情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
―クレストの部屋⇒廊下―
[ニルスの涙>>5:110ユノラフとイェンニの想い>>5:+66>>5:114
すべてを見届け、そっと部屋を出る。
窓の外を見れば、コッコに炎が灯っているのが見えた。>>5:104
すべてが終わったようだ。
相棒の無事を見届ければ、自分も行くべきところへ行くのだろう。
炎を見ながら、確信していた。]
―湖―
[夏至祭から数日。
相棒がすっかり新しい主に懐いたのを見届け、>>17自分が命を落とした祭りの会場を訪れた。
湖上の櫓は撤去され、初めてこの場所を訪れた時のにぎわいが嘘のようだ。
ドロテアやイルマは、どんな気持ちで引きずり込まれていったのだろう。
そんなことを考えながら、ぼんやりと湖を見つめていると、突如、見覚えのある人影が姿を表した。]
アイノ…
[そこにいたのは愛する妻。
何もない湖の上に立ち、優しい笑みを浮かべ、自分の方に手を差し伸べている。]
…迎えに来てくれたんだね…
[ああ、少女たちもこんな気持ちで、引き寄せられたのだろうか。
無意識にその人影に向かってかけ出し、気づけば彼女を抱きしめていた。]
…やっと会えた…これからは、ずっと一緒だ。
[彼女も頷き、優しく抱きしめ返してくれたのを感じた。
そのまま、光と共に消えて行く。]**
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了