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[さくらが散り――]
あ…、風が気持ちいい。
[躑躅が満開になる季節。]
少しだけ…お昼寝、
――しても……いぃ…?
[わたしはいつものように公園にあるベンチで。
ねむりに*攫われる*]
[どれくらい眠っていたのでしょう。]
――…むら…さき?
[浮上する視界を覆ういろを追いかけようとして。
――ばさり。
手にしていたスケッチブックが逃げ出す。]
[表紙に名前が記されたスケッチブックを拾い上げる。
『藤代 六花』
持ち物に名前を書くなんて。
小学生みたいと笑われるけど――]
どれ位、眠っていたのかな…
[記名癖は、抜けない。]
[スマートフォンの時計で時間を確認すると。
{1}0分ほど眠っていたようで。]
――…もうちょっと眠っていたい、かも。
[春は寝ても寝ても足りなくて。
スケッチも眠そうな絵、ばかり。]
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えーっと、お邪魔します。
まりお、と申します。
今回初めての村、そしてRPという事で、不慣れな部分もありますが、足を引っ張らないようにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
[ぺこん]
み、皆様の胸を借りるんだ。
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設定。
あまり詰め込み過ぎないようにさりげなく。
・実家は地元では有名な藤園。
・庭にはたくさんの藤の花。
・幼い頃から藤の花は身近にある。
・ぶどうだと思って食べようとしたことがある。(幼少期)
・美大生。(専攻は建築デザイン系…多分)
こ、こんな感じでいいのかな?
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☆状況把握
◇進矢さん
・交差点で右か左で思案中。右か左かで行き先が分れてしまうらしい。
・高校生。親元から離れて独り暮らし。
自立している子。
◇智幸さん
・妹さんがいらっしゃる(杏奈(ダミー)ちゃん17歳)。
・樹木医のお父さんもいらっしゃる。
・見習い、ということで跡継ぎみたい。
・転校が多かったご様子。
・頻繁に何処かをぶつけるらしい。
・運転免許はある。
怪我が絶えなさそうなお方。
…わたし、寝ぼけているのかな。
[思わず目をこすって。
ふたたび同じ方向を見ても。
てん てん
跳ねるうさぎの姿は、もう*見えない*]
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もそもそと。
人が増えていました!
掬子さんと結城先生ですね。
◇掬子さん
・高校生(16歳なので進矢さん杏奈さんよりひとつ下でしょうか?)
・運動が苦手で前の授業でもぼんやりする程
・正岡子規の短歌に何かを思っている様子。
・現在下校途中に駅前の方へ向かっている
迷い事が多そうな方です。
◇結城さん
・28歳、大人の雰囲気です。
・養護教諭。どこの学校でしょうか。きになります。
・生徒に慕われているご様子。大人の対応。
謎多きお方です。ミステリアス。
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はっ! 智幸さんより嬉しい縁故を戴きました。
智幸さんと杏奈さんと、10年前にお会いしているのですね。了解いたしました。
そして進矢さんを見知っている事も了承いただきました。
たしかお写真を撮っていらっしゃるとか。
は、話しかけていいものでしょうか。
どきどきします。
◇現在地
・進矢さん→智幸さんの忘れ物を届けに植物園へ。
・智幸さん→植物園でお父様のお手伝い。げんこつ喰らって痛そう。
杏奈ちゃんが持っていた封筒の中身は、わたしの実家のお写真みたいです。
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「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ たたみの上にとどかざりけり」
掬子さんの授業で使われていた子規の短歌ですね。
調べてみたらいろんな解釈があってなるほど、と。
掬子さんの解釈、好きです。
ちなみに子規と打とうとして、芭蕉と打ってみたり、正岡と打とうとして小林と打っていたことは、エピローグまでひみつにしましょうね。(照れ笑い)
[手のひらで、スマートフォンが震える。
マナーモードの通話機は、震える事で着信を知らせてくれた。]
ひゃっ! …め、メール…?
[画面に表記された文字列で、実家からの連絡だと知るけれど。
急に戻される現実は、心臓にわるい。]
[ロックを解除して、ボックスを開くと。
短い本文と共に、咲こぼれる藤の写真が表示された。
きれいな紫いろは、今年もたくさんの人を満足させているようで。]
――…そういえば昔…、おともだちだったあの兄妹。
今でも元気、かな…。
[ふと、むかしの頃を思い出す。
親の仕事の関係で、家に出入りしていた、しっかりもののお兄ちゃんと、元気いっぱいの妹。
たしか名前は――…]
ともゆきくんと、あんなちゃん。
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