人狼物語 執事国


101 吹き溜まりの村

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学者 ニルス

――さて、
君は性質の悪い病持ちだったりするのかね?


[後悔、海鳴りにまぎれて届く声に返して後、
桟橋近く置かれた薪束にずず ずと近づく。
生臭い血の匂いは処刑人ではなく夜警姿より匂う。
おのずと眉根を寄せた]

流れ者ばかりのここで、果たして儀式の意味など生きているのか。……あの帽子の、なんといったか……ああ、海に落ちたのか?亡骸が見つからないとは、おや、身もついていたし使い出もあるだろうに勿体ない。

しかし死肉を食らう魚もいない海だというのに、
水底に引きずり込まれたの、か――

[ゆるりと檻へ目を移す、僧は死に行く者へ告解でも齎すのか。期待するような昂揚招く事態は起こりそうにない。ずず、ずと重く足を引き摺る]

(10) 2013/01/15(火) 23:07:33[浜辺]

腹心 ボディルが接続メモを更新しました。(01/15 23:20)

軽業師 レーメフト

― 廃教会 ―

[そして、気が狂ったかのような男は、廃教会の崩れた様の中で、女の匂いを染み付かせたわが分身から少量の種を噴出させた。その瞬間だけやや眉が寄る。
 次にはまた涼しい顔で、己をしまうと、教会の司祭の部屋だったところへ向かった。



 元司祭だった男の遺体は、まだ、そこに、人の形である。]

(11) 2013/01/15(火) 23:27:17[廃教会]

鳥葬僧 ハーコンが接続メモを更新しました。(01/15 23:30)

腹心 ボディル


[常の依頼の声に向ける顔もまた常の険しさの儘
開く口は何時ものように吐息だけ――否、今日は、]


 …、は

[公開処刑の主の有様は未だ瞼の裏から剥がれぬ
共に首刎ねられるべきが牢より鎖ごと消えた己

  言葉は何故か切欠自覚せぬ変化を齎して
  白い吐息の隙間 声を音と、紡いだ]


   …火種の数で僕のいのちは 買えましたか?

[手で風に消えぬよう包む火種は幾つ目か。
それを初めて気紛れに口にしたのは 先程の
「も」を違えた会話が少しざわめくからか]

(12) 2013/01/15(火) 23:32:57[浜辺の塒]

軽業師 レーメフト

[その司祭は何が原因で死んだのか。もしくは男が殺したのか。いずれにせよ、もう誰もそれを追求するものなどいない。
 男は、胸からナイフを出すと、司祭の遺体、今日はその頬の肉を削ぎ落とし、その場で己猿轡を外すと、長く赤い己の舌の上に乗せ、カメレオンのようにするりと飲み込んだ。
 腐敗に向かう途中のその肉、男は続けてまたナイフをきらめかせる。

 やがて食事が終えると、血で濡れた歯を襤褸で丁寧に磨き、猿轡を噛んだ。]

 さて、海へまいろうか。

[空気混じりの言葉、ひょろりと長い身体は、ゆらりと揺らめくように、だが、風のように、廃教会から外に流れいでてゆく。]

(13) 2013/01/15(火) 23:40:35[廃教会]

学者 ニルス

ああ、死肉を喰らうのは――、
魚ではなく、鳥か?

[血肉を取り込み、その力を己の裡に。
学者が噛み締め飲んだは、鳥ではなく。

ず、ずず、ず 
霜交じりの地面に後をつけながら、
男が引き寄せられるは――]

……あれは、そろそろ動かぬ肉の塊となったかな。

[動いた姿を最近目にせぬ司祭の住処、ずず、と引き摺る重石は腐った床板を砕く]

(14) 2013/01/15(火) 23:41:01[廃教会]

軽業師 レーメフトが接続メモを更新しました。(01/15 23:42)

鳥葬僧 ハーコン

私は鳥達のようになれるか、いやならなければならない。
啄ばなければならない。

餓えて食った私の罪。

[空回る言葉]

(15) 2013/01/15(火) 23:48:17[贄の檻近く]

鳥葬僧 ハーコンが接続メモを更新しました。(01/15 23:48)

学者 ニルス

[気狂い男は既にそこにはいない。
残に肉の剥がれた司祭の躯、男には昂揚も嫌悪もなくただそこにある対象を見遣る]

少なくとも今の私には儀式的意味などない。
あるのはただの、餓えだ。

――巫女の儀式的秘術に触れる昂揚がなかろうとも、人の血肉は甘いものかね?

