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……うん。
[一曲分吹き終えて、それなりに満足がいった顔で笛を下ろした。
集会所に来ていた顔役の老人が寄って来て、細かな指示や注文を付ける。
素直に頷いていると、中年の女性がお盆を手に入って来た]
『はいはい、休憩休憩!』
[お盆の上には期待通りのものが載っていて、思わず顔を綻ばせた**]
[明日の回診の準備と同時に、別の準備を始める。]
…、…
[ここ数年何度となく繰り返されてきたこと。]
『 ただいま。 』
[小さな声と共に帰宅を告げる娘の声。]
おかえりー。
ばーちゃーん。
ばーーちゃーーーん。
[呼びかけながら立ち上がると、数学の問題が目に入ったので、ぱたりと閉じる。
台所や厠など祖母が居そうな場所を探してみるが、見つからず]
…こりゃ、またワカバ先生のところにでも行ったかな。
[祖母は診療所に集まる皆と世間話をするのが楽しいらしい。その場に居合わせると何かと言われるので苦手だったが]
…しかたない。散歩ついでに寄ってみるか。
今日はダンちゃんも来るから
一緒にご飯食べようね。
[こくんと頷いてから奥の部屋へと向かう双葉を見送った。
診療所の待合室は日課のようにお年寄りでにぎわう声が聞こえてきていた。]
[塩味と梅干の握り飯を一つずつ頂いた所に、若いのだからとおまけでもう一つ。
若者は、この小さな村では貴重であった]
『セイジくんは、そろそろ子供の一人や二人こさえたかね?』
[そんな無遠慮な、といってもこの村ではさして恥ずかしがる事でもない質問も飛んで来る]
え、いや、僕は……
[口籠もっていると、老人らから大声で笑われた]
『最近の若い子らは奥手じゃのう!』
『ワシらの若い頃は……』
[そんな昔話が始まって]
……まだ何も言ってないのに。
[つい、目を逸らして小声でぼやいた]
―清治自宅付近―
ごちそうさまでした。
僕はもうちょっと回ってポルテさんの事を皆に知らせてきます。
[村人に会釈を返して、その場を離れると、その後もしばらくはポルテの容態を知らせて村の中を回る]
さて、この大体の場所は回ったかな。野菜を届ける用事もあるし、一度畑に戻ろうかな。
[一通り、村の中を回れば、一度畑に戻る]
18歳だと、もしかして学生はまずいのだろうか…。
どうしよう。肩書き思いつかにあ。
あと、おばあちゃんより先に死にたくないので、おばあちゃんを失踪させたままにするか死亡扱いしたい…。
あ、セイジくん反応くれた。ワーイ。
参加COしてる人って、あと二人いるんだよね?
縁故ってどこまでやってしまっていいかわからなくて困る。
RP初心者は黙ってたほうがいいですよね…とか思ったりする。
[サンダルをつっかけて診療所へ。出会う人に祖母を見かけたかどうか尋ねながら]
― 診療所の外 ―
[中に居る人に見つからないように、そっと覗き込む]
……あれ、いない?
[裏側にまわって、ドアをトントン]
…ワカバせんせー。
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