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[回りの会話など何処吹く風]
片栗粉に塗れた[役者 ソラ]は
いかがわしい物品が保管された[温泉]にて、
奇声を上げながら[サービスシーンを命じられた。]
[ふむむ、と台本に線を引き]
ここ、重要ね
[一人、オーディションに向かい勉強中]
[線を引いた部分は厭にエロチシズム漂う場面だな、等と小さな感想を浮かべながらも]
このシーンも良いには良いけれど。
個人的には、どうせエロチシズムを狙うなら
下着を頭部に身に着けた[子役 ルリ]は、
入念に下調べした[手術室]に潜入する。
しかし、そこには先客の[衣装係志望 ビセ]が、
「ここは、あちしの縄張りだ!」
…と、甲高い声で[丁寧語でしか話せなくなった。]
…なんていうぐらいで良いと思うんだけど。
[ぶつぶつぶつ]
だいたいこのページは把握できたかな。
[呟きながらページを捲る。
右手にペンを持ち、椅子に腰を降ろして。
ヒナはぶつぶつと発声しながら]
ももたろさん、ももたろさん。
お腰につけたきび団子。
ぎらぎらした目付きの[餅肌 ネギヤ]が狙って居ます。
速やかに[上空一万メートル]へと非難して下さい。
ただし、私のハートはフォーリンラヴ!!
[…?、と小首傾げ]
助かりたければ身代金を用意して下さい?
[謎な台本進行に、ぱちぱちと瞬き]
[台本から顔をあげ、ルリを見遣る。]
…そうよね、そう思うわよね。
[静かに同意]
地味にエロチシズムなシーンも盛り込んでるの。
中々にすごいわ、この劇は。
[なんだか劇が気に入って来たようだ。
きらきらと輝く瞳で言葉を繋ぎ始める。]
――?
[ただ、ルリの視線と首を傾げる様には。
まさか丁寧語で距離を置こうなどと考えるほど
危ない人認定されたとは思わず]
[ルリの様子が少し可笑しい事に首を傾げる]
…どうしたの?
それも演技の練習か何かなの?
[唐突な敬語に、にこにこと問い掛ける。
が、脳裏に浮かぶのはもう一つの黒い思考。]
あまり根を詰めすぎないようにね?
[その思考の一端が言葉として零れた]
[何故か敬礼し、斜め上の方向をみながら]
ほっ、ほほほっ!
本日、オーディションを受けさせていただきます!
相沢雛子です!!
[大声で挨拶、そして145度位のお辞儀をし]
宜しく御願いします!!
[やはり大声]
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