人狼物語 執事国


113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】

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役人 ミハイル

[軍に居たのは、今からずっとずっと昔のこと。

 外見はどう上に見積もっても40に届かない男は、
 きっと此処に居るどのおっさんよりも年長か。]


[かつん]
[かつん]
[かつん]


     [かつん―――、
             かつん。]


[戸の内側に、少女は居るのだろうか]

(189) 2013/06/13(木) 00:55:53[コテージ(二階廊下)]

司書 クレスト

 薪探してんだけど、どこあるか知らねぇ?

[そう問えば、彼女もまた自分と同じく
薪を探している事を知る事は出来ただろうか。
サウナの方面にありそうな気もするので、
自分はそちらを探すとイルマに告げる。

もしも彼女がついてくるようなら、
特に拒否する事も無く頷いて。]

(190) 2013/06/13(木) 00:58:01[コテージ・移動]

役人 ミハイル



  [おいで、おいで―――]

                  [―――死の淵に。]

.

(191) 2013/06/13(木) 00:58:27[コテージ(二階廊下)]

役人 ミハイル

[白く染まる雪が降り積もった
 ある夜の日、戦場から戻った男が見たのは、
 飢えと寒さで苦しんだ末に、冷たくなった両親の亡骸。


 見下ろすその姿は――――今と寸分違わず。]

(192) 2013/06/13(木) 01:01:18[コテージ(二階廊下)]

役人 ミハイル

[ひとりきりで置いていかれる悲しみを背負うのなら、
 ひとりでは無い所に永遠に居られるほうが、



 ずっと
 ずっと

 幸せなはずだと、ミハイルは思うのだ。]


  お嬢さん、おいで

[扉越しに、静かに声を掛けた。
 薄い木扉がギィ、と哭く。]

(193) 2013/06/13(木) 01:05:32[コテージ(二階廊下)]

役人 ミハイル

[『取り込みやすい』場所に居る彼女は、
 男の誘いを断ることなく――

 夢を見ているような虚ろな瞳ではあるが、
 安らかな笑顔を見せた。


  ――あなたは天使ですか?

 その言葉には答えず、男もまた笑みを返し。

 そうして彼女はゆったりとした歩調で、階下へと。
 薄着の侭で表に出て行く彼女の姿は誰も気づけず。
 そして、彼女が何処へ行くのかも
 今はミハイルしか識ることは、無い。]

(194) 2013/06/13(木) 01:12:10[コテージ(二階廊下)]

雑貨屋 イェンニ

[階段を登るミハイルを見送り、…は厨房へと戻る。
鍋や包丁などの調理器具を確認する。
さすが大人数用のコテージというだけあって、
ここにある鍋は大きい]

 さて、始めますか。

[まずは鍋に水を入れて火にかける
その間に人参、タマネギ、ジャガイモなどなど
野菜をひたすら切る。]

 やーん、タマネギが目に沁みるわ…。

[常温放置のたまねぎは、切っているだけで
目に刺激を与え、思わず涙がちょちょぎれた。]

(195) 2013/06/13(木) 01:19:08[厨房]

雑貨屋 イェンニ

[鍋が沸騰したら野菜を入れて弱火で煮込む。
この辺りでミハイルは戻ってきただろうか。
そうなれば干し肉の調理をミハイルに頼んだだろう。]

 あら、缶詰はここにあるのね。

[…はサラダを作るためにレタスやタマネギを切って大皿に盛る。
何気なく棚を空ければ缶詰がごろごろと詰まっており、
ミックスビーンズとサワークリームも発見したため、
それとオリーブオイル、調味料を混ぜてサラダに乗せて完成とした。]

(196) 2013/06/13(木) 01:20:01[厨房]

役人 ミハイル



     ようこそ、――ドロテア。

[死の淵へと向かいゆく彼女の幸運を祈りながら、
 ミハイルは、再び階段を下る。

 人である事をやめてからも、
 男が両親と出会える事はなかった。



 同じものを失って尚、安らぎを求め旅立つ彼女は、
 どうか、どうか――幸せになって欲しい*]

(197) 2013/06/13(木) 01:20:08[コテージ(二階廊下)]

司書 クレスト、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/13(木) 01:20:34

司書 クレスト

― サウナ周辺→大部屋 ―

[流石に毎年このコテージを利用してるだけあって、
サウナの位置くらいは頭に入っている。
迷う事も無くサウナのある方向に向かう。]

 よっ、と……。

[結論からすれば、多いとは言えないものの、
薪を見つけることは出来た。
いま、暖を取るくらいは出来る筈だ。
とはいえ、もしもの事を考えれば、
そう多くも使えない気もするが。

束ねられている薪を抱え、
暖炉のある大部屋へ戻ろうとする。
もしもイルマが居たならば、
彼女も薪を運ぶ事を手伝ってくれただろうか。]

(198) 2013/06/13(木) 01:25:49[コテージ・移動]

役人 ミハイル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/06/13(木) 01:27:41

雑貨屋 イェンニ

 やだ、コンソメ入れるの忘れていたわ…。

[野菜が柔らかくなった頃に、
鍋の側に置いてある大事なスープの素に気づく。
最初に入れるはずだったコンソメを途中で入れたが大丈夫だろう。
それから取り出したチーズを鍋に入れて、水を足して再び煮る。]

 いいにおいがしてきたわ。

[コトコトと音を立て、鍋から良い匂いが厨房を満たす。
最後に調味料で味を調えてスープも完成した。
にんにくのたっぷり入ったチーズスープを飲めば、
すぐに体も温まることだろう。]

(199) 2013/06/13(木) 01:31:11[厨房]

司書 クレスト

― 大部屋 ―

 薪持ってきたけど、使うか?

