人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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視点: 人

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灯台守 ウミ

ふぅむ、境遇はわしと似ておるようじゃな。

[あおいろに包まれた後に兎に逢った。
話を聞く限り、少女とウミは同じような体験をしたらしい。
今居る場所を不思議と思うのも同様>>40のようだ]

おぉ、ご丁寧にどうも。
名乗らずすまんかった。
わしは海庭千一と言う、皆からはウミさんと呼ばれておるよ。

[一礼と共に向けられた名乗り>>41に名乗り返し、ウミもまた頭を下げた。
それから飼い猫を指し示す]

あの子は海守(みもり)と言う。
どうやらここに興味を持ったようじゃの。

[ここに来てから飼い猫が思うことが何となく分かるようになった気がする。
単なる思い込みなのかも知れないが、以前は無かった不思議な感覚だった。
少女 ── ハツネが飼い猫を追うように足を出すのを見れば、「気を付けてな」と声だけ向けて見送る心算]

(42) 2016/07/18(月) 22:01:03[展望台]

灯台守 ウミ

[当の飼い猫は追われるのも気にせず、海岸への道をひた歩く。
目的があるような無いような、猫特有の気紛れにも似た道の選び方*]

(43) 2016/07/18(月) 22:01:17[展望台]

若旦那 ゼンジ

[見回した公園に、人の姿は見えなくて。
さて、どうしたもんか、と思いながらまた頭を掻いた]

 ……つーか。
 ここって、似てんなぁ。

[昔通った違う場所の公園に。
10年ひと昔、そんな言葉がふと過るような時間を隔てた思い出に浸りそうになるのは、微かに聞こえる歌声のせいか]

 ……あー……こりゃ、あれか。
 昨夜、親父としょーもない喧嘩した影響か。

[誰もいないのをいい事に、そんな言葉を吐き捨てる。
いい加減嫁を、という父と言い合いになり、結果、向こうがダウンして物別れに終わったのは昨夜の事で]

(44) 2016/07/18(月) 22:04:34[公園]

若旦那 ゼンジ

 ……だいったい。

 俺がバツイチになったん、誰のせいだっつーの……。

[妙に低い呟きは吹き抜けた風がどこかへ浚う。
やれやれ、とため息ついた後、とにかくここで立ち止まっていても、と下駄をからころ鳴らして再び歩き出した。*]

(45) 2016/07/18(月) 22:04:41[公園]

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/18 22:05)

学生 ハツネ

[自己紹介を交わすと、初音にも微笑む余裕ができた。]

 ウミさん、ですか。>>42
 よろしくお願いします。

[猫の名前を教えられ、]

 ミモリちゃん?

[呼ぶが、猫はそのまま、灯台の下にある海岸へ降りていくようす。>>43
追いかけようと数歩進めば、
ウミからは「気を付けてな」>>42と声だけかけられた。

どうやら、彼はこのまま展望台に留まるつもりらしい。

老人をひとりで残しておくのも気になるが、
初音はもう1度軽く頭を下げると、歩き出した猫を追いかけた。

海岸へつながる道は下り坂と急な階段で、
ウミの足には負担なのかもしれないと思い直して。**]

(46) 2016/07/18(月) 22:27:45[展望台]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 22:29:47

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 22:39)

合唱部員 イマリ

朝顔きれー…って、そんな場合じゃないしっ
てかアタシ、鞄…あった、良かったぁ…

[大輪の朝顔に思わず見とれかけたが、すぐに気を取り直し。
無意識に抱きかかえていた鞄に目を落とすと一瞬安堵するも、表情がへにゃりと崩れ]

…てゆーか、本当、もう訳わかんない、
アタシ川に居たのに何で街ん中にってか本当どこなのココ…

さがすって言ったって、どこかもわかんないとこウロウロして見つかる訳ないじゃんよぅ…

[何時からかじわじわと浮かんできた涙で半泣きになりながら、その場にしゃがみこんだ*]

(47) 2016/07/18(月) 22:51:28[海辺の街角]

学生 ハツネ

─ 展望台→海岸 ─

[灯台の裏手からつながる海岸への道は、
下り坂と幅の狭い急な階段につながっていた。
むきだしの鉄棒のような手すりが付けられているけれども、
喜んで通るのは猫か、やんちゃな小学生男子くらいと思われ、

初音はウミが来なかった理由を察した。

ヴァイオリンケースを片腕でしっかり抱え、
もう片方の手で手すりと学生鞄を握りしめながら、
初音は慎重に海岸へ降りた。

潮風が気持ちいい。

大きく息を吸い込みながら、今来た道を見上げる。
周囲の繁みからは朝顔の花と蔓が、
まるで何かをつかもうとするかのように伸びていた。]

(48) 2016/07/18(月) 23:04:48[展望台→海岸]

若旦那 ゼンジ

[下駄を鳴らして歩きつつ、ふと思いついて帯に挟んだスマホを取り出し]

 ……なんだよ、これ。

[ロック画面の時計表示が『--:--』となっているのに、眉を寄せた。
ロックを解除してみるものの、目に入ったのは化けまくったアイコンの羅列]

 …………。

[無言で、スマホを帯に戻した。*]

(49) 2016/07/18(月) 23:12:35[街の通り]

