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……そう。
[「あんだけ苦しい思い」。
その一言に、失ったもの、失ったこと、
すべて集約されていると思えて。
言葉もなく、首元をなぞる10thを見上げる。
そういえば神の座ではおおむねこっちが見下ろす形になっていたから、
今の立ち位置は新鮮である]
そういうこと。
もちろん見守らずにさっさと……成仏?
それをするって手も、ある。
[つまりは選択肢は3つ、と、
立てていた指の数を三本に増やす。
決まらないようなら一本ずつ減らしてカウントダウンとするつもりだったが、
答えはすぐに決まった]
話が早い。
……はぁ、貴方が死ぬのは実に惜しいんだけど、
この状況実に私得で――…見事な二律背反じゃないのこれ。
[左手を口元に当て、
呼吸する動きでオーバーに肩を上下させてから]
ええい、ともかく悪くないという意味よ。
では、貴方を神の座まで、連れていくよ。
[そのまま自らの右手を、10thの右手に重ねた]
―――【Per aspera ad astra.】
[困難を通じて星々へ。
そんな意味を持つ成句を唱える]
[ほんの一瞬の間に、10thの霊体は、
ゲーム開始前に立っていた、10番目の柱へと転移する。
そこから見える景色は、無数の場面が映し出されていることを覗いて、
開始前とはほぼ変わらない]
初期地点はそこだけど、
自由に動けるから。
[一方彼女は中央部に転移。
いつの間に出現していた白いテーブルに片手を添えながら、告げた]
気分がよければお茶でも。
最高級の茉莉花茶でおもてなししてあげるよ。**
/*
うわああああ表記ゆれがあああああ
そして結局勝手に動くまでに時間がかかった小間使いである
向こうオフったからってのんびりかまえすぎだろおおおお
茉莉花=ローズマリー
ま、うん、そゆこと
/*
悪いがPLレベルで殺す気は全くないぞソラ
ここでソラが死んでおいしい物語がおもいつかん…
てか、村と鬼のバランスを取ろうとおもったらここでソラが死ぬより、2狼落として、ヨシアキがクルミとソラのどちらかを選ばせるのがおにちくでおいしいと思うんだ…
/*
私、すごく勝手なことを言います。
ゼンジさんは、王様みたいに振る舞うけど本当は、自分と同じだけの覚悟と、辛さと、重さを背負ってくれる人と生き残りたくて、人を見て、選んでる……ええと、つまり、仲間が欲しい、のかなぁ、って。
別に、ゼンジさんの期待は関係ないけど、……でも、私は、生き残るって決めてるんです。その為なら私は、迷わない。
っていう台詞下書き。
…なあなあ。
[8thを追いかけながら、
絵日記の向こうに声を掛ける]
ゼンジのおっちゃんはさ、
どんな優先順位もってるん?
[それは些細な興味と。
今後のために知っておきたいという関心]
ひとのばっか聞いてもアレだから、
オレ様のも言っとくとさ。
[階段をのぼって息が弾む。
口元には笑みを浮かべたまま]
―――オレ様は、自分の世界が一番だいじ!
そんで次に、ゼンジのおっちゃんとヨシアキだなっ。
自分の手がちっこいことなんてよく分かってるから、
これ以上は求めない。いらない。
世界の残る価値とか。
ふさわしさとか。
…――そんなもん、知らねー。
だって誰がそんなもん決めるんだ?
かみさま?
…そのかみさまを決めるためのゲームだろこれ。
オレ様は…オレ様の世界を残したいから生き残る。
ある意味、いっちばんわがままかもな!
自分のことしか考えてねーもん。
[けらっとデンゴが笑うと、
絵日記カボチャもケタケタ嗤った]
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