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[やがて報せに人が姿を見せたなら、
畑違いの昆虫学者にさえ知恵を求める。
けれど、ドロテアは還ってこない。
屍肉に立つ霜柱がとけたころに、
心臓を圧迫して、
圧迫して、
圧迫して。
肋が軋む手応えをおぼえてはじめて、
手を止めて。
――彼女の両手を胸上に組ませた。]
ダグのおっさんが、今…、
ドロテアをつれて、きてる、から…。
もしかしたら、生きてるかも、
知んねェし――…、
[裏口の方向を、示す。
もしかして、もしかしたらと。
すれば、誰かがそちらへと向かっただろうか。
もしかしたらそれよりも先に、ユノラフが一言、
ダグが戻ってきた事を知らせに来たかもしれないが。]
[頭に浮かぶは能力者の事に関してだ。
マティアスの奇妙な行動については――…
ミハイルはこの目で見ては居ないが、
テレパスで通じる精から話は聞いている。
彼は盲とはいえど、気が狂った男では無い。
実際、悪しき者の邪魔になる能力者と
過去に対峙した事もあるので、残せば命取りになるとも。
さて、手記とやらに何が書かれているか解らないが
得になる事は何ひとつ書かれて無さそうだ。
連中が動く様子が無ければ
葬り去っても良いかも知れない。
もしくは――内容にもよるが、誰かの部屋に隠すだとか]
[何故――…何故、ドロテアは外に出た?
自分が見た限り、彼女は薄着を纏っていた。
それで外に出るだなんて、正気の沙汰とは思えない。]
[ならば、誰かに殺された?誰に?
コテージにこれだけの人数が居て、
誰にも気付かれず、
ドロテアを外へ連れ去る事が出来るか?
何らかのトリックがあったとでも?]
[ぐるぐると思考は廻る。
いくら考えても、司書に結論は出せない。]
………あいつが何で、外に出たのか分かんねぇ。
けど、ドロテアの居た部屋になら、
理由がわかるものがあるかもしれねぇから、
誰か、見に――… 、
[はたり、言葉が止まる。]
あ、 れ?
[視界がぐるぐると、回るのは何故だろう。
壁に体重を預けても、立って居る事ができず。
そのまま意識は、ブラックアウト**]
/*
そうそう。
なので村側に拾って欲しかったわけなんだがな。
動かないPCが多すぎてなんとも。
生々しい疑い愛に発展するかも怪しい。
[崩れかけたクレストをなんとか抱き留め。
濡れたままで脱力した体躯は、重みがある。
サーベルを腰から外しソファへ預ける事で、
身動きを取りやすくして。]
仕方ねぇな、こいつの部屋で休ませて来る。
イェンニ、着替えを探せねえか?
寝かせるにしてもこのままじゃ風邪ひくだろうし
[そう言い残し、クレストを肩に担いで二階の部屋へと。
ドロテアの部屋へ行く良い機会でもある。
クレストの介抱中に誰かが足を踏み入れるならば
それはそれで仕方の無い事ではあるが。]
俺のこたぁどうとでも呼びな。
ミハイルは人であった時の名前だが
皮肉めいてて嫌いでも無い。
[大天使の名を取って名付けた両親は、
こんな悪党面に育ってしまった事に対して
ネーミングを後悔したのではないか。
どうでも良い話ではあるが。]
気に入ったなら、ルサールカと呼ぶ事にするか。
俺とあんただけの、秘密の名前だ。
[内緒を共有する楽しみは年頃の女は喜びそうだと
特に考えもなしではあったが、そう付け加え。
内緒、という言葉と共にクレストを抱える傍ら
空いた手の指を一本立て、口元に置いて示す。]
着れそうな大きさなら女物でも良い。
下着は……ちょっとまずい気がするが。
[少し大きめの女性物のサイズならば
袖を通す事も出来るだろうし。
民族衣裳としてワンピースを着た事も
催事で過去の経験にある為恥ずべき事とは思わず。
しかし、下着はダメだろう。色々と。]
―二階・クレストの部屋―
[クレストが使用している部屋までつけば、
寝台に下ろそうとした所で、
シーツが濡れるという事を懸念したが。
狭い部屋の中、他に下ろすような場所などない。
ついでにシーツも替えねばならないと
増えた面倒事に心中で舌打ちを落とす。
粗悪なスプリングが青年の体重を受けて、
いやに煩く軋んだが、それで目覚める様子は無かった。]
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