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― 時間は暫し戻る ―
…っ、
[拒絶の言葉と感情の侭に振り回される腕により、
呆気なく、男の身体は跳ね飛ばされた。]
ごめ、ん。
[打撲傷を庇うように半身を起こし、項垂れる。
辺りに腐臭と新たな血臭が漂い始め、
男の爪先に祭壇上から流れてきた血が触れた。]
― →>>46そして現在へ ―
馬鹿は いいもんさ
[体内の「炉」を熾していない今なら、
女の柔肌へも幾許かは触れていられる。]
馬鹿にもなれない 道化も居るが
[相手の両手首を取って、床へと押しつけ
――少女の面影残す娘を暫く見詰めた。]
…俺は 愉しんでるよ?
― 砂塵の街・宿の窓辺 ―
[――花もなく飾られていた花瓶が、倒れた。
零れた濁り水ほどのコールタールに塗れる女。
蹲る姿の何処が如何ほど灼かれたものか――]
居ない相手に、礼は言えないか…
[屈む男は、身の裡からの熱ゆえに頓着もなく、
最前まで蕩けた顔を晒していた娼婦を捕える。]
…で、
ホントは俺に 何の用?
俺が死んだら
お前は逃げていい
[言い含める声音はざらついている]
…ウルスラ
[名を呼ばれたかったんだろう と
そんな響きで]
[抵抗は如何ほどか、膝で押さえつけ跨る。
着飾る胸元を引き剥ぐと、零れる豊満――
手荒な扱いに揺れ、定まらないままの乳房。
その脇から、横薙ぎ
強かに平手を打ちつけた。]
* …痛い? *
[静謐な夜は訪れず砂塵の町は眠りにおちず。]
/*
異例ではありますが、
「ラウリさんが無発言のままの場合、村建裁定は出るかどうか」と、
ご質問を受けましたので、回答を周知致します。
一番良いのはラウリさんが来られる事ですが、
ラウリさんがこのまま無発言となった場合、
投票は、皆さん合わせられる可能性が強いと思っていますが、
襲撃の方は、人狼役の方に任せるか、襲撃なしか、の指示を出す事は決め兼ねます。
(以上回答内容)
人狼役さんは、>>0:#4を参照して頂いて、
判断して頂ければと思っておりますので、宜しくお願い致します。
*/
[鼻先を突っ込むようにして、肝を齧る。両手で、腸を掻き出し、まだ暖かさの残る血を啜り舐め、肉を引き千切るようにして齧る。膨らみ始めた薄い乳房を噛み千切る。]
[くちゃりくちゃり]
[咀嚼し、喰べる。ベルンハードのように、続けて喰い続ける事は出来ない。それでも、傍目にはガツガツと食べているように見えたかもしれない。]
はぁはぁ…。
[怒りと生命の危機に急かされた捕食は、心が満たされない。荒げた息を整えながら呟く。
マティアス…、これからどうする?
お腹はいっぱいになったよ。
僕…、1、2…、いっぱい食べた。
[ぼーっと上を見上げながら、呟いた。]
― ビル街・屋上庭園 ―
[高層ビル街の一角に、上層階のみが
クラシックなレンガ造りの建物がある。
屋上には今も庭園が残るが、
年月に風化した煉瓦は脆く崩れやすく、
この場所へ至れる者は限られていた。]
…ッ ぎ、
[奇形化して歪な花を咲かせる木陰から、
今は押し殺す態の苦鳴が漏れ聞こえる。]
[ガリ、と馬銜噛む音は常より高い。]
く、ア…
[煤の混じったクレオソートの香りを
娼婦の部屋へ残してきた軽業師の身は、
胸板から脇腹まで衣服ごと爛れていた。]
…は っ…
[口元から滴る血だけを拭い、振り返る。
人差し指がピンと伸ばされる。]
俺は、一人。
[ベルンハードに、そっと告げる。]
[尨毛の木に凭れる軽業師は
砕けた煉瓦の粉を直接創部へ擦りつけ
至極大雑把にも――焼け爛れた組織ごと
「毒」をその身から削り落とした。]
熱さに鈍いのも、考えもの…
っ痛…
[布も巻きつけず疵は剥き出しのまま、
仰向いて額へ片手を乗せ息を整える。]
よオ、ネーさん。
散歩ノようなモンダ。
……仕事ハ上手くいったみたいダナ?
[待ちぼうけているらしい賞金稼ぎを見つけるのは、多少の時間を有した。
とはいっても、夜を纏う広い街の中、これだけの時間で見つけられたのは、何の『情報』も無ければ奇跡としか言いようがないのだが。
持ち運んでいる漂う死臭も辺りに漂うだろうか。
彼女に向けて、手にする数枚の紙をガサガサと振って見せる。]
ほレ。もう必要でもないカ?
あの宗教団体の情報ダガ。
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