人狼物語 執事国


157 家出少女の電車内

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学生 ケン

[バサバサ。

車内の冷房なんのその、
自前の冷却装置かくやと言わんばかりに
ワイシャツの襟で音を鳴らし

男子学生は汗に湿る手で携帯を取り出した。
青いスマートフォンカバーだけが嫌に清涼感を漂わせている。
彼が慣れた手つきで画面に生み出したのは、

『ガツガツくん追加』

駅に入る前に別れ、買い出しを頼んだ
――パシった相手への追加オーダーだった**]

(6) 2014/07/26(土) 18:13:07

学生 ケン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/07/26(土) 18:15:27

学生 ケンが接続メモを更新しました。(07/26 18:16)
5人目、もやしっ子 ギンスイ が肩書きを「人足」に変更してやってきました。

人足 ギンスイ

………………。

[前の人物に続いて乗車したその男は、
不機嫌そうに、またなにかに苛ついたように
大股で車内に入って席にどっかりと座った。

他者の目も気にすることなく、足を広げて座る。
舌打ちさえしそうな顔付きで、男は床を見ていた。]

(7) 2014/07/26(土) 21:46:57

人足 ギンスイ

[ホームから流れる風は、決して男の表情を緩めさせない。
窓の外を見ながら、汗を袖で拭った。
それが慣れているのだという仕草だった。

携帯電話を確認する。
男の古いそれは折りたたみ式のもので、
いつも電波が悪いことと、
軍手をしていても使えることだけが取り柄だった。]

(8) 2014/07/26(土) 21:49:58

人足 ギンスイ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/07/26(土) 21:53:38

鍵っ子 ルリ

[ふしょん。ふしゅう。続けざまの音にルリは顔をむけました。2つ、結んだ髪を飾ったリボンがゆらゆら揺れます。そしてすぐに、さっきの倍は速いスピードでリボンは揺れました。ルリが慌てて顔を戻したからです。

なんでルリは、慌ててしまったのでしょうか。]

(9) 2014/07/26(土) 22:22:33

鍵っ子 ルリ

[それは、ルリが目を向けた先にいた人が、なぜだか怒っているように見えたからです。小さなルリが知ってる『コワい人』の中に入るみたいに、怒っているように見えたからです。ルリは怖いものは苦手でした。

ぎぎぎっと機械仕掛けのように、背筋真っ直ぐ視線真っ直ぐ、ルリは正面を向いてその人の方を見ないようにしました。けれど、不思議なことです。見ないようにとルリが気を付ければ気を付けるほど、ルリの目はそちらへ向かっていくようでした。]

(10) 2014/07/26(土) 22:25:07

鍵っ子 ルリ

[お兄さんのような人がとても暑そうにしているのも目に入りますし、
眠たいのでしょうか、瞼が落ちかけている人だって、ルリの目には映ってきました。

けれど視界の端に、さっき見た機嫌の悪そうな人が入る度に。ルリの黒い眼は急いで反対側に向かうのです。ルリの目は勝手にシャトルランでもしてるようでした。クラスで一番の成績が取れるくらいの、素晴らしい動きです。]

(11) 2014/07/26(土) 22:25:54

6人目、経営者 ズイハラ が肩書きを「会社員」に変更してやってきました。

会社員 ズイハラ

[ワイシャツにネクタイ姿。そしてスーツの上着を腕に垂らした、いかにもサラリーマンといった風貌の男がホームに立っている
表情を崩さず、時折汗をハンカチで拭きながら淡々と電車を待っていた

やがてホームに辿り着いたそれがぷしゅうと音を立てて扉を開けば、取り立てて表情を崩さずに乗り込む]

…………?