[細い薪から太い薪まで、
様々なサイズの薪を抱えながら、部屋に居る者に問う。
もしかしたら、誰も居なかったかもしれないが。

どちらにせよ、暖炉の近くに薪を置こうと――]

(200) 2013/06/13(木) 01:32:07[コテージ・移動]

司書 クレスト

 ―― ぁ、

     [つきん]
                [つきん]


[瞳の奥が、熱い。何かが溢れてくるように。]

  [つきん]


                     [ずきり、]

(201) 2013/06/13(木) 01:34:06[コテージ・移動]

司書 クレスト

[がらぁん、抱えていた薪が、床に落ちる。
響く大きな音で、ハッと、我に返り。]

[今のは、いったい。]


 悪ィ、

[瞳の奥の熱も、痛みも、既に無い。
一度、手を目元に置いてから、
床に散らばった薪を拾い集め、暖炉の近くに置く。]

(202) 2013/06/13(木) 01:35:37[コテージ・移動]

役人 ミハイル

―厨房―

[>>196調理しているイェンニの独り言>>195は、
 厨房の前まで届いていたが、指摘すまい。]

  声をかけたが、無視されちまったな。

[体の良い嘘をつき、苦く笑う。
 そうして干し肉の調理を任されれば、
 適度な大きさに包丁で削ってからフライパンで炒めた。
 スープに使う野菜の切れ端の部分も切り、
 肉と共に炒めれば、量も多少は増せる。]

(203) 2013/06/13(木) 01:38:04[コテージ(厨房)]

雑貨屋 イェンニ

 あ、おかえりなさい……。

[>>203戻ってきたミハイルの気配に、
タマネギに泣かされた顔を隠すようにぐしぐしと腕で拭う。
しかしあまり効果がないようだ。]

 ドロテアちゃんの様子はどうでした?

[ずず、と鼻を啜りながら聞けば
無視されたと言う言葉に肩を落とす]

 ……そう。
 ドロテアちゃん、楽しみにしていたようだし…。
 今頃どうしてるのかしら。
 
[…はミハイルの嘘に、ふぅと溜息を吐く。
この雪の中、表に出ていたなどとは>>194
コテージの奥にある炊事場からでは気づくはずが無い]

(204) 2013/06/13(木) 01:53:19[厨房]

司書 クレスト

[マッチくらい、暖炉の側にあるだろう。
探せばすぐに見つかったそれを手にし、
手馴れた手つきで暖炉に火をつける。

そろそろ料理も出来上がる頃だろう、
食事の間くらいは、暖炉に火が灯っていてもいいだろうと思ったのだが。

細いものから順に薪をくべていけば、
次第に火は大きくなり、寒さも次第に薄れていく。
まだ濡れたままのパーカーを、
火が飛ばない程度の場所に置き、息をついた。]

 ……… 、

[先ほどの事を思い出すかのように、指が瞼に触れる。
無言のままにソファに座り込み、目を閉じた。]

(205) 2013/06/13(木) 02:01:54[コテージ・移動]

役人 ミハイル

  タオルで拭いたらどうだよ。

[腕で目を拭うイェンニの様に呆れた声を漏らす。
 落胆の露にするイェンニをよそに、
 調味料を肉野菜炒めに適量振りながら]

  祭が台無しになっちまったせいで、
  塞ぎ込んでるのかもねえ。
  俺じゃなくてイルマ辺りでも声かけりゃ出てくるかもな

[後で一緒に行ったらどうだ?と続けながら。
 味を見る目的で小皿に肉の切れ端と球菜を取り。]

(206) 2013/06/13(木) 02:03:52[コテージ(厨房)]

司書 クレスト

[祖母の膝の上で、何度も聞かされた話。]

[おまえの瞳は、まほうの瞳。
良しも悪しきも、すべてを見通すふしぎな瞳。]

[頭を撫でながら話してくれる祖母の事が、
とても、とても大好きだった。
当然、自分を邪険に扱う両親よりも。]

[おまえは呪われた子なんかじゃないわ。
わたしのかわいいかわいい孫よ。]


[――この瞳は、]

(207) 2013/06/13(木) 02:05:23[コテージ・移動]

司書 クレスト

[薄らと開かれた瞳が一瞬、色を変える。
それを見ていた者は誰も居ないだろうけれど。]

 ………ふしぎな瞳、なぁ。

[昔はずっと祖母の話を信じていたが、
今となってはただの作り話だったのだろうと思う。]


[ちいさく熱を持つ瞳の奥。それを、無視して。]

[料理が出来た際には、当然のように手伝うつもり。
暖かい料理を食べる事が出来たのならば、
乾きかけのパーカーを手に、
適当な空き部屋へと入っていった。

へっくしょい。
ひとりきりの部屋に、くしゃみの音が響いた**]

(208) 2013/06/13(木) 02:11:29[コテージ・移動]

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