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― 1963 向日葵迷路 ―
さんじゅうさん……
結構あるのね。
[どんなに音痴と言われてもしなかったふくれ面。
このときばかりは、相手に遠慮無く向けて。
確信の在るような足取りを追う。
揺れる黄色、道は現れ、隠れ、繰り返し。
進んだ道のりさえ、たどって戻れる気がしないけれど。
共に在る者のせいか、不思議と不安は感じずにいた]
[――のに。
唐突とも思える言葉で示される、行き先。
ぎこちなく、首を傾ぐ]
……神隠しは、もう終わったのよ?
[立ち止まらぬ相手を追う。
もう彼方に行く必要はないのだと、相手を引き留めるよう、手を伸ばした]
/*
たいらのまさかど。首だ!
蹴鞠し続けるって、チカノちゃんが、蹴ってはころころ、蹴ってはころころしているところを想像しました。
― 1963 向日葵ノ迷路 ―
[鼻を鳴らす相手に、不満げにふくらむ頬だけれど]
……え?
[惑わせる。
その言葉に瞬きする。
六月さんより、と比較する言葉、飲み下すまでに少しかかったから、間の抜けた顔はしばらく続いた]
自らって、行く理由が、あるの?
[誘うように揺れる影。
行き先示すように一方へと伸びていく]
そ、そんなのっ
私が――
[掠れる声、耳に届く。
掴もうとしていた男の手が動く。
酷くゆっくりに見えた。
相手の言葉の意図も、動作の意図も、確かめる前に]
……チカノちゃん、と、ヒナさん。
[見えた人影を呼ぶ。
レンが立ち止まれば、自然とその距離は近づいた]
/*
あついー
[ヨシアキくんの水枕をぷにぷに]
手紙かあ。
便利なところもありますけどねえ。
知らない人の名前も勝手に知ることが出来るとか。
消印は、ザクロのうっかりですうっかり。
あるいはなんか謎をこさえても良かったかもしらんとは思います。
/*
絆があるなら初日は襲撃なしでもいいのかなーとか思いつつ、しかし毎回絆が初回落ちするかもわからないので、このままでもいいかなあと思いつつ。
― 迷路 ―
き、聞いてたの!?
[くすりと笑う顔が見えれば、さ、と顔を赤らめた。
彼方から此方へ、消えた人を、行こうとする人を、呼ぶ謡い。
聞く者が在るとすれば、ショウイチくらいだろうと思っていたのに]
……?
[チカノが宙に伸びた糸を、引く仕草]
あ――
/*
消印はうっかり謎めいてしまいましたよね。
200ptだから日数長くても大変かなと思いつつ、なせばなるのでどんな編成でも大丈夫な気もしつつ。
ヨシアキくんおかえりなさーい。
水枕抱きたい暑さです。
― 1963 向日葵ノ迷路 ―
おかえりなさい。
[ヒナに向ける、当たり前の挨拶。
彼方のことは、解らぬけれど。
糸が切れたようにくずおれた姿に歩み寄り、そっと肩を叩いた]
― 963 向日葵ノ迷路 ―
待って。
[するりと離れる距離に気づくと、慌てて立ち上がる]
わ、私が――
[先ほど言いかけた言葉を、男の背に投げかける]
向日葵みたいに……長い影を作るから。
[暗くて涼しいところ]
それじゃ駄目?
― 963 向日葵ノ迷路 ―
……。
[唇を引き結ぶ。
けれど、結局、ゆるりと弧を描く紅色]
待ってるから。
[少しだけ、苦いものが混じるのは、許してほしい]
ビッグな女になってるからね!
[大きな影を、作れるように]
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