人狼物語 執事国


87 風の音・刻の音・ワスレモノ

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視点: 人

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会社員 ロッカ

― 街中 ―

…あ、藍子おばあちゃんのお店。
中学生くらいまであったんだよねぇ。
チカノちゃんや、年上のお兄ちゃんお姉ちゃんに連れていって貰って、さ。

[元来た道を辿る途中、ふと一角に立つ素朴な外装の店の前で足を止める。子供の流行をいち早くキャッチして、駄菓子からトレーディングカード、簡単な玩具まで揃えてあった店。現在は息子夫婦が引き継いで、小さな事務所になっているようだけれど。]

そうそう、此処に縄跳び。
ゴムボールでしょ、当たりくじ付きのガムででしょ、そしてうさぎ!

(59) 2012/05/02(水) 22:30:30[海辺の道]

時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(05/02 22:30)

会社員 ロッカ

……うさぎ?

[覚えのある品々の中に、覚えのない動物が居る。
さかさかと動くその白いものをじ、っと見詰める。]

ね ねえ、うさぎさん。
さっき海辺で聞いた話だけど――

[目測を誤っただの、念がどうだの。
まるでこちらに気付かぬかのように首傾ぎ独り言を吐いたのち振り返ったうさぎは、またも一方的に捲くし立てて走り去った。
薄ぼんやりとぼやけて見えるその輪郭に目を細め、ふうと息をつく。]

時空の狭間に落ちちゃう、って。
何か凄いことさらっと言われた気が、するー…

[それがつまり何を意味するのかまでは分からないし、見ず知らずの少女の気配がひとつ消えたことも知らない。
けれども、「ワスレモノ」の重要性がまたひとつ増したのは確かなようだった。]

(60) 2012/05/02(水) 22:31:47[海辺の道]

末っ子 キクコ

─ 海辺の道 → 風音荘 ─

[和馬>>35はさっき言ったように海に向かうだろうと思い、潮風の届く距離のあの場所へと向かう歩みは自分のペースで。

そんな自分の目の前を何かの影が過ぎり、止まる。>>#0]

きゃ、っ

……え、…あ。

[急な動きに驚きの声を上げ、足を止める。
そこにいたのは、あのうさぎ。
また出てくるとは思っておらず、そして何か訝しげな様子に咄嗟に言葉が出てこなかった。
そのために暫しの沈黙が落ち、そして。]

(61) 2012/05/02(水) 22:39:48[海辺の道→風音荘]

研修医 ユウキ

─ 海岸神社 ─

[石段をゆっくり上がり、たどり着いたのは古びた神社。
4年ほど前だったか、不審火で焼け落ちたと聞いたそれは、記憶にあるのと変わらぬ姿でそこにあった]

……こうやって、なくなった、って聞いたもんと出くわすと。
ほんとに、10年前なんだなあ、って思っちまうなぁ……。

[昔の遊び場の一つの変わらぬ姿に、ふと滲むのは、苦笑]

(62) 2012/05/02(水) 22:40:05[海岸神社]

末っ子 キクコ

─ 海辺の道 → 風音荘 ─

───は、い?

[誤っちゃった☆>>#1と軽く言う声に、何が何だか解らず間抜けな声を出す。
兎から続けられる言葉も、呆気にとられていた為に口を挟めなかった。]

え、あ、ちょ、ちょっと!

[一方的な頑張ってを残して走り去る兎にようやく我に返って追いすがろうとしたが、時既に遅く。
伸ばした手は、むなしく空を掴んだ。]

(63) 2012/05/02(水) 22:40:08[海辺の道→風音荘]

髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/02 22:40)

髪結い ホズミ

―街、美容室―

「だってぇ。どーせかたづけても人来ないしぃ?お客さん、隣町のでっかいお店に全部取られちゃったじゃないですかぁ。」

[店の中、現れた「自分」に、派手な化粧と髪の色をした後輩が舌足らずな声で話しかけている。]

「けどねー。それでも来てくださるお客さんいるし、それに、さぼりは店長が許さないと思うなー。」

[それに対し、「自分」が、乱雑に置かれた週刊誌を本棚に並べ、店の奥を見ながら言う。]

(64) 2012/05/02(水) 22:45:17[旧美容室]

末っ子 キクコ

─ 海辺の道 → 風音荘 ─

……何だってのよ、いったい。

えぇ、と…時計と相互干渉してたから呼び込まれて、たとか言ってて…
で、力をもらうと…って言ってた、から。
誰か時計に力をあげた人がいて、で、その人は空間の狭間に落っこちた…?

[困惑したままに、兎の言葉を反芻する。
情報を噛み砕いて理解に至ると、青ざめて。]

…それって、すごい、大変なんじゃ。

[ずくん、あの浮遊感にも似た感覚を味わった時から続いている気持ち悪さが強まった気がする。]

(65) 2012/05/02(水) 22:49:08[海辺の道→風音荘]

髪結い ホズミ

「どーせてんちょーも、お客さんこないとこっちこないでしょー。そうそう、それよりもヒナさん、前からみんなで気になってたんですけどぉ、」

[からからと笑って受け流しながら、いきなり話題が変わる。]

・・・!

[この続きを、自分は知っている。聞きたくなくて耳をふさぐが、それにもかかわらず「声」は耳に入ってくる。]

(66) 2012/05/02(水) 22:50:31[旧美容室]

薬屋 ライデン

[帳面を1つ手に取りページを捲る。そこに連なる文字は、人の名前と病気の症状、それに対して出した薬について等、様々なことが書かれていた]

…じぃちゃんの字だ。
え。もしかして、これ全部こう言うことが書かれてるのか…?

