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うむ。ここは変わらないな。
[校門の前、腰に手を当てかつての学び舎を見上げる影一つ。
満足げに頷くその口調は、小柄な外見にはややそぐわないだろうか。しかし当人はさして気にする様子もなく]
懐かしいものだ。
皆は元気にしているだろうか。
[眩しそうに目を細め、口許を緩め。
キャスター付きのスーツケースをごろごろと引っ張りながら、校舎の中へ]
[程なくして、二階の教室の扉ががらりと開いて]
やあ、久しぶりだ諸…って何だ、やけに老けた奴一人と思えば先生ではないですか。
…いて。
[のっけから失礼なことを言うものだから、軽くチョップを喰らったようだ。
頭を擦りつつ]
この感触も久々だな。
[学生だった頃は日常茶飯事だったらしい]
時に、他の生徒は?
姿が見えないようだが…
嗚呼、成る程。6年振りですからな。
あちこち見てみたいというのも無理はない。
[得心したかのように頷き。
先程チョップを喰らわせるのに使われたバインダーを開けば、自らも記入しようとペンを取り出して]
■名前:メイ=グリーナウェイ (女)
■好きなもの:美しいものだな。あと甘い物。
■将来の夢:画家
■部活動:美術部
■委員会:ボランティア委員会
■想い出に残っている行事:文化祭。芸術を発表するのは楽しかった。
■フリースペース:[何やら生物らしきものの絵が描かれている]
…む。その声はバレー少年か?
お久しぶりだ。
[ナサニエルの声に顔を上げれば、此方も軽く手を挙げて。
呼び方はデフォルトのようだ]
/中/
えー、変な子やりたさに飛び込んでみました(ぁ
恋愛村は多分初です。多分。
Q.恋愛する気はあるんですか?
A.ギャグ担当でも良いかなって思ってる(ぇー
うむ。其方も元気そうで何よりだ。
[バインダーを元の位置に。うまい棒の戦いを見ながら、うむうむと頷いて。
だがアーヴァインからは少し距離を取ったかもしれない]
時に、今は何を?
そうか。
夢が大きいのは良いことだ。
私はまあ…未だ勉強中だ。
芸術を理解されるのにはどうやら時間を用するらしい。
[つまるところ何年か浪人したらしい]
うむ。死後になって認められるというのも良くある話だ。
後の世まで伝わる素晴らしさ…憧れるな。
[遠くを見るように目を細めて。
ナサニエルの呟きに]
男の世界というのも複雑なようだな。
精進せいよ、元バレー少年。
[分かっているのかいないのか]
/中/
ところでナサニエルがアーヴァインの口に突っ込むうまい棒の種類に悪意を感じるのは気のせいでしょうか。>納豆とかキムチとか
コーンポタージュは美味しいよね!
ふふ、そう言って貰えるとは光栄だ。
頑張るとするよ。
[スーツケースから大きめのスケッチブックを取り出しつつ]
そうか?何事も経験というぞ?
…と、先生ストップ。良い顔だ。
[やっぱり分かっているのかいないのか。
カラムーチョで頬袋状態なアーヴァインにストップをかけ、スケッチを始めた]
[スケッチする手は休めぬまま]
やあ、猫好き少年。
[ハーヴェイのことらしい]
やはり男の世界というのは色々と大変なのだな。
[遊び発言にも表情一つ変えず、うんうんと頷いて]
サクラさん…そういえばそんな名前だったか。元気でいると良いが。
して、雑貨屋はコンビニになったか。
[懐かしげに目を細めつ。
女のほうが大変という言葉には]
ふむ、そんなものかな。
[あまり気にはしないらしい]
嗚呼、まだまだ勉強中の身だがな。
[しかし喋りながらも描いているのはアーヴァイン]
そうか。
まあ、そこまで厭なものは無理に勧めはしまい。
嗚呼、もう動いても良いですよ。
[アーヴァインに声をかけてペンをしまい。
スケッチブックには頬がぱんぱんな男の姿]
成る程。時の流れという奴だな。
[スケッチブックを片手に持ったまま、ちゃっかりコンビニ袋を漁りつ。
ハーヴェイの書いたソースの絵を覗き込み]
おお、素晴らしい。
[本人は至って真面目だ]
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