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■墓下について
質問がありましたので、墓下について。
墓下は自由です。お任せします。
幽霊RPするなり、願いの結果(その先)を演ずるなり、死ねば終わりと沈黙するなり。
ただ沈黙する場合は、死後のロールはしない旨をメモで言ってくれると、他の方が少し安心するかもしれません。
また、地上は願いが叶ったという世界の変化を自覚しませんが
【死者はその自覚があること】とします。
変化する前の世界、変化した後の世界。
その違いを認識して構いません。
屋上
「……さん、ポルテさん」
[呼びかけに、青を拒絶するように閉じていた瞼を持ち上げる]
「四季さんの準備、終わりました」
[このたびはまことに…とかなんとか。すぐ目の前の唇が動いているのに頭には全く入ってこなかった]
それから
[写真でしか知らなかった妹は、骨になって初めてその存在が現実であったと思い知らされた]
熱い……
[この熱は体温じゃない。
それでも、四季が生きていた証拠だと、涙の流れない頬を擦りながら、ぼんやりと考えた]
[翌日、黄昏時に家を出た。
悲しみは夢で体験したかのように、他人事で、軽くて、すぐに忘れてしまえそうだった]
そだ、吸殻捨てないと
[鞄のポケットから取り出した携帯灰皿。それを包んでいた、ミルク色のハンカチは―――]
……ぁ、海
[少しだけ、潮の香りが*した*]
病院受付
[中庭から聞こえる歌に耳を傾ける。
そちらを向く人と、何も耳に入らない人と。
同じ見舞い客でも、それだけで彼らを待つ人の容態が分かる気がした]
[歌い終えると、見知った顔と見知らぬ顔がいくつか。
声を聞いて立ち止まっただろう人たちのささやかな拍手が見えて、まるでステージの上に居るように気取ったお辞儀をしてみせた。
胸に広がるのは密やかな安堵。
この世界には、確かに歌が旋律が存在しているのだという事への喜び。]
ありがとうございました。
[薄い笑みを浮かべてから、感謝の言葉を述べる。
それは聞いてくれた人にであり、世界に対しての言葉でもあった。]
受付
[中庭から受付に移動すると、警備員の姿を瞳に捉えた。
入院している時は居たかどうかすら知らなかったのに。
退院してこの病院に通う内に、その姿は見慣れてしまっていた。
いや、彼の事だけではない。
毎日毎日、用事も無く通っている内に、スタッフや入院患者の大半は見知ってしまったし、見舞いの人も何人かなら記憶に残っている。
向こうがこちらを知ってるかどうか、までは知らないけれど。]
こんにちは。
いつも、お疲れ様です。
[すれ違う前に立ち止まり、頭を下げた。]
[中庭から響く歌声が止んだ。
前回入院した時、その声を目の前で聞いた。
白い雲が、青い空が
裸足の足裏を擽る芝生が
全部、全部。眩しかった]
ありがとうございました
[帽子に手をやり、頭を下げた。
素晴らしい声を、挨拶してくれたことを、全てひっくるめて
――心の安らぎを]
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