[さて、あの気狂いはこの肉の所有権なるものを主張するか。知ったことではない]

(16) 2013/01/15(火) 23:57:30[廃教会]

学者 ニルス

[そぎ落とし、口にする。
甘くも柔くもなく、己の裡に沸く感覚は不快ですらある。噛み締め、飲み込むには口を押さえ込むが必須だ]

……ああ、何が ちがうのか。

[かつて感じた昂揚のないまま、
落胆すら感じながら男はその場で死肉を貪り続けた]

(17) 2013/01/16(水) 00:09:30[廃教会]

腹心 ボディルが接続メモを更新しました。(01/16 00:30)

死刑執行人 サンテリ

[火つきのよくない薪は、爆ぜる音も煙も多い。
無くとも扉、とばかりに佇む手前。
斧の男は、熾火の向こう鎖の男と向かい合う。]

 … いいや。
 
[常ならぬ応対に開いた間のあとのいらえ。]


 執行人は、仕事を迎えに来たりはしないよ。

[貰う火種は、薄く凹んだ缶へそっと収める。]

(18) 2013/01/16(水) 00:35:09[船小屋]

死刑執行人 サンテリが接続メモを更新しました。(01/16 00:37)

軽業師 レーメフト

[廃教会から出て行ったあと、長い首をまるで真後ろに回したかのように男は振り返る。
 そこに、襤褸のスーツを纏う男が入っていくのをみれば、にやり、笑みを浮かべて、音も立てずに戻っていく。]

 やや、ごきげんよう
 ―…美味しいですか?

[>>17死肉を飲み込んでいるその男の脇にやはり音もなく近づき、その腕を唐突にねじり上げた。]

(19) 2013/01/16(水) 00:46:46[廃教会]

腹心 ボディル

[向ける細い目は執行人の向こうに故郷を見て
その 一瞬さ に堕ちめく意識を奥歯で留めた]


 そうです、か。
 ずっと、いつかな、と
          …―――ていたん、です。

[じゃり…]
[大きな上着の中で音をさせつ火種の行方を見
そうとまた薄い腹を擦る 背筋は伸ばすまま]

 
 …是非にそこを踏み越えてどうぞと
 勧める茶も 湯、すら ありません。

[けれど薪を有難いと 赤い髪の頭を下げた]

(20) 2013/01/16(水) 00:49:13[浜辺の塒]

若衆頭 エリッキ

んぁ…?

[微睡みの中、小屋の外で何かが置かれる音が聞こえた。 けれど、すぐに動くことはせず、足音が遠ざかってから
ゆらり、と立ち上がり、小屋の外を覗いた。]

ああ、またか。

[置かれた薪束を認めて、独りごちる。]

どうせなら何か食べ物…。

[そう口にしただけで、飢えを思い出し舌打ち一つ。]

(21) 2013/01/16(水) 00:51:55[網小屋]

軽業師 レーメフト

[この男にあるのは、生死問わず人の身体に己の慰みにする邪淫の欲望のみ。邪さに魔物が見れば喜ぶほど。**]

(22) 2013/01/16(水) 00:55:03[廃教会]

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軽業師 レーメフト
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58回 残10111pt

犠牲者 (3)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残12000pt
腹心 ボディル(3d)
41回 残10856pt
若衆頭 エリッキ(4d)
30回 残11082pt

処刑者 (3)

夜警 ヘイノ(3d)
37回 残10567pt
鳥葬僧 ハーコン(4d)
18回 残11472pt
学者 ニルス(5d)
25回 残11146pt

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