[手紙に描かれた図面は、この場所の地形によく似ていた。
いくつかの×印が、村中あちこちに示されている]
現金を持っていたらコイントスしてみたいシチュエーションだったな。
もしくは、こっくりさんか。
[一度屈伸してから、横断歩道へ向かって歩き出した。
リボンタイでくくったCDを、ぶんぶん振り回しながら]
[プレーチェの手には目立った武器は握られていない。
それを確認してから歩を進める]
ムカイなんて嘘つきは、信じなくて正解だ。
ぷーさん、君の判断は間違っていなかった。
[拾った地図らしきものを掲げて見せた*]
それよりこれを見てくれ。
何かありそうじゃないか?
かいちょーは、難しいこと言いすぎ。
殺すか殺されるか、だけだよ。
[溜息ひとつ。背中の手斧に右手を掛ける]
イマリ、ぷーさんの事嫌いだったけど、いまはよくわかんない。だってどっちかは死ぬもの。どっちでもいい。
でも、イマリは生きたい。