情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[最後に目に映ったのは、バクの困惑した顔。
目の前で、それが飛んだ。
頬にかかった血を拭うこともせず、白い顔で中に入っていく]
すごい、音しなかった……!?
[遠くで爆音。
同時、メール着信を知らせる音が鳴る]
生きて、た。
[深く息を吐いて、携帯を開く]
……へ?
4人……?
[そこに並んだ名前に、目を見張った]
[無我夢中で元来た道を走り続け、やがて湖が見えてきた。後ろから追ってくる様子もない]
はぁ・・はぁ・・もう大丈夫みたいだ。
風祭さんは大丈夫!?さっき蹴られてたみたいだけ・・Σ
[その時、突然風祭さんの首の輪が目の前で爆発した。首が飛び、血を噴水のように噴出しながらゆっくりと後ろに倒れていく。一瞬何が起こったか分からずに立ち尽くす]
う・・うわぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁあああ!!!
[頭を抱えながら絶叫し続けている]
[部屋の扉を開く前に、携帯電話を確認する。
死亡者名と、先ほどの騒ぎの大きさを照らし合わせた]
ミナツ、いる?
[扉の向こうへ、震える声で尋ねた]
……つーか、帝国ってなんだよ。
[掠れた声ながらしっかり突っ込んで。
遠い家を伺えば、赤い色が目に入る。
携帯に目を戻して、目に止まったのは1人の名前]
カザマさんも……?
確か、投票は1日1人って……
……まさか。
[はたと思い至ったように、バッグからルールブックを引っ張り出した]
リウ?
[こちらに向かって微笑んでくれただろうか…すぐに倒れこむヤスナリを受け止めるように抱きしめたので よく表情は見えなかった]
リウ…大丈夫
[側に寄ろうとした瞬間 目の前が白く光った]
[携帯電話が表示している霊能判定に、顔を歪ませた]
全員教えてくれるんじゃないわけ?
落ち着け。本に書いてあったでしょう。
なんだっけ。どうなってるんだっけ。
[がし、と頭をかきむしる。
バクの武器のことが思い出された]
ナオに取られる!
〜回想〜
【中村さん宅に入る直前】
猫村さんが先に入るのか・・
なら一応携帯で猫村さんを指定しておこう。もし捕まってもひょっとしたら助かるかもしれないしな。
〜回想終わり〜
[風祭さんの死体を丁寧に埋葬した。空ろな瞳でぶつぶつと呟いている]
何で・・・風祭さんを・・・指定しなかったんだ・・・
[手に持った携帯に表示が出ている
【あなたは守護者です。指定した人の首輪が爆発することを防ぐことが出来ます】]
[轟音と共に、バクの頭部が宙を舞うのが見えた。
呆然と見上げていると、ヒビ割れた眼鏡に、血の雨が降り注ぐ]
……あ、あはっ。あはは……
[様々な液体で顔が染まっていった。
携帯には着信を知らせる音。
緩慢な動きで操作をすると、表示されるのはいつもよりも多い名前。
そのうちの一つを見つめていると、じんわりと視界が滲んだ]
やだぁああああ
[叫んで扉から飛び出す。青い顔をしたサヨが立ちすくんでいる]
小林さんは…大丈夫だったんだ。
あのね あのね リウが リウが・・・
ヤスナリも一緒に
[ガクガクと震えながらサヨに近づく]
[携帯の表示を見る。羅列された名前は・・・]
4人も死んだのか・・・これで残りは5人・・・
いっそ死にたくなってきたよ・・・
[虚ろな瞳のまま中村さん宅へ向かい歩き出した。全てを終わらせるに・・・]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了