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大事だからこそ、食べたい…?
そんな、では。
狼は、狼同士でなくては
生きていけない…という事、に
なってしまいませんか?
[ヴァルテリの言葉に俯いた。
表情を変えてしまうのが気付かれないように]
…大事だから、食べてしまう。
血肉に…――、
[落とす呟きは小さく高く低く 重なる]
[ヴァルテリが台所に向うのに付きそった。
彼が作るスープを邪魔せず、
地下から持ってきたソーセージを茹でて切り分け
干した肉と卵を炒める。
日持ちのする、料理。]
空腹はいけませんわ。
悪い事を考えてしまう―――
その、元だと聞いていますもの。
[それらを居間へと運ぶ準備]
ヴァルテリ様いいつもなら旅の楽しき話を聞かせて頂きますのに―――
今は、そんな処じゃありません、のね。
大丈夫ですわ。
神は見ていてくださいますから。
試練ばかり、与えられる事はありません。
[不安気なウルスラを見て。
その手指を上から包むように握り、
細い目を更に細めて力付けるように言う]
ヴァルテリ様。
わたくし、嫌です、
ドロテア、を、傷つけるなんて、
[切羽詰まったような声を上げたあと、
身の内に甘やかな気配が広がるのに身震いをした]
嗚呼。
でも、こんなに…――――
[愛しいものが、甘いのだ]
[自身の身を抱くようにして 一度、
ふる、と、足元からの身震いをした]
…ウルスラ様、
[案ずる色を見て、ふると頭を横に振る
自分のことよりも、と、笑み滲む困った顔]
神は…全てを、見ておられるのです。
[それから適当にあしらった料理を居間へと運ぶ
ウルスラが手伝おうとすれば、
笑みを持ってその手を遮って]
…ドロテア、も。
お腹、空いていると思うのですけれど…
[つぶやきを聞いていたかのように
供儀となっな少女は居間に現れていた]
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