人狼物語 執事国


101 吹き溜まりの村

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腹心 ボディル

[見つめる檻に 折に歩み寄る人影ひとつ
細い目に映す先鉄に伸ばされる細長いうでと
握り籠める手 繋がる、白い肢体。

身を微かに捩ると ジャリ と音なるけれど
かの水音よりも低く聞こえる事もあるまい]


 …生贄    とは、
 よく言ったもの で…

[長い時間 寒く冷たいとき。
穿たれ続けたおんなから男が離れ
歩み去る様子も 海を背景として見つめていた]

(14) 2013/01/14(月) 23:57:25[浜辺 檻の見える位置]

腹心 ボディル

[黒い手袋を着けた手を 眼球だけで見下ろす
大きな上着の長い袖は指の根本まで腕を隠すけれど
ジャリ…と 鳴らす擦るような硬質な音が
その手首に嵌る分厚い鉄の輪の位置を報せる]


 …屑   が。

[吐き捨てる態のひとりごとは足元へ
想う憎しみは―――腹の中に溜め込むが常]

(15) 2013/01/15(火) 00:02:09[浜辺 檻の見える位置]

腹心 ボディル

[つきり、と 下腹が痛むのを感じて
一度だけゆっくりとそこをそっと擦った]


[予感、だ]



[識るそれ―――へと
自身から漏れるそれ―――への、


漠然とした、外すことなき 予感]

(16) 2013/01/15(火) 00:05:07[浜辺 檻の見える位置]

腹心 ボディルが接続メモを更新しました。(01/15 00:09)

学者 ニルス

[女の悲鳴、自ずと視線を背ける。
再び毀れた吐息からなお、熱は消えず]

どちらかといえば四肢を裂いて投げ込む、というのが一般的な海への供儀だと思うのだがね。流血こそが儀式の聖化であり、人々の高揚をもって人ならざるものへ近づくことだと……

ああ、あれは――、
煮えたぎるように熱く、馨しく甘かった。

[ずず ず と金属の擦り引き摺る不快な音に、
同士でも見つけたような気安い言葉が重なった]

……君も興味があるのだろう、あれに。

[流木の傍らの赤毛の男、下腹を撫でるような仕草に視線は1度とどまる]

(17) 2013/01/15(火) 00:43:20[浜辺]

8人目、夜警 ヘイノ がやってきました。

夜警 ヘイノ

[まだ血の臭いが残る毛皮と、継ぎ接ぎだらけの褪せたコートをを身につけた男が、冷たい海に両の脚を浸し、佇んで居る。]


 水音の……中身は無く。
 この大仰な帽子──だけ。


[利き腕らしき左手で何度か沖へ網を投げ、帽子の持ち主の体が沈んでいない事に、険しい表情を浮かべた。]


 ッチ!
 死体 どころか、死んだ魚も掛からん。
 また、濡れ損だ……。

 ……俺は、もう。
 何日も何日も何日も、このままッ……。

(18) 2013/01/15(火) 00:46:55

死刑執行人 サンテリ

[桟橋の先で行われる非道。
止め立てする者はいないか、あるいは間に合わない。

其れを詰る生贄の声が響くのはしばらく先のことだが、
…日ごとに薪を配る男は、恥じる様子もなく村を歩く。]


         罪は穢れ、なのかね…

[今は領主の代わった西の街、かつてただひとり
公開処刑の折に 覆面をしない死刑執行人がいた。

目開きの覆面は、今も逆さに折り返された*ままで*]

(19) 2013/01/15(火) 00:47:36[灯台下から移動]

夜警 ヘイノが接続メモを更新しました。(01/15 00:48)
死刑執行人 サンテリが接続メモを更新しました。(01/15 00:50)

腹心 ボディル

[聞き慣れた金属とまた音程の違う似たそれ
気安い言葉に 向ける細い目は更に細められてから
こくりと 重い喉鳴りは想いを落とす]


 「も」、?
 あぁ、確かに。
 「も」ですね…

  
     甘いもの  ですか。

[煮えたぎるように?
神経質そうな仕草に微かな優雅を盗み見て
眩し懐かしむように じっと見遣った]

(20) 2013/01/15(火) 00:53:25[浜辺 檻の見える位置]

夜警 ヘイノ

 ……──夜回りの服を剥ぎ。
 夜警の振りをして。

 家畜を追う為の犬を盗み食ったのが、最後の飯か……。


[毛皮の襟元に顎を埋め、この毛皮の獣を食べた時の事を思い出す。
まだ新しい、惨めな記憶。
今も、この立派な帽子の主ならば多少の路銀、金は無くとも食糧か酒を持ち歩いて居るやもとの算段で、海に入った。]


 あれは……とても。
 そう、だ。かつて無く──美味い、肉……だった。

[空腹に込み上げる嘔吐感。口元を抑えた所で、眩暈で目の前がくらくなるのを感じた*。]

(21) 2013/01/15(火) 01:07:37[浅瀬]

夜警 ヘイノが接続メモを更新しました。(01/15 01:07)

学者 ニルス

さて、あれが何に、
……どのように召されるのか。

[同意はあれど、その意が同じかは知れず。
ひび割れた眼鏡の奥の瞳には、陶酔の名残の揺らぎがある]

  ああ、案外甘いと私は思ったよ。
  ……女の血肉というのはね。

[見遣る視線に、返す声音はかすれるような笑み交じり]

(22) 2013/01/15(火) 01:09:08[浜辺]

腹心 ボディル

[高い位置の眉を 強く顰める

眼鏡の奥のいろに そのままの顔を向けて
黒い手袋着けた手を ひらと振った]


 …女、に、限らないでしょう。
 いのち、です。


[じゃり と硬質な音のあと
声に乗せるのは、露な嫌悪の色。]

(23) 2013/01/15(火) 01:19:32[浜辺 檻の見える位置]

腹心 ボディル

[長い上着の裾揺らし硬い砂を踏んで]


 生きるため喰らういのちは。
 
[男へと背を向け歩き出した。

手首に嵌る鉄の輪には、
西の街の地下牢のしるしと数字が掠れ並ぶ*]

(24) 2013/01/15(火) 01:28:02[浜辺 檻の見える位置]

腹心 ボディルが接続メモを更新しました。(01/15 01:28)

学者 ニルス

……どうやら君は、
空腹ゆえにアレを見ているわけでは、
なかったかな。

[擦れた笑みは喉に張り付くようなそれ。嫌悪の色に、くつりと鳴った]

それもまた、神聖なる儀式だったのだよ。
しかし、女に限らないというのであれば――…、

[硬質な、己の引き摺るものとは異なる音、ちらと一度その音の行方を盗み見る]

(25) 2013/01/15(火) 01:31:29[浜辺]

学者 ニルス

血肉を己が物とすることで、
その者の力をも己に取り込む。

私は実戦を旨とする探求者であってね。

[そして男は呪いに触れたが、一向に懲りてなどいない。背を向ける赤毛の青年をよそに檻へとまなざしを戻す]

……食いカスが出るのなら、
ご相伴いただくに不都合はないだろう。

(26) 2013/01/15(火) 01:46:09[浜辺]

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軽業師 レーメフト
44回 残10633pt
死刑執行人 サンテリ
58回 残10111pt

犠牲者 (3)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残12000pt
腹心 ボディル(3d)
41回 残10856pt
若衆頭 エリッキ(4d)
30回 残11082pt

処刑者 (3)

夜警 ヘイノ(3d)
37回 残10567pt
鳥葬僧 ハーコン(4d)
18回 残11472pt
学者 ニルス(5d)
25回 残11146pt

突然死者 (0)

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