157 家出少女の電車内
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隊商 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 01:33:34
学生 ハツネは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 01:37:10
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/27 01:44)
[膝に乗せた学生鞄。
中身なんていくらも入ってなさそうな、薄っぺらいそれを枕にして、学生が一人寝息を立てている]
(21) 2014/07/27(日) 01:57:04
学生 ムカイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 01:59:59
隊商 ロッカは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 09:34:33
[小さな少女がいることは、乗車の際にちらりと見ていた。
だが記憶には既になく、男は別のことで頭をいっぱいにしている。
他者の事情を想像するだけの余裕はない。
それどころか、視線>>10>>11に気付くことさえなかった。
広げた足を、行儀悪く組む。
近くの席に誰が来ようと構わない。
足を組み替えようとして、がん、と音を立てる。]
…………ってぇ。
[足を見ながら顔をしかめる。
車内には学生が多い、これくらい構わないだろう。]
(22) 2014/07/27(日) 10:33:54[窓辺の席(後方座席)]
9人目、講師 ポルテ が肩書きを「女優」に変更してやってきました。
私は恋人に…捨てられて…しまった…
人はこの私を…ふだつきと云うから……
んぁー! ろくぅでなぁ……ゲフッッゲフンッ
[鼻歌。にしては声高な、そして図太い歌声とともに、見かけ的には女の姿が一人、また列車に乗り込んでくる。]
…鼻から何か出た気がするわ。嫌ね。夏風邪かしら。
あら。イケメン。
(23) 2014/07/27(日) 14:45:55
ここ。いいかしら?
[返事を待つでもなく、どかりと腰を降ろして、
取り出した扇子で胸元に風を送り始めた。ぱたぱたと。]
それにしても暑いわねぇ。
そうだわ。イケメンさん?八朔食べる?
というか、食べなさい。夏の暑さには八朔が良いのよ。
[本当だろうか。
無理矢理に近い感じで、八朔をズイハラに手渡した。**]
(24) 2014/07/27(日) 14:47:02
女優 ポルテは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 15:06:09
[ボックス席からそっと顔を出せば、
ホームに面していない側の様子をある程度目にすることはできる]
………あ。
[ドア前に立つ制服姿の少年を目にし、>>6
僅かに目を丸くする]
この前の……えぇと。
[この前の“何”なのかとっさに思い出せない様子。目をつぶって思案する。
何か、この少年の印象的な姿を、
どこかで見た気がするのだが]
(25) 2014/07/27(日) 15:15:42
[清潔さの保たれたセーラー服(夏仕様)。
一人分の座席を悠々と占める革張りの楽器ケース――その隅の。
適度にファンシーな長方形の枠の中に流暢なフォントで記されている「Hatsune.S」という文字。
それが――ただの通りすがりが、彼女の身分を知ろうとする際に使える材料。
そう。
ただ通りすがるだけの関係であるなら、
彼女が簡素に「ハツネ」とだけ名乗った際、
<<13>>回に1回の割合で名乗ったそれを苗字と勘違いされることなど、
そうそう簡単に知れるまい]
(26) 2014/07/27(日) 15:16:14
[静寂はふいに破られる。>>22
彼女――ハツネは自席へと顔を引っ込めると、
流れるような手つきで携帯音楽プレーヤーの再生ボタンを押した。
新たに客が乗ってきても気付く素振りを見せず、
音楽の世界に没頭する**]
(27) 2014/07/27(日) 15:29:09
[青色に身を包んだスマートフォンは、
片隅に様々な色をぶら下げていた。
持ち主である彼が指を滑らすたびに、
冷風の揺れとは異なるリズムで踊るのは――クマだ。
クマ。
均一の規格、けれど一つ一つの色も装飾も異なるそれらは
コンビニで販売されている清涼飲料水のオマケだ。
ただ単にオマケをつけているのだろう――などとは
決して思えないほどに、クマたちは大量に揺れている。]
(28) 2014/07/27(日) 16:24:44[ホームに面さないドアの前]
[そんなクマたちを、否、クマ付きスマートフォンを
制服ポケットに押し込んで
クマ付き男子学生となった彼は「アチィ」と呟いた。
濁点でもついていそうな声だ。]
ァ゛ー……
[襟から風を取り入れようとも、
額を流れる汗は消えるはずもない。
縁眼鏡のレンズには、走った名残か、一滴の汗が付着していた。]
(29) 2014/07/27(日) 16:25:12[ホームに面さないドアの前]
学生 ケンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 16:29:45
学生 ケンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 16:38:41
[クマのついてくるペットボトルと、追加注文のアイス。
ついでに、間に合うかどうかギリギリの、パシッた友人。
それらを待つ間は、この男子学生は背を扉に預ける心算だ。
立っていると電車内がよく見渡せる。
常とは違う時間帯の電車だ。
そうそう知っている顔があるわけではない。
けれど、それなりに学生生活を送れば、
繰り返す日常の中に見覚えある顔の一つや二つ、でてくるものだ。
楽器ケースを持ち運ぶ姿が印象深い女学生が最たる例だ。
そしてもちろん、見覚えのないばかりか
そぐわない顔だって、ごく偶に、日常の中に生じてくる。]
(30) 2014/07/27(日) 17:07:53[ホームに面さないドアの前]
……、 ――?