[ふと、脇に眼をやれば女の子が座っている
おでかけ、と言うには大仰に思えたその荷物に内心首を傾げた]

(……まぁ、何かあるんだろう。)

[直ぐに意識を車内に戻して、空いているボックス席の窓際へ腰を下ろした
鞄から文庫本を取り出して、栞を挟んでおいた頁を開く]

(12) 2014/07/26(土) 22:42:16

会社員 ズイハラ

[電車が進めば一定の規則的な音と共にぎら、ぎらと陽光が容赦なく眼に刺さる]

(帽子を持って来れば良かったか)

[そんなことを考えながら活字を追っていると、アナウンスが次の駅の名前を呼ぶ。
次第に速度はゆるやかになり、停止した

扉が開くと同時に、大きな声が耳に届く>>4]

(13) 2014/07/26(土) 22:43:18

会社員 ズイハラ

[反射的に文庫本から顔を上げると、真っ赤な顔の学生がシャツの襟をしきりに動かして風を送っている
やがて彼が反対側のドア前にもたれ掛かり、スマートフォンを取り出せば視線を外し、手元の活字をもう一度追い始める

その後にもう一つ、誰かが座ったらしき音が聴こえたが>>7、気には留めなかった]**

(14) 2014/07/26(土) 22:43:39

会社員 ズイハラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/07/26(土) 22:50:10

会社員 ズイハラが接続メモを更新しました。(07/26 22:50)

隊商 ロッカ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/07/26(土) 23:22:48

7人目、学生 ナオ がやってきました。

学生 ナオ

……あ。

[文庫本を手に持っていたナオは。
ぱちり、と目を開ける。いけない。うとうとしてしまった]

(いま、どこ)

[慌てて電車の外の風景を見る。
ホッ、と安心する。まだ最寄り駅を通り過ぎてはいないようだ。
読書を再開しようと、再び活字を追い始める]

(――精神的に向上心のないものは馬鹿だ)

[誰にも聞かれないように、そっと唇の動きだけで呟いてみる。夏目漱石のこころの一節だ。
とても好きな言い回し]

(15) 2014/07/27(日) 00:03:36

学生 ナオ

(あ、いた)

[ふと、顔を上げると。
ボックス席に座る、会社員>>14
よく電車で見かける人は、自然と顔を覚えてしまう。
活字を追う姿は様になっていて、ナオは時々電車で見かけるその会社員を「イケメンさん」と勝手に呼んでいる。もちろん心の中で]

(うん、今日はラッキー。いいことあるかも)

[少し笑みを浮かべて、読書を再開する。
こころの世界に浸る。
なんでKは、Kなんだろう。夏目漱石も、名前付けてあげれば良かったのに。川口でも。加藤でも。花京院でも。なんでもいいじゃない]

(16) 2014/07/27(日) 00:07:56

学生 ナオ

[つまらない事を考えながら、ページを捲っていると。
ふと。見知らぬ女の子>>11が車両内にいることに気付く。なにやら落ち付かない様子だ]

(電車、乗り慣れてないのかな?)

[ちょっと心配そうに目線を送って。
再び活字に目を落とした]**

(17) 2014/07/27(日) 00:11:46

学生 ナオ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/07/27(日) 00:19:19

学生 ナオが接続メモを更新しました。(07/27 00:40)
8人目、学生 ハツネ がやってきました。

学生 ハツネ

[電車の揺れとは違うテンポでわずかに身体を揺らす。

目は、ひっきりなしに膝の上に置かれた大きめの冊子に注がれている。
五線譜の上でオタマジャクシが踊るそれ。


彼女が電車に乗っている時間を利用してイメージトレーニングしている曲は、今、
イヤフォンに繋がれた携帯音楽プレーヤーから流れている。
周囲の迷惑にならない程度の音量で]

(18) 2014/07/27(日) 01:09:07

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生存者 (6)

学生 ケン
22回 残8255pt
人足 ギンスイ
39回 残7715pt
会社員 ズイハラ
29回 残8119pt
学生 ナオ
23回 残8224pt
学生 ハツネ
31回 残7997pt
学生 ムカイ
19回 残8472pt

犠牲者 (1)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt

処刑者 (2)

女優 ポルテ(3d)
20回 残8426pt
鍵っ子 ルリ(4d)
21回 残8213pt

突然死者 (0)

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