人狼物語 執事国


82 実験(ほし)戦記編集村

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7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『暴れ馬を冠する最後の将はその字に違わず勇猛果敢な馬上の人であったと伝えられている。
ピーコック会戦を始め主要な会戦のその殆どで、一番槍として先陣を切っていた。と多くの歴史書に記されているから間違いはないだろう。
モンテネグロのテルポニー美術館に所蔵される肖像画では、勇壮な赤鹿毛に跨る美丈夫が雄大に描かれている。赤染の兜から垂れた長髪が愛馬の尾と交わり、さながらランデブー走行するかの如く風にはためいてく様。
横たわる大地を背に風と共に戦場を駆けめぐる姿はさぞ映えたことだろう。』

(119) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『それほどまでに目立ち武功も他の二人に劣ってもいない彼だが、その人となりを残す文献は驚くほど少ない。
いや、少ないだけでなく、その内容がちぐはぐなのだ。粗暴だったり、慎重派だったりでまるで整合性がとれていない。
まるで別人のように書かれているのだ。一致するのはギュネスという名であり、やはり赤鹿毛に跨る美丈夫であったことだけ。

シュテルのように影武者説を考えようにも、あまりに異なる表記は隠すことすらしていないようにしか思えない。』

(120) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『「ギュネスっていうのは一人じゃないんですよ。いえ、時代には一人しかいないんですけどね」

そう語るのは肖像画を所蔵するテルポニー美術館の館長オットー・コマエ(<76>)だ。

「これを見てください」

氏は展示されることのない肖像画を何枚か小生に見せ、その違いを解説してくれた。

「これが初代、これが次…ああ館に飾ってあるのがピーコック会戦の時のやつです。三代目ですね。わかりますか違いが?」』

(121) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『見ればやはり赤鹿毛に跨る美丈夫……描き手が違うためか、その風貌に多少の違いこそあれど、どれも似たような面構えである。
いや一つ異なっているもの…そう手にした武器がどれも別の物なのだ。
一人目は自らの背と変わらない大剣、次が槍……そして当時のこの地方では珍しい曲刀。
剣と槍を使い分ける騎士はいただろう。だがわざわざ癖のある曲刀というのは解せない。特異な得物はそれだけ熟練に時間を要する。この地方でそもそもこれを扱える者などごくごく少数な上に…である』

(122) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『「人は違ってもまったく違わないのがひとつあるでしょう? 馬ですよ」

お手製のキャロットジュースを振る舞いながら、氏は屈託のない笑みを浮かべる。
「馬が選ぶんです。ギュネスを。見てください。他のと比べてギュネスの馬の大きいこと」

比較すれば確かにその大きさが際だっている。ばんえいとポニーとまではいかないまでもそれに近い程の差が見受けられた。』

(123) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『「これだけ大きい上に、気性も相当やんちゃだったみたいでね。だから普通の兵士じゃまず乗りこなせない。
無理矢理乗ったら落とされて踏んづけられちまったんじゃないですかね?
だから、この子に関しては乗り手が馬を選ぶんじゃなくて、馬が乗り手を選んでいた。
ギュネスが活躍した期間はおよそ15年。この間ギュネスと言われた人物は四人います。
馬というのは4掛けして人間の年齢と言われていますから…最低60歳まで現役だったってことですね。まさしく怪物ですよ。
そりゃ当時の戦場で一番槍なんてやってたら寿命なんてあっという間ですよ。
けれど騎士は皆この子に乗りたがっていた。それほどに強くて速くて…そして勇敢だったからなんです」』

(124) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

『……というのは祖父の言葉なんですけどね
っと、はにかむ氏を横に小生はもう一度その肖像画を見つめてみる。
確かにちぐはぐな文献の差異もこれなら筋は通る。
肖像画も描き手を違えながら、その馬に関しては酷似していると言っても差し支えないだろう。
鞍上を第二の住処と定めた騎士たちにとって、その相方の存在は伴侶が如く……
ならば、当の馬たちにとってもそれは然り。
強く、速く、気高く…騎士たちの羨望を集める程の馬ならば、自らの背を許す存在をもまた選んだとしても不思議ではない。
馬……いや彼女の伴侶たり得る騎士はそれはそれは勇敢で、そして美しくもあったのだろう…

