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なんじゃか、賑やかになってきとるのう。
[人が集まっている方へ歩いていく。と、途中に甘酒の屋台が]
おぉ。これか。
えぇと。小銭、小銭。
よかったらこれ、ちょっと多く持って来過ぎたんで。
[トートバッグから新聞紙を取り出した]
あったかいんですよー。
[満面の笑みで差し出した]
[ヒナがひらりと手を振るだけで立ち上がる気配がないのを見て]
飲み始めて腰が落ち着いてしまったのかな。
[むぅ、と手を下ろすとリウやゴロウマルたちに]
良かったら向こうで一緒に待ちませんか?
[甘酒片手に、土管に腰掛ける]
おじょーさんは、何しに来たのかね?
やっぱり星を見にきたのかな。
お?新聞紙。
すまんのう。気がきくお嬢さんじゃねぇ。
[嬉しそうに受け取ると、満面の笑み]
流星群見に来たんです。
猫ちゃんお名前なんていうんですかー?
あ、わたくし日名と申します。
三丁目で弁護士やってまーす。
[すごく頭悪げな口調だ]
この前、犬をほっかいろにして生き延びたおばあさんのニュースありましたよねー。
[甘酒のカップで乾杯]
お?みんなこっちに来るのかの?
よしよし。
眼鏡の嬢ちゃん、ここに座ってはどうかね。
女の子は、足腰冷やしちゃいかんらしいからな。
ばあさんが言っとったんだが。
[と、ヒナにもらった新聞紙を自分の隣に敷いている。いい年して両手に花状態を画策しているようだ]
なんも考えていなかったんで、鳩の予測変換に感謝。<日名
忘れそう。
フルネームは日名珠子とか浮かんだ。
雛と玉子。ひなたまこ。日向真子。
なんの話だっけね。
[ヒナのところに戻ると談笑するウミの姿を認めて一礼した。過去の依頼人ではないことを確かめると]
こんばんは、おじいさん。
センセイのお友達ですか?
私、天馬と申します。
[ヒナに倣って学生たちにも名乗った]
おぉ。弁護士先生かね。
どうりで賢そうな顔しとると思っておったんじゃ。
いや、ホントホント。
わしはウミじゃよ、よろしくな。
今夜は天気が良いから、星も綺麗に見れるじゃろて。
楽しみじゃなぁ。
ん?鼻の下!?
[慌ててこすってみる]
あぁ。猫の名前じゃね。
孫が何か外国の名前をつけとったんだが。
えぇと、ほら、あぁ、ミケランジェロとか何とか。
面倒だから略してミケだけどな。
「ひねりも何もない!」とか言って孫は怒るわい。
あ、そうそう。
[ヒナとウミに短冊のようなものを差し出すと]
活舌の悪い人でも願い事が叶うように、これに書いてツリーに吊るすんだそうですよ。
おじいさんもどうですか?
うん。
今お友達になりました。
あ、ウミさんミケランジェロさん、こちらてっちゃんと言いまして、わたくしの有能な秘書です。
特技は勘違い。
[礼儀正しい男の姿に目を細めながら]
わしはウミという。
この先生とは初対面だが、何じゃろね、話がはずんでなあ。
これのおかげかの?
[甘酒を指差して、あはは。と笑う鼻の下は、やっぱり若干伸びている]
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