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あぁ。忘れてた。本、仕舞わないとね。
[洗い物を終えて戻ってくると、囲炉裏の傍に置いた本を手に取る]
多分、管理人室には、もっと本があるわね。
調べてみよう。
この本に書いてある事実が、本当なのか、どうか。
[誰にともなく呟くと、奥の管理人室へ向かっていった]
[夢を見る。夜に読んだ本の村の中のようだ。湖の周りには桜の木が並んでいる。]
きれい。
[満開に咲いたそれは、突然強い風に煽られて一気に花びらを散らす。体を切り裂きそうな花びらの勢いに、思わず目を閉じた。その瞬間夢は終わった]
じんろー…。
[本の中に出てきた物の怪の名を無意識に呟いた。]
[ぼんやりとしたまま寝返りを打つ。気だるげに起き上がると既に時計の針は昼に近い。]
そうだ、雪。
[手櫛で髪を整えながら、窓の外を見てため息をひとつ。乃木に頼めば帰れるだろうか。跳ねた前髪をごまかすために、帽子を被った。]
[管理人室の戸を開けると、少女と目が合う]
おはよう。
[まだその隣で眠っている人に気をつかうように小声で挨拶をかわす]
昨日は遅かったからみんな眠いみたいね。
[読みっぱなしで投げ出してあった本を手に取り、本棚へと戻す。]
寒…。お風呂入ろうかな。
[呟いたところで、背後にあった扉が突然開く。びくりと体を揺らし、恐る恐る振り返ると女性と目が合った。]
えと。おはようございます。
…エビコさん?
[昨日聞いた名前で、会っていない女性のはエビコさんだけだ。少し首を傾げて、目の前の女性の名を呼んでみた]
おかえり
[目をこすりながら体を起こした。奥へ向かう家政婦さんの背中に声をかけ]
これは?
[彼女が見ていた、入り口の戸棚に置かれた本に興味を抱き、ぱらぱらとめくっている]
あら。びっくりさせちゃったのかな?ごめんなさいね。
[不安そうに声を出す少女に、にっこりとする]
そうですよ。エビコさんよ。
アナタは?えぇーと。
ごめんね。利用者帳見ただけじゃ、誰が誰だかわからなくて。
[頭の中で、昨夜出会った人々と、利用者帳の名前を結び付けようとしている]
[できるだけ静かに扉を再度打ち付けた後、囲炉裏の脇で過去の伝承の書かれた本を、興味深げに読み始める]
ふうん……人狼ね
[ひととおり目を通すと、あらすじをざっとメモにまとめ]
突風が吹くと、人が切り刻まれて逝く、か。
以前、他の村でも似たような話を聞いたことはあるけど、狼の遠吠えっていうのは珍しいネーミングだね。
[ぱたりと本を閉じ、耳を済ませて外の音を聞く。依然風は強く、うなり声を上げているようにも聞こえる]
[本を入り口の戸棚へとしまいこむ。奥の部屋が気になったが、女の子が寝ているはずなので見に行くのは諦め]
管理人さんはまだ戻ってきてないのかな?
……ちょっと、外を見て来ようか。管理棟の周辺なら迷子にはならないだろうし
[外套を羽織り扉を引き剥がすと、吹雪で視界が狭い中、外へ*]
[入り口付近に寝ていたはずの男性の姿が無い]
外へ行ったのかしら。この吹雪の中……。
[雪慣れてない人間が歩くのには、危険な天気だ……と、不安げに扉を眺めた]
[エビコとふたり調理場へと向かう。しばらくして居間を覗き見た彼女に続いて後ろから覗き込む。]
…冬樹さん?
[僅かに緩んだ扉がカタカタと音を立て、隙間から入り込む風が鳴る。そこはかとない不安を覚えて窓の外を見たあと、エビコを見上げた]
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