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─廃校─
[バスの中では元の睡魔もあって違和感無く眠ってしまった。
目が覚めて最初に見たのは、バスでは無い天井]
……あ?
[未だ頭がぼんやりする状態で声を漏らすと、ゆっくりと起き上がる]
…なんだ、ここ。
[周囲にはクラスメイトも居るが、何だか様子がおかしい。
次いで首にある違和感に手を当てると、硬質の何かが首に嵌っていた]
んだよ、これ。
[訳の分からないままで居ると、現れた男により事務的に説明が為される]
はっ……なんだよそれ、フザケてんのか?
[笑い飛ばそうと思ったが、表情が引き攣ってしまった。
出入口に立つ武装した大人達が、この状況が冗談では無いことを示している。
担任の無残な姿を目にすれば、嫌でも現実を受け入れざるを得ないか]
……ちっ。
[眉間に皺を寄せたまま、配られた携帯を見やる。
自分の出発までまだ時間がある。
しばらくは携帯の操作の確認をした]
…ムカイの奴、順番まだじゃ。
[垣間見えた表情に違和感を覚えた。
何故あんなに楽しそうなのかと]
……俺、あいつの次のはずなんだけどな。
[この場合順番はどうなるのだろう、と。
こうなってしまえば順番ももう関係ないのだろうか]
…だよな。
[ヤスナリの声に返しながら頷く。
カチカチと携帯を動かし、内容を読んで。
意味が分からないと言うように眉根を寄せた]
もうそろそろ、かな。
[周囲には生徒がだいぶ居なくなっていた]
…ヤなこと言うなよ。
[あっさりと言って出て行くナオにそう返して。
次いで自分の名を呼ばれデイバッグを受け取り。
無言のままに外へと出た]
…どうしろってんだよ、ったく。
とにかく生き残るしか、ねぇか。
役職とかも意味わかんねーし。
[携帯を開いて画面を確認し、また閉じた。
裏門にはまだ人が居たりするのだろうか。
周囲を見回してから、やや離れた場所へと移動する]
[廃校から少し離れた場所で懐中電灯を付けて、デイバッグの中を確認する]
水と、これは……ルールブック、だっけ?
……読んでる暇はなさそうだな。
それと……?
[もう一つ、何かが入っていた。
懐中電灯で照らされたのは[スカシカシパン]]
…殺し合いのゲームだっつーのに、変なもん入れてんじゃねぇよ…!
[つい突っ込みの声が大きくなってしまった。
始まって早々かなりの不利状況である]
ちっ……牽制くらいには使えるか。
どっかで何か調達しねぇと。
素手じゃ身を護るのには心許ねぇ。
[地面に叩き付けたスカシカシパンを拾うと懐中電灯を消してデイバッグを装着]
他に廃屋でもあれば何か探せるかも知れねぇけど…。
最悪そこらの枝折るか。
[あれこれと考えながら、暗闇に目を慣らしてから移動を開始する]
[ぶつかった勢いで地面を転がる]
…ってぇー…。
なんだよ、岩でも……。
[あったか?と言おうとして、自分同様すっ転んでいるリウを見つける]
……あー、悪ぃ?
[一瞬状況を忘れて素で謝った]
[起き上がり服の土を払って]
…まぁ、無理もねぇだろ。
こんなフザけたゲームなんざに強制的に参加させられてんだから。
[携帯からの声は微かに聞こえた。
けれど誰が言ったのかまでは分からない。
その言葉もあってか、リウを見やり口を開く]
…お前はどうすんだ?
俺だって同じだよ。
けどあいつらの目を盗んで逃げ出すってのも無理そうだし…。
嫌だけど、ゲームは続けるしか無い。
ただ、連中のルールを聞く限り、皆殺ししなきゃいけないわけじゃないみたいだし。
『味方』を見つけて、協力して生き残る。
多分、これが一番確実。
……ムカイみてぇな奴が居ないとも限らないしな。
協力者は探して損は無いと思う。
[携帯から怒号が響く。
このゲームの説明がされた頃から様子がおかしかったことを思い出していた]
当てが無ぇなら一緒に来るか?
