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[人間が歩く
犬も歩く
人間が話す
犬は吠える
赤茶色の髪が
茶色の毛並みが
夕日に染まる
神社に向かって1人と一匹が歩く
それは変わらない光景]
こんな暑さだってのに、何で毎年毎年豚汁とカレーなんだろうね。
うちの先生も文句言ってたよ。
[神社の片隅、婦人会テントの下で、持ってきた野菜を取り出しながら笑う。
ネギヤが指した空を見上げて]
ああ、今年も出てるのか。
ネギちゃん、あんた気をつけなよ。
[そこに浮かぶは*狐雲*]
[鳥居の外から境内へ、まずは何から見ようか。]
お、おっちゃん、焼きそば一つとビールも。
……あ、まだか。ども、また来ます。
[吟味するより匂いに惹かれ近寄ったのは焼きそばの屋台。
生憎まだ売っていなかったが、まずはあれからにしようと決めた。]
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