[開いた一冊を手にしたまま、並ぶ帳面とノートに視線を転じる。これらは言わば客の治療歴のようなものらしい。この薬では効き目が薄かったから、今度はこのようにしてみた、なんてことも書かれていた]

じぃちゃんもしかして……店に立ってた時、ずっと欠かさず記録を…?

[思わず視線が背後の座卓へと向く。そこはいつも祖父が座っていた場所。その座卓は今、自分が部屋で使っていた]

(67) 2012/05/02(水) 22:51:07[自宅兼店]

薬屋 ライデン

……───え。

[視線を向けた先で、ぼんやりと、座卓の前に人影が浮かび上がる。その後姿に見覚えがあった]

じぃ、ちゃん?

[呼びかけるような、問いかけるような声。そんなに小さくもないそれに、祖父は反応する素振りは見せない。ただ黙々と、座卓に座って何かを書き記しているようだった]

なぁ、じぃちゃんって。
聞こえてんだろ───。

[会いたかった姿を見つけて、足早に傍に寄って祖父の肩に手を伸ばす。けれど、掴もうとした手はするりと祖父の身体を擦り抜けて行った]

っ!

……そっか、10年前の姿だから───。

[触れないし声も届かないのか、と。話も出来ないのだと知り、表情に落胆の色が落ちた]

(68) 2012/05/02(水) 22:51:22[自宅兼店]

髪結い ホズミ

「再婚、しないんすかぁ?もったいないですよぉ。ヒナさん、美人なのにー。」

[瞬間、「自分」の笑顔が明らかに凍るが、]

「んー。私をもらってくれる相手がいないからねー。」

[軽く受け流そうとする。]

(69) 2012/05/02(水) 22:52:16[旧美容室]

お針子 ビセが接続メモを更新しました。(05/02 22:53)

末っ子 キクコ

─ 海辺の道 → 風音荘 ─

あぁもう、何なのよ…

[何だか胸が、おなかの中がムカムカする。
食べ過ぎた時みたいだと思いながら、あの兎に思考を戻し。]

…あの兎さん、なんか…

[感じが変わったように思う。
そう口にしようとして、思い返した兎の言動に誰かの影が重なった。]

…あぁ、そっか。
なんか親父に似てるんだ。

[いっぽー的な物言いとか、こちらの都合関係ないところとか。
嫌なところと重なった、とげんなりして肩を落とした。]

(70) 2012/05/02(水) 22:55:11[海辺の道→風音荘]

髪結い ホズミ

[けれど、]

「またまたぁ。わかってますってぇ。前のダンナサンのことが忘れられないんでしょー。
こーつーじこでしたっけー。」

[うんうん。
いかにも「同情していますよ。」という風に、彼女たちがそろってうなずく。]

(71) 2012/05/02(水) 22:55:11[旧美容室]

時間屋 ヂグ

― 公園 ―

[職人の目前で、今までそこに立っていた少女の姿が薄れて消える。まるでその存在そのものが夢であったかのように]

お嬢サン?

[職人は首を傾げ、足下の地面をとんとん、とステッキでノックする]

…ウサギ穴はナイ、ネ?

[その目の前を、横切っていくのは、当の兎>>#0

(72) 2012/05/02(水) 22:55:18[公園]

研修医 ユウキ

昔は、よくここに来たっけ

[神社を背に、海の方を向く。
海は静かに、青く、揺らめいていた]

やっぱ、ここから見える海が、一番いいいろしてるよなぁ……。

(73) 2012/05/02(水) 22:58:54[海岸神社]

末っ子 キクコ

─ 海辺の道 → 風音荘 ─

…いつからだろうなぁ。

[昔はそんなじゃなかった。
どんな話でも聞いてくれて、何でもまずこちらの言い分を聞いてくれていた。

それが今みたいに変わってしまったのは、いつからだったろうか。]

…あたしが小学校入るくらいまでは、違ってた。
って、ことは…10年くらい前、だから。
…ちょうど、今いる時代?

[思い返したことを口に出して、妙な符合に眉が寄った。]

(74) 2012/05/02(水) 23:01:12[海辺の道→風音荘]

髪結い ホズミ

「けどさぁ。もう5年でしょー?
やっぱ、いつまでも引きずってないで、いいかげん新しー恋始めるべきだと思うんすよねー。
もったいないですよー。
だって、こきょーからカレシも追いかけて来てんでしょー。いつまでもほーちしてると、かわいそーですよー。」

[たまたま見たことあるんですけど、イケメンですよねー。
続ける彼女の言葉に、]

「あの人は、彼氏じゃないよー。ただの幼馴染。夫を亡くして生活が大変なのを気遣ってくれているだけ。
その中に打算や恋愛感情なんて一切ないよー。」

[作り笑顔で苦しい嘘を吐く。]

(75) 2012/05/02(水) 23:04:04[旧美容室]

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生存者 (6)

学生 バク
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髪結い ホズミ
42回 残4641pt
会社員 ロッカ
101回 残2322pt
末っ子 キクコ
68回 残3686pt
経営者 ズイハラ
102回 残2142pt
時間屋 ヂグ
30回 残5105pt

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告げ人 アン(2d)
0回 残6000pt
チカノ(4d)
12回 残5645pt

処刑者 (3)

お針子 ビセ(3d)
21回 残5234pt
薬屋 ライデン(4d)
156回 残697pt
研修医 ユウキ(5d)
131回 残1484pt

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