59 アポトーシス-雪解けの合図-
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(──…かみさま)
[音なき音。
小さな囁きに押されるようにして、躊躇いがちな手を伸ばす。
そっと触れたのは、乱れた長い髪。
それを整えるように、指で撫で梳く。
怯えたように、悼むように、
──いつか、遠い日に微笑んでそうしたように。]
(32) 2010/03/22(月) (起きている時間)
…キャロル…?
[呼びかけたのは、ちいさなこえ。
指に触れたスノウドロップに、僅かに目を*伏せた*]
(33) 2010/03/22(月) (起きている時間)
書生 ハーヴェイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/22(月) (起きている時間)
…、むかし。
[ぽつ、ぽつと。
思い起こすように語られる言葉に、ふと手が止まった。]
(…ああ)
[懐かしい、記憶だ。]
(*42) 2010/03/22(月) (働く時間)
── 僕も。
……覚えてるよ。
[そうして、微かに笑う。]
(*43) 2010/03/22(月) (働く時間)
なんか…、”変”なやつがいる。って、思ったんだ。
[おんなじ、と。
言う男に、笑って告げる。]
僕はまだ…よく、分かってなかったから。
けど、何かが違うと思った。ずっと。
(*44) 2010/03/22(月) (働く時間)
[だから、「兄」に会いに。
良く遊びに通った牧師の館で、隠のあとも随分ついて回ったのだ。
泥の匂い、土の匂い、──死の匂い。
微かな恐れと、幼い興味。
隠と交わす言葉が、常ならぬ音と気付いたのは、
いつの頃のことだったか。]
(*45) 2010/03/22(月) (働く時間)
…、そう?
[おちび、と当時の自分を呼ぶ男に少し首を傾ける。
さしてありがたくもなさそうな礼の言葉には、肯定も否定も送らぬまま。]
それでも、僕は──…
[そこで言葉を切る。
自らの手を見た。血に赤く汚れた手を。]
(*46) 2010/03/22(月) (働く時間)
…隠。それでも、僕は。
きみと、また話が出来て…
──うれしいよ。
[いつかの隠へのこたえのように、小さく呟く。>>3:*32
矛盾する自らの言葉に笑うと、一度目を瞑った。]
(*47) 2010/03/22(月) (働く時間)
書生 ハーヴェイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/22(月) (働く時間)
(ぼうっと、何かが視界の中迫ってくる。)
>>27 ――っちゃん。
(氷より冷えた声が耳に這いこみ、それではっと、こちらの瞳を覗き込んでいる顔に焦点が合う。
その言葉にぞくり、と目を見開くが、先ほどの眩暈よりは衝撃が軽い。
―それに、)
普通そんな事言われればどきっとする所ですが…。
本職の方に言われるのじゃ、かえって愛情さえ感じる台詞ですよねぇ。
(くつくつと、笑いさえこみ上げる。
私は狂ってしまったのだろうか?)
(34) 2010/03/22(月) (働く時間)
ねえ…―、できれば私もあなたに埋葬されたかった。
何だって彼は―、最後まで私を「喰い残した」んでしょうねぇ?
(きしきしと、石も重圧には軋み始める。
「終わらせてくれ―…、早く、終わらせてくれ…!」
石像に秘めた、内なる叫びは敢えて押し殺した。)
いつだって、そうしたければ、できたはずなのに?
[ねえ?と墓守の顔を逆に覗き込む。]
(35) 2010/03/22(月) (働く時間)
ここへ来て、また何か思い出しそうなんですよ。
ああ、やっぱりここだ。
[返事も待たずに立ち上がり、仕立て屋と流れ者が使っていたマグカップから、それぞれ書き付けを摘み上げる。
棚の奧から見つけ出したココアを人数分仕立てると、広間へと戻って行った。]**
(36) 2010/03/22(月) (働く時間)
吟遊詩人 コーネリアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/22(月) (働く時間)
[シスターに宥められ付き添われ狂気を含んだ笑いは次第に収まった。綺麗な布をかけられるとギュッとくるまり]
んーんーー♪んーんー…
[次第に身体をゆっくり揺らしながらハミングを始め、手にしたスノードロップを一本づつ引き千切っている]
んーんーー♪んー…
[>>32>>33髪に手が触れたのに気が付いているのかいないのかぼんやりと振り向き]
あなた、だあれ?
(37) 2010/03/22(月) (働く時間)
[ことんと首をかしげ幼女のように澄んだ瞳で尋ねた]
しすたー!しらない人がきたよ。しすたーのお友だち?
(それは求めても目の前になかなか現れなかった恋人の事も、やっと和解したその眼の前で消えてしまった父親の事も、自分が誰かも死んでしまった事すら全て“記憶から消去してしまった姿”だった)
キャロルってだあれ?あなたのお友だち?
[そう言うとまた布にギュッとくるまりハミングしながらスノードロップをちぎり続けた]
―自分の記憶を
思い出をちぎり捨てているかのように―
(38) 2010/03/22(月) (働く時間)
舞踏家 キャロルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/22(月) (働く時間)
…うん。
[しあわせ。
珍しく思い悩む様子に、もう一度頷く。>>*35
そうして、続く言葉を黙って聞いていた。]
(*48) 2010/03/22(月) (働く時間)
───…。
[語られる言葉。>>*36
否定することなく、耳を傾ける沈黙が流れる。
やがてぼやくような口調に、小さな笑みが漏れた。>>*38]
そうかも知れない。
(*49) 2010/03/22(月) (働く時間)
だから ”人” ”狼”
…… 半端だな。
[ぽつりと漏らした感想には、嘲笑の影は見当たらず。]
(*50) 2010/03/22(月) (働く時間)
…え。
残り、…半分?
[全部、とは言わない隠の言葉に語尾が上がった。
「兄」を殺したいという、話の中身には触れず、
…ただ、黙って少し視線が下がる。
見えない動きに、隠には沈疑問と黙だけが伝わるのだろう。]
(*51) 2010/03/22(月) (働く時間)
…わかった。
でも、僕は──…
[言葉を切った先。
正気を失った娘の姿が映されていた。]
(*52) 2010/03/22(月) (働く時間)
……っ…
[一瞬。
髪を撫で梳く手が止まる。>>37
ぼんやりと、無邪気な瞳と視線が合うと
僅かに口元が震えた。]
(39) 2010/03/22(月) (働く時間)
──…僕は…、
[言葉の端が消え去る。
床には、無残に千切れた白い花が散らばっていた。]
(40) 2010/03/22(月) (働く時間)
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