美丈夫の顔を見つめながら、小生は小さくため息を零す。
小生がこの時代に生を受けたとしても、きっと見向きもされないことを知っていたからだ。

── ヴァルター=V=ラーゼン「村長さんちの馬破れて草原あり」より』

(125) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

整頓下手な双子の姉 ドロテア、……挟まってなかった。

2012/01/23(月) (夜食の時間)

整頓下手な双子の姉 ドロテア、7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェルはさんじゃった(きゃっ

2012/01/23(月) (夜食の時間)

菓子職人 ミカ=ヘンリク

この辺りの文献、探してみるとたくさんあるんだね。
それでもシュテルの正体について、はっきりした結論は出てない……か。

[手近の文献をぱらぱらめくり、また棚へと戻す]

でも、シュテルがマッテオだって仮説で、だいぶ筋が通る気がしない?
真実は――たぶんもう、誰にもわからないけど。

彼らはさ、千年以上も後の人間が、自分たちの志や生き様を想像して、熱く語るなんて、夢にも思わなかっただろうね。

[地図のコピー、中央の辺りを指でなぞり]

命尽き、墓すらも朽ちて、城の名が失われても、尚残るものがある。
ロマンだねえ。

(126) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[愛好会の部屋]

整頓下手な双子の姉 ドロテア

 シュテルは軍を二つに分けたのかなあ。

>>6:13指で作った足でてくてくと、ヴィルコラクからピジェまで歩く。

 城壁の増築。ヴィルコラクを黒獅子に攻めさせてなお、首都に攻め込まれることを予想したのだろうか]

 いったい誰が。

[唇を撫でて、思案]

(127) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[埃ソファの肘掛けに腰掛け]

菓子職人 ミカ=ヘンリク

[地図の上を歩く指>>127を見つめ]

シュテルと同等の力を持つ、指揮官。
三将は武力には長けているけど、いささか心許ない。
守護天使はその名の通り、護りを得意とする。

二分した軍の一方を、シュテルと同じように率いられる者――

彼の、半身?

(128) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[愛好会の部屋]

整頓下手な双子の姉 ドロテア

 そうね。
 まさか情けないだの、いや見込まれた男のはずだなんて、シュテル、ひどいくしゃみしていると思う。

>>126ミカの声に顔を上げる]

 わかっているのは、城は朽ちて跡形もなく、彼らも多分、同じ運命をたどっただろうということだけ。

 それさえも、私たちの想像の上でしか、ないのだけれど。

(129) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[埃ソファの肘掛けに腰掛け]

整頓下手な双子の姉 ドロテア

 なるほど。半身。

>>128わからない、とさじを投げるのは早いか。
 ミカの顔を見て、小さく頷く]

 半身といえば……トゥナ。

 イレアナかもしれない彼女には、求心力もあっただろうし、オイナの一族であった彼女なら、馬も指揮もこなしてみせたに違いない、か。

(130) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[埃ソファの肘掛けに腰掛け]

中学教師 ウルスラ

[ドロテアの言葉>>129に頷き]

そうなのよね。結局シュテルたちは滅びの運命をたどる……。

私、不思議に思ってたのだけど。
歴史って勝者が作るものじゃない?
ならば、勝った執着王側に都合のいい歴史が残っているだろうに、この辺りの伝説は、執着王側が悪役として描かれているものが多い。

……きっと、昔からシュテル達の陣営にはファンが多かったのかもね。

(131) 2012/01/23(月) (夜食の時間)

菓子職人 ミカ=ヘンリク

一度に二つの城を落としたとも、翼が生えていたとも噂される英雄。
その正体は、何よりも強い絆で結ばれた、離れていても通じ合う、ふたり。

トゥナならね、その力はあったと思うよ。

[ドロテア>>130に頷き]

ただ、

どちらもたやすい戦じゃあない。
分かれてしまえば、もしかしたら二度と……

[言葉を切って、わずかに目を伏せた]

(132) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[愛好会の部屋]

菓子職人 ミカ=ヘンリク

[ウルスラの声>>131に視線を上げ]

そうだね。
執着王がその後圧政を強め、虐げられた民が英雄を懐かしんで伝説を残した、って考え方もあるけど。
逆にシュテルを支持した人々、いわゆるファン達にも、執着王は案外寛大だったのかも知れない。

(133) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[愛好会の部屋]

7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル

そうだな…時の権力者となったのなら、もう少しましな記録を残したはずなんだがな……

[ウルスラの言葉>>131にしばし目を閉ざし]

ファン……と言うものなのかはわからないが、か志を継ぐ存在にとってシュテルは大きな導となったのかな?

