情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
世界が…壊れる。
世界を…壊す……?
[意識せぬまま呆然と、言葉を口の中に繰り返した。
脳裏に響く声が途切れたと思うや否や、
右の手首の端末が、メッセージの着信を知らせてくる。
驚いて袖を捲り、表示を確認する。
フィルム・スクリーンに、Game Startの文字が瞬く。
ヨシアキは目を大きく見開いて、その文字を見つめる。
暫くの間凝然として、それを見ていた───**]
/*
ソワァ……
誰か待とうかと思ったけれど、時間のあるときに入っておきますね…。待てば良かったかなwww1stとか、ちょっと怖い。
ま、まあ。まあ……
明日も時間びみょいしね。夜もびみょいしね。仕方ない、多分仕方ない…。よろしくお願いします( ノノ)
― とある一つの世界 ―
[その日もいつもと変わらない一日だった。
朝起きて、ご飯を食べる。メモを取る。
着替えて学校にいって、休み時間の合間におやつを齧ってメモを取る。
昼休みに、学食にいってご飯食べてメモを取る。
学校からかえってギルドにいって、おやつをもらってメモを取る。
ギルドで一仕事すましたあと、何時ものお店にいってご飯を食べる。メモを取る。
家に帰ってお風呂にはいったあと、お茶をのんでメモを取る。
布団にねころがって、そして一日が終る]
[みんな当たり前のように学校にいったり仕事したり、ギルドで依頼受けたり。
世界にいる魔獣たちがなんだか強くなっているとか。森の乱獲がすすんで今迄採取できていたものが出来なくなったりだとか。
どこかの国が戦争したがっているだとか。
そんな話はギルドの噂や、宿の商人たち、学校での話できいているけれど。
すくなくとも、マシロが過ごす周辺はそこまで物騒ではない。
まあ、あたまのおかしい人たちは増えてるらしいから、事件や事故やら自殺やらいっぱいあるけれど。
いつもとかわらないといえるだけの日常を送っている。
だから、マシロにとって、世界が壊れようとしているなんて、思いもよらなこと]
えー……どういう、こと?
世界が壊れる?
そんなに、ひどくなってたっけ……?
ていうか、神?
世界を壊す……?
[よくわからない。
ただ、なにかゲームをさせようと言うのだけは理解して。
ここに来る前のことを思い出そうとした]
えー、いつものよーに起きて、ご飯食べて……ああ、メモがきれたんだった。
それで学校いってー、ギルドにいく途中であたらしいメモ帳買おうとしてー……
[選んだのは深い赤に染められた手帳。
それが、ここに来るためのキーアイテムだとは思いもせず。
今手にしているのはその手帳と、ギルドに行くために持っていたナイフとか手袋とか。
あとは何時もの生成りのシャツに皮の胸当てと、青に染めたスカート]
あ、お金払ってないのに、もって来ちゃった。
[ぱらり、手帳を開く**]
― 私の世界 ―
[硬球を投げる。受け取るキャッチャーミットの音が、ぱしん、と響く。
いつもと何も変わらない、穏やかな日。
来年卒業、つまり今受験生の私は、前の夏の大会で部活を引退した。
でも、正直いきなり受験なんて言われてもよく分かんないし、……何より、部活以上に好きなことなんてなかったから。
だから、私はまだ、後輩たちに混じって野球を続けている。
昔は、「女子が野球なんて……」と言われていたみたいだけど、今はそんなのナンセンス。
男女の平等化が徹底された今では、男の子のスポーツ、なんて言われてたものを、女子も平気でしてる。
おばあちゃんには、まだ信じられないらしいけど。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了