身を護るものを何か探そうと思ってんだ。
[リウが『味方』であるかは分からない。
けれど一人よりは、と考え訊ねかけた]
完全に信用しちゃ居ねぇよ。
『監視』も含めてだ。
変な動きするなら、容赦はしない。
けど一人で居るよりは、他から襲われにくいんじゃないか?
[はっきりと言葉にして、未だへたり込んで居るリウに手を差し伸べる]
それでも良いってなら、来れば良い。
[握り返された手を引きリウを立ち上がらせて]
…小林が?
ムカイと組んだ、なぁ…。
[考えるように顔を顰める。
さっきの怒声からすれば脅された可能性も高いだろうか]
ともかく、少し落ち着けるところと身を護るもの探さねぇと。
建物、探そうぜ。
…そういや小野寺、バッグに何か入ってたか?
[訊ねながら地面に転がっていたスカシカシパンを拾うと、リウの手を引いて建物を探ししばらく*歩く*]
何?
[言いかける様子に横目で視線を流して。
手を引いていることには特に何も思っていないようだ
音楽を、と聞かれると軽く顔を顰めながら「いや」と首を横に振る]
……ムカイが持ってんのは銃、なのか。
小林、ムカイと一緒に居んだろ?
そんな奴の所に丸腰で行けるかよ。
…でも建物あんのか。
鉢合わす前にその中探せねぇかな。
[警戒はするが、向かう意思は*見せた*]
……不協和音でも奏でて攻撃しろってのか?
まぁ、角使えば鈍器にはなるだろ。
[相手を怯ませることは出来ると、その程度のものにしか思えなかった。
曲については「分かんねぇよ」と答えて。
武器を聞き返されると、一度足が止まる。
リウの手を握る手とは反対の手に持たれている物体は相手に見えていただろうか]
……鈍器にすりゃなりゃしねぇ。
人間その気になりゃ素手でも戦える。
[ぽつりと零したのは武器を探そうとしている先程とはやや矛盾する言葉。
動揺が隠せないまま、その後は無言で指定された方向へと*歩き出した*]
[武器について答えた時、リウの反応はどうだったか。
懐中電灯は点けないまま、周囲を警戒しながら歩き進める]
[手を繋いだままの意味、懐中電灯を点けない意味。
全ては身を護るためのものだが、どこまで効果が及ぶのか]
─ →山小屋─
[ややあって薄っすらと建物の影が見えて来る]
…山小屋、あったな。
アイツらに鉢合わせなきゃ良いけど…。
[まずは何か探そうと、リウを連れて山小屋の中へ。
扉を閉めてから、ようやく手を離した]
俺、奥探してくっから。
休むなり探すなりしててくれ。
[リウから離れ、武器になるものを探し始める]
[ボロボロの山小屋。
利用されなくなってかなりの月日が経っているようだった]
山小屋なんだから斧とかナタとかあれば良いんだけどな。
……この様子だとあっても錆びてそうなのが。
[探すには流石に明かりが必要で。
手に持つものを入れ替え懐中電灯を照らす。
円形の光が山小屋の壁を照らし出した]
……楽譜とアレよりはマシか、錆びてても。
[今の自分達の手持ちを思い出し、溜息が漏れた]
[丸い光が山小屋の壁をなぞる。
時折照らされる棚や壊れた椅子など。
近付いて、バラバラになった椅子の足を二つ手にした]
……石を括りつければハンマーにはなる、か。
丈夫な紐かロープがあれば即席で作れるな。
[拾った椅子の足をデイバッグのベルトに差し込み、再び探し始める。
一度、リウの手を握っていた手を見つめ、握り締めた]
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