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[ひっそりと広場に佇んで、集まる人々を目で追っている]
[誰かと待ち合わせている訳ではないのに、何となく誰かを待っていたことに気づいていた]
変じゃな。年かな。な?
[腕の中の連れに*問いかけた*]
正直、よくわからぬままにざぶーーんしてしまったの。
変なことしちゃったら、ごめんなさい。
……って、こんなトコで謝っててもあれか。あう。
頑張ります。
むぅ。やっぱり違う予感。
良いんだ。もう、中の方々のことは。
それよりも、ゴロウマルは、あれ、二人連れだったのか。びっくりじゃ。(笑
じゃあ、私もこの三毛ちゃんに
「な?ばあさんや?」って話しかけた方がよかろうか。
ぶえっくしょーいいっ!!
いいい、いつの間にか、寝とったわい。
死んでしまうわ。
[どこからか甘酒の匂いがする]
ふむう?良い匂いだのう。
あぁ。違うのか。
犬顔の方がゴロウマルなのだから、それでいくとウミが猫顔の灯台守って扱いになるのじゃろうか。
「ちょっとやめてよ。もふっとしないで」とか。
「あぁ。歩くの疲れたわ。抱えていって頂戴」とか言う。
女王様な猫、ウミ。
……うぅ。妄想はこの辺にしておこう。
なんじゃか、賑やかになってきとるのう。
[人が集まっている方へ歩いていく。と、途中に甘酒の屋台が]
おぉ。これか。
えぇと。小銭、小銭。
[甘酒片手に、土管に腰掛ける]
おじょーさんは、何しに来たのかね?
やっぱり星を見にきたのかな。
お?新聞紙。
すまんのう。気がきくお嬢さんじゃねぇ。
[嬉しそうに受け取ると、満面の笑み]
お?みんなこっちに来るのかの?
よしよし。
眼鏡の嬢ちゃん、ここに座ってはどうかね。
女の子は、足腰冷やしちゃいかんらしいからな。
ばあさんが言っとったんだが。
[と、ヒナにもらった新聞紙を自分の隣に敷いている。いい年して両手に花状態を画策しているようだ]
おぉ。弁護士先生かね。
どうりで賢そうな顔しとると思っておったんじゃ。
いや、ホントホント。
わしはウミじゃよ、よろしくな。
今夜は天気が良いから、星も綺麗に見れるじゃろて。
楽しみじゃなぁ。
ん?鼻の下!?
[慌ててこすってみる]
あぁ。猫の名前じゃね。
孫が何か外国の名前をつけとったんだが。
えぇと、ほら、あぁ、ミケランジェロとか何とか。
面倒だから略してミケだけどな。
「ひねりも何もない!」とか言って孫は怒るわい。
[礼儀正しい男の姿に目を細めながら]
わしはウミという。
この先生とは初対面だが、何じゃろね、話がはずんでなあ。
これのおかげかの?
[甘酒を指差して、あはは。と笑う鼻の下は、やっぱり若干伸びている]
おお。良かったな、ミケ。
長い名前を律儀に呼んでくれてるぞ。
弁護士先生は美人なだけじゃなくて優しいお嬢さんじゃね。
ん?てっちゃん?
[差し出された短冊を受け取ると]
ありがとう、てっちゃん。
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