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ワタシが賭けるとすれば、ウルスラさんですが……
[ふと、思案するように視線を外に向ける。>>94 暗い影のなか、舞い散るカードが見えた気がした]
っと、そんな事を言ってる間にまた一人!
[どのようにして列車から落ちた女性が作業員の腕に救われたのかは本人が一番よく知っているだろう。兎に角ホームに滑り込む貨物車の先頭車両の扉を開けに走って行く]
吾輩は毎度毎度良く走る破目になる。くっくっく。楽をするなと言う神の思し召しか。
[貨物車の扉を内側から大きく開けると、放心状態であろうか?かの女性を作業員から受け取ると、昨夜に同じく暖炉の傍までエスコートし、今夜は紅茶は無しでブランデーの入ったグラスを気付けに手渡す]
ようこそレディ。蚊帳の外クラブへ。
[大きく揺れた列車、咄嗟に何も掴まなかった理由はよく分からない。
はっきり聞こえたのは誰かの叫び声、
はっきり見えたのは、闇夜に散らばるタローカード
そして不思議な浮遊感―…‥
――『LA MORT-死神-』の死神が薄く笑った気がした。
その後は暗い闇、そう自分自身の髪の様に暗い闇。]
痛いのは嫌。
[甘い香りの中で、右手薬指の指輪の中の物を飲み干そうとしたか。]
飛んだのか、落ちたのか、知りませんけれど。
[はらはらと散っていったカードの煌めきから、想像しつつ]
心臓に悪いです、よ……おや?
[オラヴィに連れられてきた女性に、自分の胸の当たりを撫でつつ言ったりしたが。ふと、その姿、ついさっき見たような気がして、眉を上げた]
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>イェンニ
貨物車に連れ込んではいますがお亡くなりでも大丈夫なのでお好きな感じで落ちたり助かったりしてくだされよ!
まあ、蚊帳の外が嫌なら、めくればいいんでしょうけどね。
[蚊帳の外クラブ――オラヴィの言いぐさに、物問いたげにじじーっと相手を見上げてから、窓の外へと視線を向ける。自分の時もそうだったが、列車から落ちた人間を拾うくらいだから、エカテリーナ号はそう遠くないところに居るのだろう、と。
中の様子は、今し方クラブ入りした占い師から聞くことも出来るだろうが、落ち着くまではおとなしくしていようと思う。だから、流れっぱなしのスピーカーの音に、耳をそばだてた]
>>22
[一体何処にどれだけのマイクを仕掛けているのだろう、スピーカーから漏れる音の内、ひとつは、急ブレーキの甲高い音のあととたんにノイズが少なくなった。
風――列車の外?
マイクを仕掛けた人間ならわかるのだろうが……無意識に親指の爪をかむ]
[それよりなにより問題は]
あいつ――
[ノイズが減ったせいでよりはっきりと聞こえるようになった会話の、内容。声の主]
……。
[思わずがり、と、爪をかみ切った]
[規則正しい音は、意識を深い所に沈める。
粗末な毛布と言えども、女にとっては心地の良い温もり。
その眠りを妨げるのは、遠い客車で行われている秘宝の争奪戦の騒がしさ――。]
私の眠りを妨げるのはなぁに?
[争奪戦から落ちた女にとっては、もう無関係な喧騒。]
[声の主がそこにいるかのようにスピーカーを睨み付けていたが、>>9 ふと聞こえた声に表情を戻してそちらを見やり]
『起きている人間に眠りの神は囁き、眠る人間に死の神が微笑む。だから人々は死を恐れ眠らぬように夜通し騒いだ』
[何となく思い出した台詞を、ぽつりと口にする。近くにオラヴィがいるなら、彼がこの部屋の主だろうから占い師の事は任せるのが良さそうかと思うが]
死を恐れてというよりは、ただのお祭り騒ぎのようですけどね。
[またこれも、独り言めいて]
死を恐れない―…‥
つまり神を恐れない―…‥
『La Maison Dieu-神の家』の逆位置ね。
[ふわりと毛布を頭から被り、甘い香りを周囲に漂わせながら、占い師の様な姿に――。]
死を、恐れない……
[ちらりと、自分の腕にしがみつく青い兎に視線をやって。
ふわり。まるで重力を無視したように広がる毛布が占い師を覆えば]
何か、見えますか?
