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その通りです。
ゲームをしてもらうのは、
貴方の世界には存在しない同士。
その世界を救う為選ばれた一人ずつ。
[球体の上霞のような白い物が数本
巨大な手の形――骨だけの其が
ゆらり揺れてルリの頭を指先で撫ぜ
雪が溶けるように掻き消えた
凪のような声がマシロの言葉に肯を返す]
……あれ???
[焔の竜が生まれる筈の呪文だが発動しない。
勢い削がれ、もう一度唱えるけれども同じで]
っんだよ!
封じられてんかよ!
[水の満ちる地面を憎々しげに蹴った]
異世界、
存在しないもの同士。
[男は扇子を広げて口元を隠した。]
なるほど、
いわゆる、ここにいるもの同士は、
何があったとしても、なかったことにできる存在。
そんな感じですかな?
そもそも、異世界というものがあるという…そのことも、また、己の脳が作り出したまやかしかとも思いたくなりますが…。
[封じられている、と聞くも魔法というものがない世界の住人はピンとはこず、向けられた紅い石のついた杖をちらりと流し見る。]
主夫ってのも悪くなかったンだが
生憎、妻は身体が弱くてね。
[解るように肩を竦めてみせる。]
ふむ…。
[球から骨が浮き出て、語り、まるで風化したかのように消える。
そこに時間の観念はあるのか。いや、そういったことよりも。
そこに聞こえてくる声に男はやはり思案する。
男は勝負の世界にはいた。
それは真剣を重ねるものと変わらぬ研ぎ澄まされた世界ではあった。
だが、男は、真剣を持ったことはない。
だが、聞こえてくる声を聞けば、それはかつて少年時代に絵空事としていたような別次元の空気が確かに感じられる。]
ふーん。
代わりにあんたが狩りに出てたのか?
変わってるな。
[肩を竦める様に向ける声はハスキー。
未だ、世界の違いを理解は出来ておらず
別に聞こえる声にも顔を巡らせて*見た*]
[中央の球体の上、白い手が少女を撫ぜるのが見え、
その奥で正座を崩さずにいる男性の姿も見える。
近くの女性と会話をしてるようだが声は少し遠い。]
異世界…、か。
[マスクなしで会話ができる不思議な空間。
手に持ったタブレットは圏外でネットワークには接続できないようだった。]
…、つまりは あんたの世界じゃ
女の方が強いってわけか。
[狩りと言われれば、ふ、と小さく息を吐き、]
俺の世界じゃあ、狩ったものは
食えたもんじゃないんでな。
[大気汚染された世界で育った動植物は食べられず
全ての食料は施設内での養殖で行われている。]
へー……
そうなんだ。
[男>>107の話に、ゆるりと首を傾げる。
水色の髪が耳元で揺れた]
おにーさんの世界では空想なんだ……
不思議だね。
異世界人、混ざっててもわかんなかったのかな?
[けっこーな割合で異世界人がおっこちてくる世界だから、そういうことがない世界があるというのが不思議である。
100年まえの異世界人は王妃になってなんかいろいろしたらしいし。
20年まえのは学校で逸話を残した後、いまだなんかどっかの国でなんかやってるらしい。
他にも噂になるような功績のない異世界人だっていたかもしれないが、さすがにソコまではしらなかった。
まあ、こうして異世界人をみると、あまり姿かたちが違ってるようにはみえないから。
混じっててもきっとわからない]
[マシロは知らない。
世界に混じる異世界人によって、世界がこわれていくことを。
増える異物を内包するだけの余力が失くなっていることを。
異世界人がもたらすものは人への恩恵ではあっても、世界からみればさまざまな弊害が生まれていることを。
そうして、知らないところで壊れていく]
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