう言えば別の客がそんな事を言っていた]
どちらにしても、次も……
何か起きそうな気がします。
本当に、犯人は何が目的なんでしょうね?
[喋り疲れて、ふっと“発掘現場”の方を見やる。
今日は背骨だ。という話を先ほど聞いた]
……。頭蓋骨、見にいかないとね。
[男がそうして考えごとをしている間に、
空き地の隅に、南天が植わっていた]
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