[不可思議な揚力を感じた気がした。神の家……神など自分は頼らない、そう思っているが。ゆるり首を傾げて、聞いてみる]
何も見えないですわ。
だって見えたらつまらないですもの。
占い師の仕事は、一歩を踏み出す為のきっかけを作るだけ。
占いって、裏無いの言霊が隠されている言葉―…‥
[女はにっこりと妖艶に笑みを浮かべる。]
ほぅ、なにやらお宝争奪戦が始まりそうなムードであるな。
[楽しそうに言うと、占い師と指揮者にあついチャイを振る舞った]
そう、それなら良かった。
ワタシがこれからしようとしていることが「見えてしまう」のなら、困るところでした。
[つまらない、その言葉に、にぱっと笑ったが。続く言葉には、作り物めいたその笑みを納めて]
言霊……発する言葉が、言葉を発するモノが、自然と意志を秘めている……それに気づかせるのが占い師、なのかな。
[半分は、理解しそびれた表情のまま、首を傾げる]
[けれど、>>51 発砲音の後に聞こえた声にぎょっとする]
ウルスラさん……?
[名を呼ぶ、相手に聞こえるはずもないが]
ふふ、私が本当の占い師だったら、真理が見えてるかもしれないけれど―…‥、
私はし甲斐無い――ですからね。
[男から渡されたチャイのカップを礼を述べながら受け取ると、小さく首を傾げる。]
眠れないのなら、お薬か、香でも焚きますわよ。
安心して下さいませ。
永遠のではありませんから――。
目的も無く、殺める事はしませんの。
[優しい笑みを浮かべる。]
[銃声に顔をしかめ]
荒事は好きじゃないんだがね。
さて、ラウリ君のベットした彼女が撃ったように聞こえたが…、誰が撃たれたのかな?
[スピーカーに耳をすませている]
甲斐無し……その言葉、今回はワタシもそうそう譲れそうにありませんが。
[ついと差し出されたカップ、受け取るとたった一口口を付けて、オラヴィに礼を言う]
薬は、結構、香も、いりません。
オラヴィ卿、この列車、出入りは自由?
[返事を待つ間に、確認する。腕の兎、下げた剣、懐の楽譜、帽子を頭に乗せて]
[大事なモノ、今身につけているモノは、ほとんど「形見」だ。仲間内からでさえ、喪服の男と揶揄されるほど。自分にモノを与えた人たちは死んでいった。
そして自分は、その与えられたわずかなモノで生きて、生き延びている]
ふふ、大丈夫です。
これが形見になることはあっても、ワタシが先に逝くことはありません。
[これ、とポケットから取り出し見せたのは、オラヴィ卿がメッセージを託された黒い兎]
そうそう、ワタシがこうして無駄にあがけるのも、ケガ一つさせず拾ってくれたあなたのおかげです。お礼にひとつ、教えてあげます。
彼女は『トゥーランドット』が好きでした。特に『誰も寝てはならぬ』、なんてね。
[言ってから、にぱ、と笑って両手を広げる]
信じますか? 「友」よ。
[形見、との言葉に顎を撫で]
我輩が先に死ぬと申されるか!あっはっはっは、まぁ年齢的にはそれが世の常だな!
そうであるな、友と言う言葉に敬意を表して信じても構わんよ。
まぁ、我輩の感想をいえばオペラの内容を考えると、ちょっと信じがたいがね。
[無意識に誰も寝てはならぬ、をひとくさりハミングした]
[友という言葉に。その男の言い回しに、思わずくすりと笑いを漏らす]
……あれには解釈がいろいろあるのですよ。彼女は……おっと、まあこの辺りはお礼の内では多すぎるかな。
[占い師の女性にも、帽子を取り、会釈をして]
それでは、卿。
[また、とは言わない。ただ、会釈して、特別室を後にする]
そろそろ終わりなのかしら?
私も次の勤め先を見つけないといけないわ。
[困ったような口ぶりだが、表情は新しい獲物を探す獣の様な表情を浮かべて、]
今度は面白い書物に出会えたらいいんだけど、上手く行くかしら。
[荷物は殆どない。
でも女な身一つさえあれば、どうにでもなる。]
じゃ、御元気で。
[その姿は貨物車から消えた**]
[部屋を後にして「誰も寝てはならぬ」を口ずさむ。希代の歌い手が口ずさむより遙かに劣る、歌]
まあ……そうでしょうね。彼女、変わり者でしたから。
[くすりと笑う。
あとは、真っ直ぐにエカテリーナ号に向かうだろう。ウルスラは、失えない。約束がある。それに――]
また喪服呼ばわりされるのも癪ですから。
[何が出来るかなど、知るわけがない。先は見えない、占い師でさえ見通せないのだから当たり前かと思う。けれど足掻くのは自由のはずだ**]
でしょう。ヤナーチェク?
[みな出ていった貨物車の中で細巻きの煙草に火を付けゆっくり吸いながらチャイを飲み干す。しばし後煙草を吸い終えると無線機を取出し]
本部こちらジャック7、リトルラビットは籠から飛び出した。檻から完全に逃げ出す前に捕まえたほうがよいのではないかな?あ、何をする!やめ
[途中で言い止め銃で無線機を撃ち壊した]
なーんてね。
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