― 食堂→自室 ―
ネギヤ、痩せたね…
[ガラケーを握り締めて部屋へ向かう。
メールを開くと、首を傾げ一人ごちた]
あれ。
痩せてない、かも。
[それから、役職通知とルールブックを見比べて頷く]
― 食堂 ―
さて、ゲームの始まりね。
ルールは3回読んでみたけどわからなかったわ。
それで、皆さんに聞きたいことがあるんだけど……
[神妙な面持ちで呟いた。
ゆっくりとテーブルの上に出したのは、スカシカシパン**]
これ、食べられると思う?
[食堂に来て、初めてネギヤと対面する。
……面倒くさい。
けど、負けず嫌いな性格が燃え始めつつある。
どうせなら、勝って終わりたいなと思いだした。]
[ケータイを手にして、部屋へと向かう]
――自室――
[説明を聞いた後、携帯を持って部屋に入る。]
どんな役職かなーっと……お?メール?
……っうあああああああああ!?
グロいよっ……使ったのフォトショか?ネギヤの兄ちゃん凝ってるなぁ。やる気満々じゃん?
[感心しつつ役職通知を見たり、支給品を確認したり。]
コレが夜ターンってやつなんだなっ。……というかインク瓶とかどーすればいいんだ?
[夜ターン。携帯電話で確認した役職は―――]
人狼かー。
今回狼2人って説明があったから相方がいるんだよな。
ん?狼専用メルアドが設定されてる?打ってみるかな……
『相方さん。俺はバク。あっ、名前と顔覚えてねえかもしんないから顔写真添付しとくな。狼がんばろーぜ!とりあえずルールとか理解できてるか?』
[まだ見ぬ相方へ、自分の顔写真を撮ったものを添付したメールを送信。]
[突然メールが来て、また驚く。
一通は、ネギヤの死体のメール。
合成なんだろうけど、あまりに趣味が悪い]
[もう一通は、片方の人狼から。
こちらも顔写真を添え、「白瀬 杏です。人狼ゲームはやったことないけど、ルールは一通り頭に入れておきました。一緒に頑張りましょうね」という本文を書いたメールを送った]
[返ってきたメールを開き―――]
杏ちゃん……あのめっちゃカワイイ子か!
写真もあるし俺ツイてるっぽい?よーし!杏ちゃんは絶対吊らせねえぞ!
『よろしくお願いしますっ!俺もネット以外じゃやったことがねえけど困ったことがあったら精一杯協力するよ!占い師を守る役職がないから占騙り……ええと、占い師の偽者を出して混乱させる事はまだしなくていいと思います。とりあえずは昼を乗り切りましょう!』
[文面が若干丁寧なハイテンションになっているかもしれない。浮かれながら送信。]
――食堂――
なあなあっ、ネギヤの兄ちゃんの写真見た?すっげー凝った加工だよな!すげえよマジすげえ!
……あれ?見れねえや。
[もう一度写真を見ようとしたが、携帯の電源はつかない。]
どう始めたらいいもんなんだろーな。
……天ぷら粉あるのか!杏ちゃんのアイディアマジ最高。スカシカシパン食えそうな気がしてきた!
[珈琲に砂糖を(05)杯加えて、飲み始める。突き飛ばされた件については、しっかりと<23>倍返しした後で]
人手不足ってゲームなの。
こんなに親戚まで集めてどういうつもりよ、あの腐れオタク。
[説明画面を睨み付け、支給された携帯を受け取ると操作してみる]
なにこれ、電波全然ないっぽいんだけど。
常備薬…と[背高 ンガムラ]でも分かる人狼ガイドブック?
[仕方なくベッドでガイドを読み始めると軽快な着信音]
なんだ、部屋ならメール入るんじゃん。
しかしまたレベルアップとはふ…っ
っっキモイ!なに考えてんの!
[どこかの部屋でも声が上がるのを聞き、食堂へ]
これ、皆さんのところにも…あれ、電源落ちた。
ペケレ姉さん、なにその変な生き物。
ネギヤ兄さん、写真写り悪かったわよねぇ……
[ひとしきり考え込む風に黙り込む。
手のひらには、ミルクたっぷりの珈琲カップ]
よくわかんないけど言っちゃおうかな。
あたし、能力者じゃないよ。
……とかそれっぽいコト言ってみたけどさ、茶でもしながら楽しもうぜ!
ところで……
[取り出したるはインク瓶]
コレ、俺に議事録っぽいの書いてけってことか?
[それっぽいものを下手な字で書き始めたが、要点を纏めるのは下手だった]
皆のトコにはどんなのあったんだ?
[『夜』が終わると、おっさんは首を傾げながら食堂へ戻ってきた。旧式携帯片手に、テーブルの上を眺めてまた首を捻る]
みんな何持ってんだい。天ぷら粉……と、何だいそりゃ。え?菓子パン?
