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ぐちょんっ!
[奇妙な音のくしゃみをして、目を覚ます]
…さみぃ。
ぁー、窓…。面倒くさ。
[目線だけで風の元を探って呟く。気だるそうに布団の外に出ると窓を閉める。外を誰かが歩いていた気がするが気にも*留めず*]
―藍住中央公園―
[色が変わった葉の下に広がる砂。
それに小枝を突き立てる。
ガリガリと音を立てて動かされるそれ。
その後にほんの僅か黒が際立つ。
もっとも、闇に溶けはっきりとは見えない。
奇怪に描かれた模様。]
ふふ…やっぱり、やめとこ。
[興味がなくなり、その上に葉を被せる。]
[ぶるぶると震える携帯電話。
それをぎゅっと握った後、ペケペケとボタンを押していく。
カシャっという音と共に明滅する光。
葉を被せた後だから、意味はなかったかもしれない。]
都市伝説…ね…。
どうせ、伝説にすぎないんだろうけど。
[震える携帯に溜息をついて。
また今日も家へと*帰っていく。*]
いまいち寝た気がしないんだよな……
[制服に着替えながらぶつくさと呟く]
ま、学校で寝ればいいか……
[欠伸を一つしてから学校へと*向かう*]
秋晴れだよなぁ。
天気予報のうそつきめ。
[屋上で大の字になりながら、空を睨みつける。ぶるるとポケットで携帯が鳴ったので、腰を浮かせて取り出した]
カエリニギュウニュウカッテキテ。
それぐらい、てめぇで買えっての。
あー、サボりたい。めちゃくちゃサボりたい。
[しばらくだらけているが、チャイムと共に*教室へ*]
-教室-
マジで?
[椅子の背に胸元を向ける形で座り]
えー、ありえないんだけど!
[向かいに座る生徒と談笑する]
つうかさあ、前もそんなだったよね?
[小首傾げ]
絶対アホだよ、あはははは!
[上体を前屈みにさせ、けらけら笑う]
[4本の足で懸命にイマリを支える椅子を]
イッチー、オールだといつもそんなだよ
[ぎっし、ぎっし、と前足2本、後ろ足2本]
前に、皆でオールした時なんかさ、
開始1時間経たない内に潰れてたし!
[それぞれに重みが掛かる様な座り方をし]
それをマリコが懸命に看病するという…
[にやぁり笑い]
[変わらずに、椅子を前にぐらぐら、後ろにぐらぐら]
でもまぁ…
[暫しの間]
全裸になるのは無いわぁ
[へらりと笑い][ぐらぐら、ぐらぐら]
ホント、其処にマリコ居なくて良かったよね
[前髪をいじくり]
やー、マリコなら笑いはするかもしれないけど
止めようとはするでしょー?
…止められる…訳ないよ、あいつの勢い!
[ぐらぐら、ぐらぐら]
[変わらずに続く談笑を遮るのは]
あっ!…お疲れー!
[教室に入って来た生徒の声]
今日は早かったねー?
チア部、いっつも遅いのにね。
[その生徒に対し、ぐらぐらさせながら言葉を投げる]
いいよね、チア部!
アタシも運動神経あったら入りたいけどさー。
[ぐらぐら]
ゴー! キャンターズ!!
…だっけ?
[小首傾げ][違う、違うと突っ込みが入れば]
あぁ、違う?
…あはははは
[笑って誤魔化した]
あの空中で回るやつとかさ。
あと、トランポリンみたいにするやつ。
…あるよね?
[素人視点での語彙の無い訴え]
イェー! ゴー!
フォー ウィン!!
[違うと云われても此処は自信があるらしく]
ゴー!!
[椅子をぐらつかせながらも、両手をバッ!と]
[大きく広げ、にかりと微笑んだ]
[次の瞬間]
あっ…
[そんな無茶を椅子がカバーし切って呉れる筈も無く]
あっ、あっ、
[ぐらぐら、とバランスを失い]
[背中から地面へ向かい倒れ込みそうになり]
――!! …んでっ!
[必死でもがいたせいで表情は険しく]
[体勢は横向きに倒れ込んだ]
いてててて…
[大丈夫?などと掛かる声に]
うん…なんとか…
[腕や、肩をさすりながら頷いた]
ほらー、運動神経ないからー…
[そういう問題では無いのだが]
[めくれあがったスカートを直しながら呟く]
くそー
[幸いと呼んでいいのか、
スカートの下は指定ジャージであるから、
とりわけ、急いで直すものでもなく。]
帰りにさ…
[気を取り直し、椅子に座り]
御飯食べて帰ろうって話してるけど、
一緒にいける?
[チア部の子に声をかけ]
…うん。
……いいよ、いいよ。大丈夫。
[その答えが離れる物であるのなら]
じゃあまた今度、一緒に行こ。
[にこ、と微笑み]
そろそろ出よっか?
[向かいに座り談笑していた生徒に問えば]
[一緒に下校の準備をし、校外へと*出るだろうか*]
-駅前広場-
――。
[言葉を発する事は無い。
其処に流れる音楽に耳を傾けて、
神妙な面持ちで佇んでいる。]
――。
[二人組みの男性が、ギターを手に歌を歌う]
――。
[其れを只、かみ締める様に身を浸し続け]
…帰っか。
[牛乳の入ったスーパーのビニール袋をぶら下げて、公園から出ると、駅前の広場を通り抜ける]
あの変な団子はイマリ先輩?
[神妙な面持ちに声をかけるのを躊躇する]
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