灯台守 ウミ

[ハツネ>>46を見送ってから、ウミは再びベンチへと腰掛ける。
一つ息を吐くと、海と灯台を視界に入れた]

探しもの一つするにも、辛い身体になってしもうたのぅ。

[年を考えれば体力の低下は否めない。
昔であれば、と思えど、時は戻ってくれない]

……探しもの、か。
さぁて、上手く見つけてやれるかのぅ。

[灯台守として過ごしていた頃、浜辺での落し物・忘れ物の類を預かっていたこともあった。
自分で見つけたもの然り、届けられたもの然り。
引き取り手がいないものもあったが、取りに来た者達の笑顔は今でも覚えている]

あぁ……あの時も、こんな暑い日じゃったか。

[夏の海は忘れ物も多かったのである*]

(50) 2016/07/18(月) 23:13:51[展望台]

灯台守 ウミ

[呼ぶ声>>46を背に受けて、飼い猫は階段そのものではなく、横のスロープ状になっているコンクリートの壁の上を歩く。
ついてくるらしい足音に対して一度耳をピコと向けはしたが、振り返ることはなく。
日陰を作る朝顔の下を潜り抜けて海岸へ]

[砂浜には下りず、沿うように聳えるコンクリートの防波堤の上に飼い猫は居た。
相変わらず目的があるのか無いのか、読めない動きでうろついている]

「なぁう」

[何かを伝えるように鳴く飼い猫。
けれど、伝える相手はここには居なくて。
一言鳴いた後は何事も無かったかのように再び移動を始めた*]

(51) 2016/07/18(月) 23:14:00[展望台]

合唱部員 イマリ

[打開案がまったく見えなくて、途方にくれて半泣きでしゃがみこみはしたものの。数分もしない内に、腰をあげて顔を腕で擦って涙を拭い]

…わかんない事ばっか、だけど。
ここに何時までも座ってたって仕方ないし。

[とにかく、なにかを探さなきゃいけないのは解っている。
手がかりがないなら、足を使って隈なく探す以外の手は無いだろうと、あて無く歩き始めた。
そのとき、ふ、と気づいたのは]

……ここ、あの海の近くの街にあった雑貨屋さんに…似て…る…?

[店頭に大輪の朝顔を咲かせる店先が、子供の頃足しげく通った海近くの街並みのそれに重なって見えて。
なぜか感じる苦しさに、すぐ視線を外して踵を返した**]

(52) 2016/07/18(月) 23:23:45[海辺の街角]

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 23:26:31

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 23:27)
合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 23:27)

若旦那 ゼンジ

[からん、ころんと下駄がなる。
進む道の両脇では、色とりどりの朝顔が風に揺れていた]

 …………つかホント、誰もいないんかねぇ。

[独りごちつつ歩みを進める内、風の感触が変わった気がした]

 ……ん? 海、近い?

[小さく呟いて空気の匂いを嗅ぐ。
微かに感じる潮の香は、予想を裏付けるもの。
そしてそちらに近づくにつれて、微かに聞こえる歌声が大きくなるような、そんな気がした]

(53) 2016/07/18(月) 23:55:40[街の通り]

若旦那 ゼンジ

 この歌も、覚えがあるよーなないよーな。

[呟いて、からころり、歩みを進める。
しばし進めば目に入るのは展望台らしきもの]

 ……とーりあえず、行ってみますかねぇ。

[言いつつ、足を向けるものの。
足取りは軽妙な音に比して重いもの。*]

(54) 2016/07/18(月) 23:55:56[街の通り]

学生 ハツネ

─ 海岸 ─

[波音のせいか、歌声>>#3はもう聞こえなかった。

尻尾をぴんと立てた猫は、
コンクリートの防波堤の上をすたすたと歩いていく。>>51
猫の斜め後ろを歩きながら、初音は思う。

この海岸を歩いたことはあっただろうか、と。

チェックしたスマホの表示は意味をなさず。>>49
ウミが語ったように、ここは過去の世界>>38なのかもしれない。

どういう理由でかはわからないが、
あの兎>>#2に呼ばれたような気がしていた。
探しものを手伝わせるために。]

 でも、何を……?

[考え込む初音の足はいつしか止まっていた。]

(55) 2016/07/19(火) 00:00:06[海岸]

若旦那 ゼンジ

[からん、ころん、からん。
そんなリズムを刻みながら登った先]

 ……ぉぅ、こりゃすげぇ。

[見える風景に小さく呟いた後、周囲を見回して]

 ……おう、人がいた。

[ベンチに座る人影>>50に、惚けた声を上げていた。*]

(56) 2016/07/19(火) 00:00:48[展望台]

学生 ハツネ

[何かを伝えたいのか、「なぁう」と鳴く猫>>51に促され、
われに返る。

追いつけば、視線の先に人影らしきものの動きを認めた。
初音は影の正体を見定めようと伸びあがる。

近ければ、声を出して呼びかけるだろう。*]

(57) 2016/07/19(火) 00:02:13[海岸]

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生存者 (5)

若旦那 ゼンジ
80回 残6361pt
合唱部員 イマリ
39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
翻訳家 モミジ(3d)
1回 残8980pt

処刑者 (1)

灯台守 ウミ(3d)
32回 残8047pt

突然死者 (0)

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