情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[>>9]
昨日来てくれたのは、ひろくんと、傷のにいさま、にいさまのお嫁さんのねえさまふたり。
かみさまがみんなと知り合った頃、わたしもこの人たちと知り合いました。
みんな、みんな、とても優しくて、良くしてくれたのに。
今のわたしでは、名前をちゃんと呼ぶことも出来ないのです。
ああ、悲しい。
悲しい。
ただひたすら、悲しいのです。
[思い描いた空想の正体はきっと、
本当なら私が歩むはずだった未来の画。
瞼を持ち上げて、世界をみつめて。
冬の砂浜で犬と一緒に走る午後を、
日記帳に書き留める。
嘘と夢が綴られた日記帳はこれで三冊目。]
…明日の散歩は何処へ行こうか。
キミは何処へ行きたい?
[冷たい硝子窓に映る私に問いかける。
アン・シャーリーに倣ったひとり遊び。
私の<友達>には、名前がまだ無いけれど。]
― 夜中 ―
[がちゃん がちゃがちゃっ と大きな音が響く]
やれやれ、お隣さんにもまいったものだね
[介護病棟の自室のベッドの上で呟いた。
隣の老人は夜中に廊下に出ては、部屋に戻ろうとして間違えて隣の部屋をがちゃがちゃやるのだ。今日もまた目が覚めてしまった]
うーん
[眠れないながらもごろりと寝返りを打った。ここに入ったばかりのときは丁寧に、お隣の部屋ですよ、とドアを開けて対応したりもしたが、今はそれもしない]
/*
さて。
我慢できずに飛び込んでしまったのですが。
初の執事国でして。
機能がさっぱりわからず。
[警備員 ノギ > 926号室の住人 ロッカ > 305号 ボタン > 896号室 クルミ > 塗装工 ゾウサク > 告げ人 アン]
[Tシャツにかえるがくっついた]
[カナリヤの間]
とりあえず面白そうなので
ランダムをふりまくる。
…角部屋なだけ、良かったね
[この病院は、角部屋の窓が大きい。
もう一度、よいしょと寝返りをうって、窓のほうを見た。
隣の老人は、扉が空かないので諦めたのだろうか。
毎度の音に気づいた職員が連れて行ったのだろうか。
静まり返った病院に、わずかな潮騒が響いている気がする。
窓の外遠くに光る月が見えた**]
まだ退院できないんですか
[簡素な入院着を身に纏った男は、努めて抑えた声でもう一度問うた。答えは何度聞いても同じで、無駄を嫌う男は、医師の促すまま席を立ち]
……今後も、よろしくおねがいします
[ゆっくりと部屋を出て行った。
窓の外、はるか遠く水平線から空へ伸びる
白
途切れた青に背を向け、病室へと足を向ける]
お集まり頂き、ありがとうございます。
予定通り本日深夜3:30に開始予定です。
ぎりぎりまで枠はこのままにしておきますので
本参加枠3名様、見学参加2名様
よろしければご参加くださいませ。
※見学参加の場合でも
ダイイングメッセージ使用可です。
願いを紡いでから墓下へ落ちることができます。
[珈琲を啜りながら、カルテを眺める若者が一人。
次の予定はなんだったか、時計を見る。]
えーっと…―――
[首を捻り、考える。
手術は、今日はなかったはずだし。
会議なんてはいってたろうか。
どうも最近、記憶が曖昧だ。]
ま、何かあれば呼ばれるさ
[元々大雑把な性格をしている若者。
特に気にする事もなく、カルテに再び目を落とした。]
896号室 ある日の午後
[長らく役目を果たしていない両足を、
真っ白で清潔なシーツに、置く。
グラウンドを駆けた筋肉は死んで
鳥の足みたいになってしまった、私の足。
どうせなら腕も羽根になれば良いのに、
感覚の無い腿を擦る私の手の平からは
しっかり五本の指が生えている。]
…ねえ、アレをしてよ。
[病室を整えてくれる看護師の指を握り。
足の先の10枚の爪に
色を乗せて欲しいとお願いする。
今日は、赤が良い。林檎の赤。]
/*
現在地と接続メモ便利だね!
ソロル好きなので
淡々とソロルし続けたいがしかし。
誰かに会いに行かねばだよね。
誰かいないかなーらんらーん。
…でも、たぶんもう私は駄目だよ。
歩いて行きたい場所が無いもん。
[熟れた林檎色のペディキュアが乾くまで、
リハビリをしようと促す看護師と
遠くの潮騒を聴きながら話をする。
消極的な意見はお気に召さないようで
彼女の表情が曇ってしまう。]
…少しだけね。
その後で、屋上へ連れて行ってよ。
[しばらく、そうした話が続き。
根負けして、私は車椅子に乗った。
せっかくの赤い爪先を隠すのは
勿体無いから。
素足のままで。*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了