この戦いでめでたしめでたしとする文献はない。嘆きのイレアナと共に流れ出した革命と言う名の灯火……当時のバランスを考えれば、それは吹いて消えてしまうものだったのかもしれない。
けれど、燻った火種はやがて歴史を覆い尽くす大火となってこの地方に広がっていった。
ヴェルフェルミ達アイヴァンホーの統治は長くは続かなかったんじゃないかな?

(134) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[みんなと合流して帰る途中]

大雑把な双子の妹 サーディ

二度と会えなくても──…、




心は離れない。
そう信じられるなら、出来るのかも。

[ヘンリクの言葉の続きを掬い上げるように続けて、小さく首を傾けた]

(135) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[愛好会の部屋]

整頓下手な双子の姉 ドロテア

 ん。シュテルはファン、多かったと思う。謎めいていて、強くて、そして破れた。

 執着王が嫌われていたか。シュテルたちが好かれていたか。あるいはオイナの操作……とか。いずれにしても。

>>131ウルスラにうんうんと頷き]

 勝った執着王は歴史を変更するのではなく何故か削除して……その上に後の人たちが英雄としてのシュテルを上書きした……のかもしれないね。

(136) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[埃ソファの肘掛けに腰掛け]

【赤】 気だるげな編集長 イェンニ

ジェミナイ

元は下級貴族の出身。
軍事学校にて黒獅子とは同期であったといわれている。
文武ともに優秀だった黒獅子ヴェンツェルと比べ、ジェミナイは体力はなく、また知においても評価が低かったという。
だがそれは型通りの知識しかもたぬ教官には理解できないためであり、彼の真価をこの場で測ることはできないと黒獅子はいっていたという。

シュテル仕官先とするわけでもなく様々な場所で流れの軍師として活躍。
定石通りから外れていながらも理に叶った、当時では画期的な策を講じている

特に有名なワドリック湿地帯の争いでは、地理や天文を把握し、霧の出現、風向き、また時間差をもった兵の配置による火計をとりおこなう黒獅子率いる部隊に痛撃を与える。
また執着王麾下のスパイ集団"L"の目をも直前まで欺いたことを特筆すべき点である。

だがその時は自分の軍略についてこれるだけの指揮官がいないために、思ったほどの成果があげられなかったが、ここにその名声は高まる。

(*11) 2012/01/23(月) (夜食の時間)

大雑把な双子の妹 サーディ

なあんて。
ロマンはいいよねー、ロマンっ

…でもあったんじゃないかなあ。命懸けだし。きっと、平和な今のあたしたちには思いも寄らないほどのロマンとか。必死な思いとかが、きっと。

(137) 2012/01/23(月) (夜食の時間)[愛好会の部屋]

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生存者 (2)

気だるげな古新聞編集長 イェンニ
51回 残9854pt
整頓下手な双子の姉 ドロテア
115回 残8389pt

犠牲者 (4)

閣下 ミハイル・ミズノフスキー(2d)
2回 残11943pt
菓子職人 ミカ=ヘンリク(4d)
72回 残10023pt
中学教師 ウルスラ(5d)
43回 残10848pt
古美術商 レーメフト(6d)
2回 残11941pt

処刑者 (5)

大雑把な双子の妹 サーディ(3d)
49回 残10580pt
便利屋 マティアス(4d)
26回 残11130pt
7年次3回生 絶賛リーチ中 アルマウェル(5d)
59回 残9668pt
ボタンを掛け違えた エートゥ(6d)
32回 残10996pt
アルバイター ラウリ(7d)
31回 残11183pt

突然死者 (0)

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