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粛正は望まれるだろう。
いわんや、談合をや。
……行かなければ。
[遠く聞こえる狼の遠吠え。テントまでは、もう少しばかりある。ゆらりと、*向かっていき*]
―テントの中―
[天空に揺れる赤い光。不気味な狼の遠吠え。
テントへと向かう途中で目にし、耳にしたそれに僅かに眸を細め。
今はテントの中、供犠の娘が静かに長老の側に座っているのを見ながら、テントの出入り口近く、長老から離れた場所に腰を下ろし、じゃらり、と飾りのついた杖を抱え込んでいる。]
――…
[静かなテントの中で息苦しさを感じるように僅かに吐息をこぼし、さて後どれだけ容疑者が集められることやら、と視線はテントの出入り口へと向かった**]
―「家」の内―
[男が伸ばした手で冷たい家具に触れた時
足元に柔らかい毛の温もりが絡まった。
分厚い包帯に遮られた視線を向けてから、
腰を屈めそちらへと手を伸ばす。
ぽふり、と、触れた高い体温は、
トナカイ橇と共に進む犬橇用の犬の生まれたばかりの子。
ぱたぱたと振られる尾の音は、
雪に音を奪われた場では耳に届く。
擦り寄る頭をそっと撫でてやった時、
外から聞こえたのはアルマウェルの足音だった。]
[用件を伝えたアルマウェルが去ってから、
男はまた家具に触れる。
呼ばれた先はテントらしい。
またひとつ、あん と鳴いた子犬の頭をぽむと柔く叩き、
立てかけられたトナカイの角と蹄で作られた長杖を手に取ると
足元を確かめながら、慣れぬ「家」から外へと出た。
引かれた分厚い布に あん と鳴く子犬の声が閉じ込められ
ざくりと踏む雪音は、長老へのテントへとゆっくりと進んで行く*]
― テントの中 ―
[狼の遠吠えが聞こえたのはいつだったか。
赤いオーロラが見えた時さえ、空を睨むように見上げただけで小さく息を吐いて自分のやるべきことを成し。
ほどなくして、狼を操るものがいると告げる長老により此処へ来たのはいましがた。]
よぉ。
[中で一番に見たものは、出入り口を見ていたらしきビャルネ。
にこりともせず短く告げる挨拶を置き、出入り口の近くの位置に腰をおろし、やがて集まるだろう面々を確認していくの*だろう*]
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