[もう夏休みって始まってんだっけ。
大きな荷物を抱えた少女、きょときょとと動く目つきの彼女へ
ああ羨ましいと、そう思ってから首をかしげた。
ここらへんならまだ始まっていないはずだ。
定例テストがようやく終わった己がそうなのだから。
何時もの場所で部活の自主練をしよう、ああでも少し遊んでから。
野球かサッカーか、
好きな方はアイツに選ばせるとして――うんぬんかんぬん。
などと取り留めもない思考は、>>22重い物音と低い呟きに遮られた]
(31) 2014/07/27(日) 17:08:17[ホームに面さないドアの前]
[ガラわぁりぃ。
顰め面と漂う不機嫌なオーラに
『わざと蹴った』のだと勘違いをして。
少し持ち上げた顎と顰めた眉での些細な意思表示は、
部活動に勤しむ健全な男子高校生のとりうる最大で、
そしてささやかな、すぐに消え去る不快感の表出だった**]
(32) 2014/07/27(日) 17:08:37[ホームに面さないドアの前]
学生 ケンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/07/27(日) 17:11:02
/*
皆様、ご乗車ありがとうございます。
このまま本日0時の更新時間をもちまして、村を開始させていただきます。
電車は発車し、以降更新時間を迎えるごとに各駅に停車いたします。
(#6) 2014/07/27(日) 18:54:36
[ルリの黒い目が何往復かする間、この列車に乗っている他のお客さんのこともだんだんと見えてきました。似たような服を着たお姉さんお兄さんたち。ルリより何歳も年上なのでしょう。学校から帰っているのでしょう。鞄の上に顔を伏せているお兄さんだっていました。
本当ならルリも、今日は学校へ行く日でした。今日の給食は、確か、デザートに星形の寒天が入ったゼリーがあったはずです。それを思うとルリは余計にどぎまぎして、お腹がきゅうとしまっていくようで、握った手を少し強くしました。かわいそうなルリのゼリー、きっと食いしん坊のユウタくんに食べられてしまいます。]
(33) 2014/07/27(日) 19:09:24
[一度どぎまぎすると何故だか変に悲しくなります。
ですから、ルリの目はだんだん下がってしまって、誰かが気遣わしげに送ってくれた視線も受け止めることは出来ませんでした。
けれどそんな悲しい気分も長くは続きませんでした。
一人、とびきり不思議な人が乗り込んできたからです。その人がどんなふうに不思議かというと、一人きりのはずなのに何やら歌を歌っているのです。そうして――お友達なのでしょうか、ルリには分からないことですが、本を読んでた男の人に果物を差し出したのです。ぱちくり。悲しい気分もどこかへ飛んでいってしまいました。]
(34) 2014/07/27(日) 19:09:56
[ぶつけた足をさするでもなく、組み替えた。
自分への視線>>27も不快な表情>>32も、
男は元より考えようともしない。
はー、とこれみよがしにため息をついた。
比較的静かだった車内に聞こえた不気味な鼻歌>>23に、
怪訝な目を向けて、ぎょっとする。
ぱっと見は女に見えなくもなかったが、
立ち居振る舞いのすべてが男である。]
(35) 2014/07/27(日) 20:13:09[窓辺の席(後方座席)]
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