隊長 ペリカン丸は、卵 ランを口内に納めた。

卵 ランは、じたばたしている！！

天道虫 ナナは、それだけ言いたかったの。なのなの。

隊長 ペリカン丸は、口を大きく開けた。

卵 ランは、隊長 ペリカン丸の口から出た。　中からダチョウのような声がする。

天道虫 ナナは、名乗るほどのもんじゃありやせん…。

卵 ランは、天道虫 ナナがカッコいいと思った。

卵 ランは、隊長 ペリカン丸の背中に*乗った*

隊長 ペリカン丸は、卵 ランを乗せたまま休眠。

自警団長 アーヴァインは、卵 ランに近づいた。フライパンを片手に。

隊長 ペリカン丸は、カッ！と目を見開いた。

隊長 ペリカン丸は、瞳を開いたまま熟睡している。

隊長 ペリカン丸は、ギンギンギラギラな瞳をうるうる。

卵 ランは、カタカタ揺れている。

隊長 ペリカン丸は、卵 ランを、背中がくすぐったくておとした。

卵 ランは、ひびが入った。

卵 ランは、動かない…。

隊長 ペリカン丸は、上にのって暖め始めた。

卵 ランは、お花畑の夢を見ている。

天道虫 ナナは、それだけ言って、飛び去っていった。

大熊猫 グレイは、隊長 ペリカン丸の上に上ってみた。

自警団長 アーヴァインは、隊長 ペリカン丸にヘルメットを被せた。

大熊猫 グレイは、模様が無くなってくしゃみした。「へっくし！」

卵 ランは、*威嚇している*