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[ヂグに顔を見せぬよう俯いたまま会釈をし、井戸へ向かう]
何で。何で。
なん……
[井戸端にへたりこみ、両腕を抱え込んだ。
また、気配]
[振り向いても無人。
呼吸が荒くなってゆく]
[窓際で、ふ、と煙を吐く。
とんとんと携帯灰皿に灰を落とし、矢継ぎ早に次の煙草を手に取る]
不味……。
[ぼやきと行動は何処かちぐはぐ。
上がる煙は狼煙にも似て]
美味しいとは思えませんが…何となく、口寂しいんですよね。
[ゼンジに貰った飴を食べる気は無いらしい。
吸い終わると、また次の煙草へと]
[ゆらゆら揺れる煙に、す、と眼を細めた]
そう言えば…バク君、様子が変だったけど、大丈夫でしょうか?
[零れた心配そうな声に、偽りはなく]
あまり変な事を言って、母のように窯に押し込められないと良いんですけど。
[ポルテが部屋を出て行くのを見ても、動く気にはなれなかった]
どうして……。
[何度目かの、意味の無い問いを繰り返す。ふと、死体となった少女と同室なのだと唐突に気付いて]
と、とりあえず、出よう。
[左手に数本の枝を抱えた状態で、バクに声を掛けられる。]
ええ。広間の机に置いてありますので、お好きに飲んで下さい。
[バクの様子に、少しは元気が出たのかなと、笑みが零れた。
それから、バクとは逆に部屋の中へ]
―アンの部屋―
[ビセが居たなら、バクと同じ様にお茶の事を告げ、
アンを一度見詰めた後に竈へと向かう。]
[煙草の箱が空になったのに気付き、溜息とともに歩み始める。
小さな声が聞こえた気がして、視線を向けた]
…ポルテさん?
[ゆったりとした足音で近付いていく]
― 外・建物の周辺 ―
[チョコスナックの空き袋を畳んで帯の隙間にしまう。手を重ねて腕を上に、うーんと一度伸びをして]
んー、……晴れてるなぁ。
雲一つない天気、とはいかないけど。
[空を見上げ、煉瓦の建物を振り向く。煙突から吐かれる黒い煙、目を細めて]
[枝を手にしたヂグを認めると、首を傾げて]
どこ、行くんですか?
[問う声が届いたかどうか?お茶の方へ向きなおると]
うぁあっっちぃ!
[フウフウいいつつ、お茶を啜る]
なんだか…バク君にも驚かれ、大島さんにも驚かれで…。
可笑しな事をしてるつもりはないんですけど。
…そこから、何か見えてたんですか?
[更に近寄り、先程までの視線の先を辿る]
[ほんの少しずつ、部屋の空気が竈へ向け流れ出す。
中に空気穴があるからか、竈が一声ひゅうと鳴いた。
それから手を合わせて、竈に一礼。
アンへと振り返ると、少し綺麗になった顔に目を瞬いた。]
…ああ。誰かがお世話、してくれたんですね。
[微笑みつつ、持ってきたフェイスタオルを、手持ち無沙汰にお手玉。]
では……失礼しました。
[そして、部屋を出た。]
>>67
何か、燃やしました?
[ベージュがかったネイルの指先で、立ち昇る煙を示した]
……誰かが居る気がするんです。
なのに、誰もいない。
[ふと、また後ろを振り返る]
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