ふうん……。
[ポケットに手を当てる仕草。自分に何が支給されたかは、言わない]
うむ。
血も涙も信義もないと思ったが。
案外気の良いおっさんではないか。
伊達に腹肉がついているわけではないな。
[上機嫌な少女は右手に珈琲、左手に携帯を持って何度も頷いた。
そして、すたすたとテントの前に行くと右足でテントの入り口を器用に開けて、入ろうとして、くるりと振り返ると]
女のテントは宇宙だ。
覗いたら…怪我して火傷して後悔して…最後に爆発する。
[厳かに宣った。]
-テントの中-
血まみれか!
[左手の携帯を覗いて思わず叫び、
珈琲の入ったマグカップを床に叩き付けた。]
間違えた。…血まみれか!
[携帯も床に叩き付けた。]
[時間が経ち、部屋に戻った後の『夜』の話だろう――]
杏ちゃんの顔写真データ……残ってねえええええ!!
マジかよおおお……。
『お疲れ様!ゲーム初めてって言ってたけど、杏ちゃんはできる限り生き残って楽しみたいと思ってる?あと、襲撃したい人いる?』
[少し涙目でメールを送信。]
[珈琲一杯で突撃される男をとりあえずおいておいて、アンにカップを渡したり、オレンジの異次元発言にやっぱりE・Tだなと無言で認定したりしつつあてがわれた部屋に向かえば]
……嫌がらせか。
[穴のあいた軟体生物を鷲掴みにしてとって返す。
とりあえず携帯電話は渡されたものの、操作がわからない男は反対の手にそれも握りしめたままだった]
……この天ぷら粉、部屋にあったんですけど。
どういう意味なんでしょうかね。
[粉の袋を持って、小首をかしげる
スカシカシパンが食べられるかは知らない]
部屋にあるこういうのは、ゲームと関係あるのかな。
―その日の夜―
[送信されてきたメールに、返信する]
『楽しみたいのはあるけど、やっぱり勝ちたいですね!
最後に片方でも残っていれば二人とも勝ちですから、いざという時はこのゲームを経験済みのバクさんに任せようかな、って思ってます。
襲撃したい人は、まだ考え中です。』]
ネギヤ。これは年前に密り……収穫したものの残りか? うん、君達、食べてみるのか?
[食堂にいけば自分の持つものと同じ生き物が、すでに小麦粉とともにあるのをみた]
ゲテモノはうまいというが、人狼に味見してもらってからではだめかな。
[握りしめておいてなんだが、やっぱり食べるとなれ別だと言っても怒られまい]
-テントの外(食堂)-
イ…イイ…イマッ…イマリ!
ヤベー!マジヤベー!
テントの中が…じゃなくて携帯の写真!
高見盛ばりのツッパリ23連発よりマジヤベー!
[驚きのあまり口調がスラングになる。]
おっさん……
[ゾウサクが落としたナイフを凝視する]
おっさん……
[大事なことなので二回繰り返しました]
切ってから揚げた方が火が通りやすい、っていうこと?
[スカシカシパンを掲げて見せる]
岡村さーん…てなにをさせるか!
…なんだのっぽ。
おっさんを村長にでもするつもりか。
残念だが私はまだ未成年だからな。投票権などない。
そいうことはおっさんどうしでやってもうらおうか。
[あまり状況を理解しない少女は、そう言ってゾウサクを見やった。]
おっさん…。
気の良いおっさんと思ったのに。
そんな物騒なモノで…私のテントに覗き穴を穿つつもりとは!
[叫んでイマリの背後に隠れた。]
役職ってのは、これね。
箱にはこれと一緒に薬っぽいのが入ってたけど、みんなの部屋にないの?
[珈琲に砂糖を足しつつ、ガイドを開いて役職説明と睨めっこ。徐々に眉間に縦線]
…。
ばっくんがゲーム詳しいし、それに従っておこう。今日は私の役職は秘密ってことで。
…ってそこ、出てくるなり人をロボコップ扱いしないでよ!
[塩の変わりに手に盛っていた砂糖を盛ったスプーンを投げつけ]
『よしっ、勝ちに行こう!いざとなったら任せてくれっ。俺も襲撃迷ってるなあ。二人初期設定のままいじんないと襲撃なし、二人で設定が違う場合はどっちかに選ばれるんだってさ。襲撃なしにならねえように念のため、今は適当なトコに合せてるよ』
[メールの返事を、送信した]
爆発してしまえ…
[イマリの背後から、ぼそりと悪態をゾウサクに投げつける。
ついでにイマリの襟元から背中にスプーンを忍ばせた。そして少女はいつの間にか手にしていたロープを、円を描くようにテントの周りにめぐらせ始めた。]
このロープの内側は私の部屋だ。
侵すべからず。…ただし!白線の上を歩く者を除く。
[マイルールを宣言してテントに潜り込んだ。**]
ゾウサクおじさんそんな趣味が。
うひぁ…!チーカーノーン。
あー、なんかどっと疲れた。
誰でもいいんじゃないですか。
これっていう情報もないし。ねぇ?
[腰掛けると珈琲を手にとり一口]
できれば、そのへんてこな生き物に投票したい。キモイから。
え?
こ、こういう感じ、かな?
[メモ用紙を2枚用意して、片方に「写真家」片方に「背高」と書いて、一枚ずつスカシカシパンの上に*乗せた*]