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ウェンディも容疑者なの?
そんな馬鹿なことある?
ウェンディがどうやって村の人を殺すって言うのよ…。
[自警団長のリストそのものに不審の念が沸くがそれを言い出すのは少し怖かった。]
うそ!? ラッセル!?
[呆然と様子を見ていたが動かなくなった瞬間に弾けるようにラッセルの元へと向かう。]
息・・・してない。
うそでしょ? 冗談だよね?
いつもいつも人のこと驚かしてばかりいて・・・。
[そこまで口に出すと涙が一筋零れそのまま泣き出してしまう。]
そうよ、人じゃないわ…。
悪いけど、これだけの人の前では庇えない、わね。
できれば最後まで見届けてほしかった。
ごめんなさい。その代わり、魔女は必ずそちらへ送るから。
それで許してもらえないかしら。
目が4つあったり、手が6本あったりはしないわ。
見た目は普通。でも、少し… 何ともいえない雰囲気を纏っていることが多いわ。
そして無知な大衆を騙す。そんな輩よ。
[置かれた手と静かな言葉に押し黙る。
わかってはいるのだ。こんなこと言っても意味などないことくらいは。
遺体に顔を押し付けるように声を殺して泣き続けている**]
さあ、ね。天罰でも受けたんじゃないの。
色々気を回してもらって悪いわね。
そうだ・・・ あっちでも先生と一緒にいたいと思うかしら?
そう。
今日は先生にしようかなって思ったけど。
ウェンディちゃんにしておこうかしら。
今は冷静なヒューバートさんにヴィンセント先生… 身内が死んでも大丈夫かしら。
貴女の計画はそうだったわよね。ニーナ。
とにかく… こんな馬鹿なことはやめさせないと…。
でも、アーヴァインさんを襲った誰かが見つからないと終わらないのも確か…。
[それには結局リストにあげられた人間に会うしかない。]
[昨日と同じ自警団の倉庫。
何事もなかったかのように片づけられてはいるが、空気はあの時と変わっていないような気がした。]
何か、嫌な雰囲気。
[じっとラッセルが倒れていた場所へと視線を向ける。]
わたしが貴女を…?
[幾らか声に動揺が生まれる]
でも。そうね。貴女を処刑する理由があるのは、きっとわたしだけでしょうし。
ニーナが軽く突き倒したくらいで… は確かに変…。
魔女の呪いが掛かっているとでも…。
容疑者は貴女の敵だから? 此処に入ったら誰かは死ぬとか言うのかしら。
魔法の存在がわからないように事故を装う… そんな力があるって少しだけ聞いたことが有るの。
[単なるお伽噺の一節。信じた事なんてなかった。]
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