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[どれだけそっと歩いても床は鳴る。
鶯張りも真っ青だ、断じて体重のせいじゃない]
だーるまさんが、こーろんだ。か。
よく真っ先に呼ばれたっけな。
[よみがえる記憶に、口元が苦く笑みをかたどる。
と――]
うん?
[ふと、後ろを振り返る。
マコトちゃん、と。名前を呼ばれた、気がした]
忘れ物、忘れ物。
[名残雪、春待ち草]
地下貯蔵庫、地下貯蔵庫。
[かくれんぼ、だるまさんがころんだ]
ちがちょ……っ 言いにくいな、もう。
[階段をとんとんと降りて、鏡の前を通り過ぎる*]
てれれれれってってってー
[口ずさんで、はたと止まる]
いかん。これ、レベルアップの曲だった。
[机の上の物に改めて手を伸ばす]
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